「夜寝る時はおじいちゃんとおばあちゃんと一緒に寝てるねん」
無事に田舎にたどり着いたチーちゃんは電話口でケロケロと笑いながら言った。
祖父祖母がいるとはいえ
まだ小学校3年生のチーちゃんにとって
涼しくて静かなまだ「暗闇」という言葉が使用可能な夜は
ホームシックになるには十分すぎる環境であって
毎晩電話をかけてきてはその日のできごとと寂しさを報告してくれる。
昨夜はたまたま早く帰ったので僕が電話に出た。
「あ~っ!パパやぁ~!」
耳が痛いほどの勢いでマシンガンは放たれた(笑)
「あんな、あんな今日なおばあちゃんと一緒にな…」
「そんでな、そんでなその後はな…」
「ちゃうねん、ちゃうねんそうじゃなくてな…」
受話器をちょっと耳から遠ざけて相槌を打つ。
「…やってん。ってパパ聞いてる?」
「聞いてるってば」
ちゃんとチェックを入れてくる抜け目のないオンナ、チーちゃん(9歳)
誰に似たのか先が思いやられる(爆)
着いた日の事や前日の様子は嫁さんから聞いていたのだけれど
チーちゃんのおしゃべりは止まず、
昨日の出来事や一昨日の出来事を思いつくままに話してくれる(笑)
ひとしきり話し終えると満足したのか電話を切ろうとするので(笑)
「ちょっと待ってよ~」とストップをかけ聞いてみた。
「寂しいんちゃうの?」
するとややトーンダウンしながら
「うん、夜になると寂しくなんねん…」
う~っ!愛いやつめ!(笑)
「パパに会えなくて寂しいでしょ?」
「うん、だから今日電話でしゃべれて嬉しかった」
かぁ~っ!もうパパメロメロ(爆)
「パパの大事さわかったやろ?」
「うん…」
「もうこれから『意地悪パパ』とか『ひよこパパ』とか言わないでね(笑)」
『ひよこパパ』はチーちゃんがまだ幼稚園の頃
僕が散髪から帰ってきた時に短くつんつんの髪の毛を見て
「ひよこみたい~っ」と言った時に爆笑しちゃったもんだから
それ以来調子に乗ってそう呼び続けているあだ名。
家の中ではかまわないが
外出した時などに大声で「ひよこパパ~」とか呼ぶので
ほとほと困っているのである。
「ん~ それは無理」あっさり拒否するチーちゃん(泣)
「それに…パパうそつきやし」
おや、まだ根に持ってたんか?(笑)
「はぁ?何でよ~ パパは冗談は言うけど嘘は言わんで!」
そう切り返すと
「だっておじいちゃんが言うてたもん」
「何を?」
「パパ子供の頃、夏休みの宿題やってへんかったんやろ?」
どっひゃー!
チーちゃんには田舎に帰るまでに夏休みの宿題を終わらせるように
かなりきつく言ってやらせていたのだけれど
その時に「パパはちゃんとやってたん?」と聞くから
つい「当たり前やん。パパは8月入ったらのんびりしてたで」と言ってしまったのだった。
「おじいちゃんがな『パパが8月のんびりしてたのは早めに宿題やったからじゃなくて、全然やらんかっただけや』って言うてたもん!」
くっ…
まさかこんなところに敵がいようとは…
しかも敵は親父だったなんて(爆)
「だからこれから『うそつきパパ』って言うわ(笑)」
「えー? そんなぁ~」
「他にもパパの子供の頃の話いっぱい聞いとくわ」
「お願い!それだけはやめて~!(爆)」
いやね、身から出た錆といいますか…
確かにね、夏休みの宿題なんて一切やらずに遊びまくって
2学期に入ってから友達の丸写ししたのは事実ですけども(事実なんかいっ 爆)
親父さんよ…
だからってそれをそのまま孫に言うこたぁないだろ…(泣)
背後から親父とお袋の大きな笑い声が聞こえる…
いかん…何と言っても僕の両親である。
このままほっておいたらある事ない事言うに決まっている(笑)
チーちゃんが変な知恵をつけてしまう前に
一刻も早く敵の手から奪還でねば!(笑)
そんなわけで
12日から15日まで田舎に帰ることにしました。
出発は12日午前4時。
早朝に奇襲をかける作戦である(笑)
無事に田舎にたどり着いたチーちゃんは電話口でケロケロと笑いながら言った。
祖父祖母がいるとはいえ
まだ小学校3年生のチーちゃんにとって
涼しくて静かなまだ「暗闇」という言葉が使用可能な夜は
ホームシックになるには十分すぎる環境であって
毎晩電話をかけてきてはその日のできごとと寂しさを報告してくれる。
昨夜はたまたま早く帰ったので僕が電話に出た。
「あ~っ!パパやぁ~!」
耳が痛いほどの勢いでマシンガンは放たれた(笑)
「あんな、あんな今日なおばあちゃんと一緒にな…」
「そんでな、そんでなその後はな…」
「ちゃうねん、ちゃうねんそうじゃなくてな…」
受話器をちょっと耳から遠ざけて相槌を打つ。
「…やってん。ってパパ聞いてる?」
「聞いてるってば」
ちゃんとチェックを入れてくる抜け目のないオンナ、チーちゃん(9歳)
誰に似たのか先が思いやられる(爆)
着いた日の事や前日の様子は嫁さんから聞いていたのだけれど
チーちゃんのおしゃべりは止まず、
昨日の出来事や一昨日の出来事を思いつくままに話してくれる(笑)
ひとしきり話し終えると満足したのか電話を切ろうとするので(笑)
「ちょっと待ってよ~」とストップをかけ聞いてみた。
「寂しいんちゃうの?」
するとややトーンダウンしながら
「うん、夜になると寂しくなんねん…」
う~っ!愛いやつめ!(笑)
「パパに会えなくて寂しいでしょ?」
「うん、だから今日電話でしゃべれて嬉しかった」
かぁ~っ!もうパパメロメロ(爆)
「パパの大事さわかったやろ?」
「うん…」
「もうこれから『意地悪パパ』とか『ひよこパパ』とか言わないでね(笑)」
『ひよこパパ』はチーちゃんがまだ幼稚園の頃
僕が散髪から帰ってきた時に短くつんつんの髪の毛を見て
「ひよこみたい~っ」と言った時に爆笑しちゃったもんだから
それ以来調子に乗ってそう呼び続けているあだ名。
家の中ではかまわないが
外出した時などに大声で「ひよこパパ~」とか呼ぶので
ほとほと困っているのである。
「ん~ それは無理」あっさり拒否するチーちゃん(泣)
「それに…パパうそつきやし」
おや、まだ根に持ってたんか?(笑)
「はぁ?何でよ~ パパは冗談は言うけど嘘は言わんで!」
そう切り返すと
「だっておじいちゃんが言うてたもん」
「何を?」
「パパ子供の頃、夏休みの宿題やってへんかったんやろ?」
どっひゃー!
チーちゃんには田舎に帰るまでに夏休みの宿題を終わらせるように
かなりきつく言ってやらせていたのだけれど
その時に「パパはちゃんとやってたん?」と聞くから
つい「当たり前やん。パパは8月入ったらのんびりしてたで」と言ってしまったのだった。
「おじいちゃんがな『パパが8月のんびりしてたのは早めに宿題やったからじゃなくて、全然やらんかっただけや』って言うてたもん!」
くっ…
まさかこんなところに敵がいようとは…
しかも敵は親父だったなんて(爆)
「だからこれから『うそつきパパ』って言うわ(笑)」
「えー? そんなぁ~」
「他にもパパの子供の頃の話いっぱい聞いとくわ」
「お願い!それだけはやめて~!(爆)」
いやね、身から出た錆といいますか…
確かにね、夏休みの宿題なんて一切やらずに遊びまくって
2学期に入ってから友達の丸写ししたのは事実ですけども(事実なんかいっ 爆)
親父さんよ…
だからってそれをそのまま孫に言うこたぁないだろ…(泣)
背後から親父とお袋の大きな笑い声が聞こえる…
いかん…何と言っても僕の両親である。
このままほっておいたらある事ない事言うに決まっている(笑)
チーちゃんが変な知恵をつけてしまう前に
一刻も早く敵の手から奪還でねば!(笑)
そんなわけで
12日から15日まで田舎に帰ることにしました。
出発は12日午前4時。
早朝に奇襲をかける作戦である(笑)