独り合点(ひとりがてん)

きもの業界をステージとした、ビジネスと生活スタイル、および近況。

浅野さん、来る!

2006-11-03 | 月刊アレコレ

福岡から、帯の岡野の浅野さんが来社。きものを着てきた、それだけで嬉しい。福岡では有名な月3日だけ、きものを格安で放出する質屋さんがあって、そこで3,000円で買ったという片貝木綿を着て。この秋から会社、特に幹部が皆きものを着ようということで、着てるんですとさりげなく。昨日が昨日ですから、嬉しい。僕らの年代になると、きものをきちんとルール通り着なければ、という思いが強いが、浅野さんは30前。実に自由で、下着はTシャッ、帯は自分で織った?夏物。すごいかっこいい。それにしてもよく勉強してる。商品をよく知っている。話していて、面白い。木綿に合う無地の博多献上を作りたい、ということで電話で話し合ってきたのですが、どうも話がかみ合わず、東京に出てきたついでに寄ってもらったが、はなしはトントン拍子。高付加価値商品を開発してきた岡野さんでも、店頭用に商品開発を進めてゆこうと思っていた矢先とのことで、もしかしたらコラボレーションできるかも。12月の再会が楽しみです。

雑誌「IN RED」11月号には「着物でおよばれドレスアップ」と8ページの特集。きものは市田、ユナイテッドアローズ、灯屋2、荒川、撫松庵の商品。この出品は今までありえなかった構成。編集者がすごい、というかこの顔ぶれが当たり前の世界になってきた、というのは衝撃。ぜひご覧になってください。