今日のTBS「報道特集」を観ました。
どうも岸田政権になっても、この不備ループの問題は変わらず存在しているようです。
「報道特集」でも今年夏頃に取り上げていましたが今回あらためて取り上げているぐらいですから、本当に問題は深刻です。
そもそもコロナ禍の中、国民の生活を「持続化」させるためにやっている支援金制度が、申請する際に必要となる書類の「不備」を理由に突き返され、その不備理由も具体的に明確化されず、何十回も書類を送りなおしても突き返される「不備ループ」。むしろこちらのほうが「持続化」しているようです。
今回取り上げられていた実際に「不備ループ」に遭ったお二方は、16回と21回。そして、どちらの方にも最終的に「給付せず」との通知が。
いったい国は何をしているのか?
いったいの国民に何をさせているのか?
そして、何よりも、
本気で国民を救う気があるのか???
そもそも、決められた条件に合致する人は受給できるはずの支援金。
いろいろと不正受給があるのはわかりますが、基本的には前向きに給付すべきであり、書類不備を理由にありえないような量の追加書類の要求とその書類にマーカーなどの印を膨大につけさせるありえない手間など、普通に受け取れば「給付する気なんかないんじゃないの?」と思わせる状態、ある意味、こういう時のためにこれまで税金を払ってきているようなものなのに、言ってしまえば、国家による詐欺のようなものを感じます。
逆に、岸田総理も何よりもこのようなものから改善に着手していけば支持率があがりそうなものなのに、なぜかそうではありません。
また子育て支援の10万円にしても半分の5万円分を、なぜか膨大なコストがかかるクーポン券での支給にこだわっています。
おそらくこの部分に関しては何らかの「利権」が絡んでいるんだろうと推測していますが、同様にこの「不備ループ」のほうも何らかの「利権」が絡んでいるのかもしれません。
どちらにしても、まだ困っている人が多くいる「不備ループ」の問題。
そのほとんどが個人事業者主のようで中小の法人に比べればこれも弱い立場の皆さんが陥っている問題で、コロナ禍の中、この弱い立場の皆さんの問題がほかにもいろいろと散見される中、ひとつでも多く早く解決すること願ってやみません。
本当に、国・政府にはもっともっと柔軟に迅速に動いていただきたいです。
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