11年前の今頃、皆様はどうしておられましたか?
昨日で東日本大震災から11年となりました。
僕は前夜、23時30分過ぎに西新宿の職場を出て、千駄ヶ谷の当時暮らしていたマンションまで歩いて帰りました。
帰宅難民ではありましたが、2~3時間、もしくはそれ以上の時間をかけて歩いて帰った皆様にくらべれば、たいしたことはありません。
それでも職場を出た時に歩いて帰らねばならないことはわかっていましたから、街の状況を写真に撮りながら帰りました。(→昨年の記事参照。)
途中、立ち寄ったコンビニでは一部商品がなくなっており、レジの店員さんにガスで加熱が必要なうどんを買わないほうがいいと勧められたことで周辺でガスが止まっていることを知り、帰り着いたマンションはエレベーターが止まっていたので9階まで階段でのぼり、家に入ったらやっぱりガスは使えずお風呂は入れませんでした。
帰ってからは就寝しようとしても余震が続いていたので怖くてテレビが消せませんでした。
翌日3月12日夕方、買い物(これも一部の商品を調達するのに苦労)から帰ってきて、マンションの廊下から六本木方面を眺めてみると、東京の街は生気を失っているようでした。まさに街が青ざめているような感じ。
テレビを見ると、福島第一原発1号機が爆発したことを知りビックリしました。
そんなことを思い出させるような、その時に感じた怖さをまた感じさせるような、ウクライナの原発をロシアが攻撃したとの報道。
その時攻撃されたザポロージェ原発はヨーロッパでも最大級の6基の原子炉を備える原子力発電所。放射能漏れが起きれば福島第一原発の事故よりも世界への影響は大きくなる可能性があります。
また先日もすでにロシアが制圧しているチェルノブイリ原発の電源が断たれたとの報道(現在は復旧とのこと。)に再び怖さを感じました。
そして、東日本大震災から11年のこの時期に、そんなことをしでかすそのタイミング。日本に対するけん制のひとつなのか?
ロシアの日本に対するけん制は他にも、先日も北方領土に進出する企業に税制の優遇をすることが決められたり、昨日はロシア海軍の艦艇10隻が津軽海峡を通過しています。
いったい何を考えているのか?
先日、こんなことも書いていますが冗談抜きでロシアの動きはニュースなどで注意深くチェックされていたほうがよろしいかと思います。
何らかの形で生活に影響が出てきているわけですから、ロシアとウクライナの間のこととそれに伴う世界の動きは先日から書いていますが他人事や対岸の火事ではありません。
そして、さらに「はぁ?」と思ったのがApple。
こんな戦争の最中にミリタリーの色を連想させる緑色「アルパイングリーン」の iPhone13 を発売するとのニュース。
前々から予定されていたのでしょうが僕は「Appleがこれ、ちょっといいのかな?」と思ってしまいました。
戦争がなければ、「維新専用iPhone」とつまらない冗談を言って終わっていたのでしょうが、これは本当にどうなのでしょうか?
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