jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

乗り切れない週末

2005年05月30日 | 家族
土曜日、仕事を終えて帰宅して
ご飯食べた後チーちゃんと一緒にお風呂入って
そのまま「瑠璃の島」「エンタの神様」とチーちゃんのお気に入りコース。
「瑠璃の島」はチーちゃんが一番ハマっているドラマで
コブクロのテーマ曲を入れてくれとせがまれ
自分でPCの壁紙をDLして使っているほど(笑)

チーちゃんはドラマの中で照明さんが亡くなるシーンで号泣。
相当ショックだったようで日曜になっても
「照明さん死んだらアカンのに…」と泣きだすほど。
ちょっと感受性強すぎるような気もするが…(苦笑)

女性の涙にはとことん弱いjumpさん。
号泣するチーちゃんを抱き寄せてヨシヨシしながらエンタを見る。
その姿を見て嫁さんがお決まりの一言
「ホンマにパパは女の涙に弱いなぁ…」

エンタでも陣内ファンのチーちゃん。
その日のネタは最高に面白くて泣きながらゲラゲラ笑う(笑)

エンタ途中だったけれど眠くなったのか
涙目で「パパ一緒に寝て」と…
あぁ、やっぱり女性の涙には勝てないっ(爆)
添い寝しているうちにそのまま眠ってしまった。

夜中に目を覚ましてのそのそネット開始(苦笑)
その時点で裏ムニロに気付き愕然とする僕…
あぁ、今夜はみんな楽しんでいたのだなぁと
嫉妬心と後悔と自分のふがいなさで悶々とする(爆)

二階からニパちゃんの激しい夜泣き。
たまらず全員起き出してくる。
何とかなだめようと手を出すが
「ママ!ママ!」と激しく泣きじゃくる…
嫁さん以外どうにもできない。
自分の無力感を痛感しながらチーちゃんと一緒に布団に潜った。

日曜日は9時に起こされた。
ニパちゃんは夜中の大泣きがウソのように
晴れやかな笑顔で僕の顔をペチペチ叩く。

嫁さんは昨夜の夜泣きで寝不足なはず。
「ママ起こしたらあかんから下行こう」
娘二人に朝食を食べさせた後
お店屋さんごっこに付き合う(笑)
僕はめっちゃあくどいお店屋さんになる(爆)

チーちゃんは午後からお友達と遊ぶ約束を取り付けた
その前にお昼ご飯を食べさせておかなきゃならない。
もやしとウインナーを炒めただけのオカズに
昨夜の残りのご飯で簡単に済ませた。
手抜きオヤジですまぬ(笑)

チーちゃんが出かけるのにあわせて
ニパちゃんを着替えをさせてお散歩に出かける。
いつも行く近所の公園。
チーちゃんの友達も来てしばらく遊んでいたのだけれど
紫外線の強いこの時期に
火傷後のニパちゃんは長くは置いておけない。

30分ほどで切り上げて帰宅すると
嫁さんが起きてきていてトーストをかじっていた。

ニパちゃんを二階に連れて行ってお昼寝をさせる。
嫁さんは今日は何もしない作戦のようだ(笑)
お昼と朝の分の洗い物を済ませて僕は散髪に出かける。
思いっきりサッパリして帰宅途中にチーちゃんに会う。
「パパ!その頭ひよこみたい!」
ヒヨコて…
チーちゃんのお友達にも笑われてかなり凹む(爆)

帰宅後コーヒーを飲みながらしばし嫁さんの愚痴聞きタイム…
肩を揉んでいたらそのまま嫁さんはお昼寝モード(苦笑)

僕はラグビーを観ながらネットをウロウロ。
途中で雨が降り出したんで慌てて二階に駆け上がる
洗濯物を室内に取り込んでいたらニパちゃんがお目覚め。
階下に下りるといきなり日本がチャンス!
ニパちゃんほったらかしでラグビー観戦(爆)

フランス流を取り入れた今のジャパンのラグビーは面白い。
バックスの展開は可能性を感じさせてくれる。
が、しかし攻撃体勢に入るのが遅すぎ…
終了間際にトライをあげて追い上げるも敗戦。
一気にテンション急降下(苦笑)

そうこうしている間にチーちゃんが帰宅。
晩御飯何にしようと相談しながら買い物に行く事に
家族4人歩いてスーパーへ。

「今夜は鉄板焼きにせえへん?」
僕のリクエストは賛成多数で可決。
調子に乗ってワインを購入(笑)
買い物中に友人からのメール。
何度かやり取りしている間に家族とはぐれる(笑)
チーちゃんに怒られて反省。

にぎやかで楽しい食卓。
ホットプレートの上には鶏、牛、豚、羊と様々な肉と野菜
エビ、イカ、タコのシーフードにポテトのベーコン巻きなど
何でも焼いて何でも食べる。
安物の辛口の白ワインもとても美味しい。
〆は焼きうどんで。

食後はいい感じにワインがまわってきて
ニパちゃんのオモチャのカラオケで童謡を熱唱!
それにあわせて踊る娘達。

「パパ今日はハイやなぁ…」
呆れる嫁さん。

娘達を風呂に入れて家族は就寝。
僕はF1を観戦。
ライコネンの事故にヒヤっとする。
タイヤに関するレギュレーションはマズイんじゃないか?

午前2時。
眠ろうと思って二階に上がると
またもやニパちゃんが夜泣き。
やっぱりパパは無力なようで
嫁さんがニパちゃんを抱いて階下に下りた。
何の役にも立たない自分が腹立たしいやら悔しいやら。

階下から聞こえるニパちゃんの泣き声に
胸を締め付けられながら眠りについた。

浮いたり沈んだり
忙しいのかのんびりしているのか
何だか乗り切れないまま
5月最後の週末は終わった。

刈り上げた首筋がやたらと涼しい(爆)

2005年05月28日 | サッカー
もう語りたくもないのだけれど
だったら書かなきゃいいとも思うんだけど
書いておきたい気持ちもあって…

昨日のキリンカップ日本-UAE戦。
結果はご存知の通り0-1で負け。
キリンカップ2連敗で最下位という結果。

最終予選でなくて良かったとは思うものの
やっぱりこの結果は受け入れ難い。

なんだかんだ言っても
来週にはアウェーでバーレーンと戦わねばならないのだ。

今大会の結果は結果として受け止め
反省し課題を克服してもらいたいのだけれど
心配なのはそれで萎縮してしまう事。

そこで
ジーコも選手もいっそのこと開き直っちゃいましょう!

カウンターで1点取られてもいいんですよ。
2点取ればいいだけなんですから

攻めの形は作れても点が取れないなら
無理して展開させないでゴール近くでFKいっぱいもらいましょう。

どうせ枠に飛ばないなら
どんどんシュート打って数打ちゃ当たるでいきましょう。

日本のサッカー
早いパス回し
お互いの連係
そんなの考えてたってしょうがないじゃないっすか。

サッカーなんてルールは簡単でシンプルなんだもん
相手のゴールマウスに相手より沢山ボール入れればいいだけなんだから。
もう形とかどうでもいいんですよ。

ただひたすらにボール蹴って走りましょう。

つまんない事考えてプレッシャーで萎縮するなら
何も考えずにボール蹴ってる方が何倍もマシ。

バーレーン戦は開き直って行きましょう。
何となりますって。

忘れてた(汗)

2005年05月27日 | 家族
もう今日じゃん(爆)

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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:日本/国立霞ヶ丘競技場
   目標:UAE
   時間:2005/05/27 19:20(日本時間)
   作戦名:ガセ情報正直スマン
   地上波:日本テレビ系列
  -----------------------------------------
  解説
  ・武田修宏 北澤豪
  実況
  ・鈴木健/日本テレビ

玉ちゃんの負傷でチャンスが巡ってきた大黒。
これを活かす事ができるのか?

左サイドはアツ?
右サイドカジくん出来次第では…

ボランチ戦争
小野、稲本、福西、遠藤
それぞれに個性があっていい競争になっている。
いっそ4ボランチなんて布陣はいかが?(爆)

などと悠長に語っている場合ではない。
実は
食う軍的に何の準備もしてないのだよ
油断してましたよ
ごめんなさい。

っつーことで
今日は仕事になんないから
ごめんね、会社。

追伸
会社側からの回答
「何をいまさら…」

丁寧に戦いましょう

2005年05月23日 | サッカー
「今日のお昼ご飯は僕が作るよ」
もちろん家族の誰一人として反対する者はいない。

5月22日日曜日の正午だった。
キリンカップサッカー 日本-ペルー戦に向け
家族に悟られないように「食う軍」活動は開始された。

こちらを参考にして
http://www.umamikyo.gr.jp/recipe/menulist.asp?Page=1&Start=0&ListId=1023
本格的なペルー料理はできないが
ポテトのチーズ焼きと鶏肉のピラフを作る事にした。

まずはポテトの皮をむきレンジでチン。
グラタン皿に並べて上からとろけるチーズを乗せてオーブンでチン。
チン2回で完成という大胆な料理(爆)

鶏肉のピラフも簡略バージョンで
本来なら炊き込むのだろうが残りご飯が沢山あったので
混ぜ込みにしてごまかす事に(笑)

混ぜ込む具を作る。
鶏肉、人参、ピーマンを刻んで炒める。
水とコンソメをくわえて炒め煮の状態に
水分が少なくなってきたところに塩、コショウで味を調える
隠し味にだし醤油をひと回し。
最後にちょっと多めにバターを入れ溶かして火を止める。

ジャーからボウルにご飯を移し具を切るように混ぜ合わせる。
おお~まさしくピラフだ!
バターの風味が香ばしい。

隠密作戦故写真を撮れなかったのが残念なほどの出来(爆)
嫁さんも娘たちもペルーへの攻撃だと知らないまま完食!
我ながら見事な作戦だ!

さて
肝心の試合である。

結果はご存知の通り0-1の負け。
ペルーの狙いどおりの展開で負けた。

悲観する事もないが
合格点も与えられないという
何とも味気ない試合だった。

前半から三浦アツの右サイドサントスの左サイドと
いつになく両サイドからの攻撃が組み立てられていたのだけれど
肝心のペナルティエリアの中では日本は全く仕事をさせてもらえない。
ペルーのディフェンス決して中央を空けることはなく高くて固い。

小笠原は動きはキレていたが
鈴木、玉田の両FWと共に仕事がさせてもらえない。
遠藤、アツのいいシュートはあったものの
全てペナルティエリアの外から打ったもの。
これでは相手にとって脅威は与えられない。

迫力の無い攻撃を繰り返して前半を終了。

後半に入って玉田に代わって大黒登場。
動きがいい。
相手のディフェンスラインの裏に飛び出す動きでチャンスを作るも
トラップミスや空振りなどでチャンスを潰す。
福西-大黒ラインのタテのパスがいいチャンスを生み出す。
しかし点にならない。

試合後ジーコも言っていたが
やはり枠に飛ばないシュートが目立つ。
ゴールの枠内にボールが行かない限り絶対に得点にはならない。

稲本の投入でさらに攻撃的な布陣に。
稲本の直線的なドリブルは迫力満点(笑)

何度かチャンスを作るが
前半に比べると中央一辺倒な印象になる。
どうも極端なんだよなぁ。

何度と無くチャンスをつくるので
点が取れそうなイメージを持ってしまう。
きっとピッチも同じだっただろう。

後半ロスタイム
やたらと前がかりで全員が攻撃モード!
勝ちたいというより点を取りたいという意識が伝わってくる。
そこでくらったペルーのカウンター。
坪井がスピードで振り切られた。
ヨシカツも間に合わない。
丁寧な右足アウトでのループ。
ボールはゴールの枠にゆっくりと吸い込まれた。

決定力不足なんてのは今さら言う事でもない。
いつの時代もFWはファンの期待以上に点を取ることはできない。

昨日の日本に足りなかったのは
ゴール前での丁寧さだったような気がする。
パスやボレーなどダイレクトプレーでも丁寧に扱う事はできるはず。
積極的にゴールを狙うというのは勢いや力任せで良いという事ではない。

ジーコの言うようにゴールへのパスのイメージ。
パスは丁寧に繋げるのにゴール前にくるとドタバタした印象になってしまう。
丁寧に枠に飛ばせばこぼれ球を狙う事もできるし
こぼれ球を拾えばチャンスは広がるはず。

大黒の試合後のコメント
「やはりシュートを外したのはよくなかった。これからまた練習しないと」

ジーコはそれでも大黒をベンチスタートにするのだろうか?




アンセム

2005年05月20日 | サッカー
久々の食う軍出撃命令!
W杯最終予選に向けての大切な試合である。

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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:日本/新潟スタジアムビッグスワン
   目標:ペルー
   時間:2005/05/22 13:30(日本時間)
   作戦名:なぜに若槻
   地上波:日本テレビ系列
  -----------------------------------------
  解説
  ・武田修宏 北澤豪 若槻千夏
  実況
  ・長谷川憲司/日本テレビ

若槻の解説起用は疑問が残るがまぁいいだろう。
サッカーは「足さきっちょ」のスポーツだしね(意味不明)

さて、このペルー、UAEとの2試合は日本代表にとって
最終予選に向けての重要な調整であり
ここで上手く仕上げられるかどうかで最終予選の戦い方も見えてくる。
日本の苦手な南米と中東という相手もテストにはもってこいだ。

食う軍的には
今日も会社でペルー料理の調査(笑)
じゃがいもやトマトを使って
あるいは鶏肉のシチューや炊き込みご飯で攻め様か。
ここは是非日曜の昼食を僕が担当することで
直前攻撃を仕掛けてみたい。

緊張感が高まる
スタジアムの歓声が
FIFAアンセムが
頭の中を駆け巡る。
この焦燥感
勝利への渇望!

そうだ!
食う軍アンセムなんてのもあったらいいかもなぁ

貪欲に勝利を狙うべく
僕らは空腹な野獣にならねばならない。

そんなわけで
ペルー戦の食う軍アンセムにこれを提案したい。

♪どぉしって おっなかっがペルーのっかな?

あ、

石は投げないで下さい!

去り行く春に

2005年05月19日 | 生活
今さらな気もしますが
昨夜は行く春にトドメを刺しました(笑)

帰宅後ニパちゃんを風呂に入れた後
(患部を保護すればお風呂入れるまで回復しました!ありがとう!)
嫁さんがニパちゃんに薬塗ったり着替えさせたりと
バタバタしてたんで
自分で晩飯の支度をする事にした。

台所に行くとボウルに入った山菜と
ビニール袋に入った小麦粉と
フライパンにたっぷりのサラダ油。
「おっ!山菜の天ぷらだ!」と小躍りする僕(笑)

気付くとフライパンに火が入れっぱなし!
慌てて火を止めて油の温度を下げる。
このまま放っておいたら危ないところだった(笑)

「自分で天ぷらできる?」と嫁さん
ふんっ、僕を誰だと思っているのかね?
「うん、たぶん大丈夫だと思うよ」と謙虚に答える僕(笑)
「んじゃ、自分でしてね」と居間に戻る嫁さん。

へっへっへ
田舎から送ってきた春の名残。
他人に調理させてなるものか(爆)

そろそろいいかなと小麦粉をつまんで油に落とす。
ん、いい感じ。

まずは立派な「たらの芽」から
軽く小麦粉をまぶして余分な粉を落とし
小さなトゲの抵抗をものともせず
サラダ油の海に滑り込ませる。
天ぷらというよりは素揚げに近い。

ジョワッ!
パッと細かい泡が広がり小気味いい音が響く。
続いて2個目、3個目と滑り込ませる
ジョワッ!
ジョワワッ!
フライパン一面に天ぷらの花が咲く。

一気に山菜を入れたので油の温度が下がる
火加減を調節しながら待つ。
最初に入れたたらの芽を取り上げ油を切る。

美しい!
鮮やかな緑色!

第一弾のたらの芽たちを次々と
キッチンペーパーを敷いた皿に並べて行く。
顔は自然にニヤけている。
口元には早くもよだれ(爆)

第二弾は小さめのたらの芽。
こちらは第一弾よりも時間は短めでサクッと揚げる。

たらの芽が終わると次は「こんてつ」
これは一般的には「コシアブラ」という木の芽。
父の実家が岐阜県恵那地方なのだけれどそこで教えてもらった。

「こんてつ」は普通の里山のいたるところにあって
まだ他の人には知られていないようで採り放題だった。
最初の頃はあっと言う間に「びく」いっぱいになるのが楽しくて夢中で採った。
たらの芽のように低木の上に出た芽を摘むのだけれど
見た目が漆の木にそっくりなので要注意。
芽をポキリと折ると「うど」にそっくりな香りがする。

こんてつはたらの芽ほどごつくなくて
葉も茎も細くて柔らかなので
揚げるというよりも油に通すといった感覚で。

小麦粉をごく軽くまぶしさっと油にくぐらせては皿に盛る。
葉のサクサク感がたまらなく食欲を誘う!

全て揚げ終わる頃には
嫁さんがすっかり食卓の準備を整えてくれていた。
塩と天つゆを両方用意してもらった
一人だけの食卓なのに豪華な山菜の天ぷら。
同じく田舎から送ってきた馬肉の燻製をスライスしてもらい
日本酒は冷で。

まずは一番最初に揚げた立派なたらの芽を
塩も何もつけずにそのまま一口。
サクッと前歯に軽快な音と感触が伝わり
そのまま上の歯と下の歯をあわせるべく口を閉じると
サクサク感がホクホク感に変化していく。
コクンと噛み切ると鮮烈な春の香りと苦味が口いっぱいに広がる!

素晴らしい。
絶妙の揚げ具合(爆)

山菜は口腔全体で味わう食べ物だ。
歯ざわりも香りも味も食感も。
たらの芽の残り香漂う中に冷えた日本酒を流し込む。
辛口の酒は春の香りをまとって喉に流れこんでいく。
五臓六腑にたらの芽の香りがしみわたる。

こうなったらもう止まらない(笑)
時には塩であるいは天つゆで
小さなたらの芽は一口で
こんてつの軽快なサクサク感と
たらの芽に負けない香りと豊かな味わいで酒が進む。

鼻腔の奥が山菜の強烈な香りにおぼれそうになる。
そこで馬肉の燻製の登場だ。
燻された馬肉は柔らかくてクセがなく
噛むほどに肉の味が出てくる。
これがまた酒を呼ぶ(笑)

チーちゃんとニパちゃんが呆れて見守る中
野生に戻ったように夢中になって食った。
ここは「食べた」ではなく「食った」である
いやむしろ「むさぼり食った」と言いたいくらい(笑)

大阪はもうとっくに春は過ぎ去ってしまったけれど
田舎から届いた最後の春の便り。

すっかり空になった皿を前に
その余韻をもういちど噛み締めて
行く春にトドメを刺したのだった。

そういえば去年も山菜の記事書いたような気が…

あぁ、来年まで待てない(爆)

家族の風景

2005年05月18日 | 家族
駐車場に車を停めたのは19時半少し前。
普段ならまだ会社でPC叩いてる時刻。

まだ明るいうちに会社を出た妙な罪悪感と
夕方のラッシュに揉まれて逆立った気持ちを
クールダウンしながら家まで歩いた。

玄関を開けるとにぎやかな声
明るい電灯とまだ暖かいスープの香り

「ただいまー」と僕
「おかえりー!」とチーちゃん
「でぃー!」とニパちゃん(笑)
「良かった!ちょうどこれからご飯やねん」
と、台所からお皿を運んできた嫁さん。

「ワイン残ってたと思うんだけど…」
「うん、ちょっと待ってて」
スーツから部屋着に着替える間に食卓のにぎやかさが増していく。

嫁さんはワイングラスをニつ用意する。
一つをチーちゃんに渡してウーロン茶を注ぐ
もう一つに僕は手酌でワインを注ぐ

「お誕生日おめでとう!」
チン!
チーちゃんと軽くグラスを合わせる。
ニパちゃんもマグを両手で持って乾杯の輪に加わる。

にぎやかな夕げの食卓ラインナップ

市販の餃子2種は焼き餃子とエビ蒸し餃子
クマさん型のマカロニサラダ
春雨のスープ
実家から届いた蕨は茹でて鰹節と醤油で
先日の残りの冷しゃぶ
ワインは地元産の飛鳥ワイン(白)

チーちゃんは隣でずっとしゃべっている。
ニパちゃんは対面でニッコリ笑って餃子を丸ごと頬張る(笑)

平日の夕食を家族全員で囲むのはずいぶん久しぶりのこと
リラックスした胃袋にワインが効く。
ホロ酔い気分で会話も食欲も勢いがつく。

「飯田(実家)のトマトこれが最後やで」
デザート代わりにお皿に乗って出てきた真っ赤なトマトを
僕とチーちゃんとニパちゃんで奪い合うように食べる。

「ごちそうさま」と僕
「ごちそうさまでした」とチーちゃん
「たっ!」とニパちゃん

僕が食器を重ねて台所に向かうと
同じように後からついてくるチーちゃん
真似してお皿を持ってヨチヨチ歩くニパちゃん
流しに立つ嫁さんに食器のリレー

どうやら今夜は洗い物しなくて良さそうだ(爆)

「さぁ、ケーキ食べるで!」
チーちゃんが叫んだ。
「え?もう?」
僕と嫁さん同時に答えた。
ニパちゃんは黙ってもう一度食卓についた。
その姿に台所は大きな笑いに包まれた。

やがて遠くなっていくであろうその風景を
少しでも手元に置いておきたいと
ケーキを頬張る娘達を見ながら微笑んだ。

どこにでもあるような
家族の風景。

10回目のHAPPY BIRTHDAY

2005年05月17日 | 家族
今日はチーちゃんの10回目の誕生日。
早いなぁ。
なんだかあっと言う間の10年。

ん?
ってことは

チーちゃんもティーンエイジャーの仲間入り!

うわぁぁ
10代の娘ですよ、オトーサン(笑)
いろいろと噂では聞いてますが…

一緒にお風呂に入る事もなくなり
父親とは口もきかなくなったり
洗濯物は別々に洗ってと言ったり
「ウチのクソオヤジがさぁ~」なんて言ったり(笑)
そういう父親嫌悪、親子断絶、巣立準備、背伸上等のガラスの10代ですよ。
あわわ(笑)

先日お友達を招いて誕生日会をしたので
家族ではケーキを買ってまですることはしないが
仕事を早めに切り上げて帰る予定。

プレゼントはたまごっちが欲しいと言っていたのだけれど
今どこに行っても売り切れなので
次回発売時に買う約束にしてある。

とりあえず晩御飯はチーちゃんの好きなものにするらしいのだが
今年も何の企みもなしで終わりにしてしまいそう。
いけないなぁ(苦笑)

一昨年は部屋を一つ風船でいっぱいにして驚かしたんだっけ(笑)
ああいう企みはしんどいけど(口で風船何十個もふくらめた!)
やってるこっちも楽しかったよなぁ

ううう

ダメおやじでごめんな
チーちゃん。

お誕生日会前夜

2005年05月14日 | 家族
もうすぐ長女の誕生日。

チーちゃんが「お誕生日会やりたいねんけど」
と相談してきたのは1ヶ月ほど前のこと。

嫁さんも僕も顔を見合わせて
「とうとう来たか…」と思った(笑)

5月14日土曜日のお昼からと日時を決め
お友達に招待状を書いて渡し
チーちゃんもはじめてのお誕生日会にワクワクしている様子。

僕もちょうど小学校4年生くらいだったと思う。
雑誌か何かで誕生日に友達呼んでパーティしよう!
というような記事を読んで
すぐさま影響されて親に相談したのを思い出した。

田舎の小学校のこと
みんな家が遠くてわりと距離がある。
「お誕生日会」をする人などいなくて
クラスの中でも僕が初めてだったんじゃないだろうか。

その後みんなお誕生日会を開くようになって
普段なかなか行けない友達の家に行くのが楽しみだった。

チーちゃんもお友達との遊びが楽しい年頃になったんだと
ほほえましく思ったのだけれど
嫁さんの方は戦々恐々である(笑)

まず何より部屋を掃除しなくては行けない(爆)
普段二人してほったらかしにしてあるから大変なのだ(笑)
それに料理を何にしよう?
食器は足りるかしら?
ケーキも注文しなきゃ
お返しの品はどうしようか?
呼ばなかったお友達のお母さんから電話あったらどうしよう?
などなどやらなきゃ行けない事は山のようにあった(笑)

これが日曜日だったら
イベント好きの僕は張り切っちゃうところなんだろうけど
土曜日はあいにく仕事。

来てくれたお友達にお返しに渡す品はUSJで調達
掃除は連休最終日にまとめて(笑)
ケーキは翌日出社前に頼んだ
メニューはチーちゃんの好きなハヤシライスに決定
電話してきそうなお母さん対策も深夜会議で練り上げた(爆)
準備は着々と進んだ。

そんなわけで
昨夜は嫁さんと二人台所に立って
ハヤシライスとサラダを作った。

ここ数年でお互いに幅が広くなったもんだから
ただでさえ狭い台所が余計に狭い(笑)
ハヤシライスを煮込みながら
お互いのお腹の肉つまみ合戦をしていたら
トイレに起きてきたチーちゃんに
「何してんねん?」と白い目で見られた(爆)

食器を用意しておかなきゃいけないのを思い出して
深夜の押入れを漁る。
こういう時のために取っておいた
親戚の結婚式の引き出物がいくつかあったはず(笑)

籐のバスケットに入ったカレー皿5枚とスプーンのセット
木製の大きめサラダボウルと木製の取分けスプーンとフォーク
小さめの木製サラダボウル5個セット
本来はビール用なのだろうタンブラー5個
ようやく陽の目を見る事ができた食器達は
嬉しそうに蛍光灯の光を浴びて輝いている。

しかしここで問題発生。
誕生日会の出席者は招待客5名と本人の6名。
お皿もサラダボウルもタンブラーも5個づつしかない…
使えねぇよ…引き出物(爆)

結局、呼んだお友達の中に学年が下の子がいるので
その子には別の可愛い食器を使ってもらうことにした。

会場は普段寝室として使っている
ニ階の四畳半と六畳の部屋を繋げて使う。
そのため食卓を二階にあげなくてはならない。

細い階段を食卓かついでえっちらおっちら上り
僕の布団の横に立てかけた
地震があったら顔面直撃だ(笑)

そんなこんなで準備を終え
コーヒーで一息ついたのが午前1時。
嫁さんは明日に備えて就寝。

その後
個人的な趣味でCDジャケットを描いたので
その印刷と加工をした。
作業的に目処がついたのは2時前
仕事もあるので寝ることにした。

トイレに行って部屋に戻ると
押入れの前に何か落ちている。
さっき食器を出した後
しまい忘れていたのだろう。

落ちていたものを拾い上げてギョッとした。

そのビデオテープは押入れの奥深くに眠っていたはずの
秘蔵コレクションの一本だった(爆)





僕が布団にもぐりこんだのは2時半を回っていた。

ヴェテラン

2005年05月12日 | サッカー
人間は年をとります。
当然体力も落ちてきて若い頃のような輝きは放てなくなります。
しかし、それでもその栄光に裏打ちされた経験は
必ずどこかで活かされるものなのです。

浦和がフィーゴ獲得に動いているとのニュースを聞いた時
少し寂しい思いと同時にワクワクする感覚がごちゃまぜになった。

サッカーの世界に限らず
どんな世界でも新陳代謝は活発で
どんなに栄光と賞賛を手にした選手でも
ずっとその場に居座る事はできなくて
イキのいい新たなスターにその場を奪われ
行き場を失う事もある。

フィーゴはまだそんな域に達しているとは思えないけれど
それでもあの軍団の中では冷遇されているように見える。

例えばフィーゴが日本に来たとしたらどうだろう?
きっと今までスタジアムに行かなかった人も
フィーゴ詣での為にスタジアムに足を運ぶだろうし
Jの活性化にも繋がる話題性だって十分だ。

そこで…
「世界のスーパースターが最後に所属するクラブ」
という方針で選手を集めるクラブってできないだろうか?
そりゃ全盛期のような活躍は期待できないにしても
その存在感や経験や技術はきっと見る者をひきつけるだろう。

行き場を失ったあるいは一度引退したスーパースターを
ガンガン集めて日本の若い選手と一緒にチームを組む
スタジアムにはスーパースターを一目見ようとファンが集まり
声援したりがっかりしたり(笑)
ちょっとワクワクしませんか?

世界に一つくらいそんな個性的なチームがあってもいいんじゃないかなぁ
と思うのですが…



いかがです?
三木谷サン(爆)