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安倍元首相銃撃事件から見えてくること。その8。

2022年09月17日 23時59分50秒 | 政治
その7からのつづきです。

統一協会について、反社会的勢力と言葉を使いましたが「犯罪集団」という言葉でも良いかもしれません。
かつてオウム真理教が宗教法人法上の解散命令を受けたとき、世間の認識としてはすでに「犯罪集団」でした。
これまでに宗教法人法上の解散命令を受けた2例のうち、ひとつは「オウム真理教」、そしてもうひとつは「宗教法人明覚寺」です。

「宗教法人明覚寺」が解散命令を受けた理由は「水子の霊が憑いている」、「このままでは不幸になる」などと言って「霊視鑑定」などを行い、最初はそんな高くない金額からしだいに高くなり最終的には高額な「供養料」を何度も請求されるという「霊視商法」が詐欺商法とされ各地で損害賠償請求が起こり僧侶らが摘発されました。その後文化庁から裁判所に解散命令の請求が出て最高裁まで争われましたが棄却されて解散に至りました。
内容は「霊感商法」とほぼ同じです。

これとほぼ同じ「霊感商法」をやってきたのが統一協会なのですから、僕は統一協会が解散命令を受けても不思議ではないですし、むしろ受けるべきと考えます。

今週に入ってやっと立憲民主党の安住氏も解散命令に触れていますが、
報道特集では8月27日、その放映を承けた前回の記事(その7)が9月3日、それぞれで宗教法人法上の解散命令(宗教法人格のはく奪)の検討にすでに触れており、個人的には政治家もほかのマスコミも触れるのが少し遅いぐらいに思っています。
しかしながら、それでもやっとこのことに触れたくれたわけですから、今からでもこの議論は大いにやっていただきたいのです。むしろやらないといけない。

ほかのマスコミの報道は先週まで「宗教と政治家の関係」、「国葬の問題」についてがメインでおそらく上記リンクの記事が出るまではどこのマスコミもこの根本的で重要な問題に触れてこなかったように思います。
「宗教と政治家の関係」で言えば、それは反社会的な危険な団体として裁判所から認定もされている団体と政治家の関係なのであって、宗教と政治家の問題ではなく、それ以上に問題なのであって、今後解散命令が出れば政治家もそのような問題のある団体には関わらないようにする、さらなる明確な基準ができるようにも思いますし、問題性もさらに明確化します。
それでも統一協会に関わり続けようとする政治家や関係がズブズブだった政治家には政治から退いてもらえば良いことも明確化します。
そして、祖父の頃から統一協会とズブズブだった安倍晋三氏もしかりですし、日本の政界に悪影響を与えたと十分に認定できる人物の「国葬の問題」も、これはやってはいけないということが明確化するでしょう。

どちらにしても、この2つの問題の問題性が明確化し結論もほぼ決まってくる宗教法人法上の解散命令なのに、そもそもの「霊感商法」の被害も少なくなるはずなのに、ほかのマスコミはどこも大きく伝えようとしません。
上記リンクの安住氏発言の記事を検索すると、やはり一部のマスコミしか報じていません。上記リンクの時事通信、日本経済新聞、産経新聞、北國新聞、あとはネット系メディア。

先日、自民党が統一協会との関係があった議員について「自主点検」した報告がありましたが、おそらく真剣に調査するとエラいことになるのでしょう。それぐらい統一協会が政界に浸透しているとみるべきで、その統一協会が解散命令を受けるとなると影響がかなり大きくなるとマスコミが政界に忖度しているフシも感じなくもないわけで、もしかするとその影響如何によってはマスコミ自体も何かあるのかもしれません。

関連リンク。--------
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コロナ禍での医療機関での受診。

2022年09月17日 17時15分00秒 | 健康・病気
先週、更新が滞りました。
原因は体調不良でした。
新型コロナではありませんでしたが、熱が最高38.1℃まで上がりビビりました。
何せこのご時世ですから。
それと酷い下痢。
最終的には感染性胃腸炎だったようです。

とにかくどこの医療機関に診てもらうにしても、まずは発熱している限り新型コロナに感染しているかどうかを確認せねばなりません。
土日はまだそれでも市販薬でごまかしたり動けていたので呑気に構えていたのですが、いつまでも快方に向かわないので日曜の夕方ごろぐらいからやっと焦りだしてきて(←コラッ!)、かかりつけの病院や市の相談センターなどに電話をしていて発熱外来などを聞いていました。

翌日、実際に行こうとあらためて電話をすると予約で埋まっている発熱外来が2件ほど続いてこれまた焦ったのですが。3件目で何とか予約を取ってPCR検査を受けました。
そこでは検査だけだったので、陰性の結果書類をもらってあらためてかかりつけ医へ。
薬をもらったのですが、それでも快方に向かわなくて、さらに翌日別のかかりつけの病院(日曜日に電話したところ)へ行き、さすがにこれまでの数日まともに食べていなかったので点滴(ソルラクト)をしてもらい別の薬をもらい、それを今も服用しています。
今のところ、順調に快方に向かっていますがまだ様子見です。
感染性胃腸炎は長いと完治するまで2~3週間ぐらいかかるらしいです。
しかし、確実にお腹が変にグリグリするのはなくなりました。


今回感じたのは、日常的に人間という生き物は調子が悪くなると発熱するものですが、その発熱自体が医療機関への受診に高いハードルになってしまっていることに、この新型コロナへの対応の難しさ、医療機関の混乱が起こっていることに今さらながらさらなる認識に至りました。

それに対して実際、日本の行政はうまく対応しきれているのかと言えば、塩野義製薬「ゾコーバ」承認の件やHER-SYSの入力業務過多による全数把握の見直しのニュースなどを見ていると、そうでもなくどことなく流れる行政の保身の意識が現場の混乱を生んでいるように思えますし、ではそれに対して国民は厳しい目でそれを評価しているのかと言えば、そもそも行政にすら興味がないわけですから変に「おまかせランチ」状態で、行政が成功していても失敗していても次の選挙には行かず評価せずで、いつまでも行政は危機感を持たずに保身だけを優先し、いつまでも現場は混乱する…。(そして、重要な現場に人材は育たない残らない。)という無限ループ状態ですね。

いや、なかにはもちろんちゃんとやってらっしゃる人はいます。確実に。
ご自身のお住まいになる市町村の首長、議会の議員などの名前を近所を歩いていれば目にすることがあるかと思いますが、やはり普段から覚えておられて、特にこのコロナ禍でどのように行政として対応されているか、行政に携わる人間としてふさわしいかどうか、普段からチェックしておかれることです。そして、それを次の選挙で投票行動に反映させることが民主主義として非常に重要で尊いことです。
間違っても、首長や議員の立場を利用して自身だけ良い目に合っているような人間にその資格がないことは今や小学生でもわかることですから。


さて、最後になりましたが、期待していた読書の皆様には先週更新ができなかったことにお詫びいたします。申し訳ありません。
体調がまだ万全ではないので、しばらくの間、更新はこれまでのように「毎週」にならない可能性があります。そのあたりもご了承ください。
ボツボツ続けていきます。(ま、そういうブログですが…)
今度とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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