jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

kissh参謀長!出番です!(笑)

2006年08月07日 | サッカー
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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:国立競技場/日本
   目標:トリニダード・トバゴ
   時間:2006/08/09 19:20(日本時間)
   作戦名:鳥?煮?dirt?
   地上波:テレビ朝日
   衛星波:-
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 地上波/解説:セルジオ越後 松木安太郎 堀池巧 実況:角沢照治
 衛星波/-

オシム采配初戦。
ジーコの掲げた理想の姿に近づくための
より現実的なアプローチを期待しています。

海外組、ガンバ、ジェフ、アントラーズ勢の召集が見送られ
全体的には「小粒」な印象がいなめない。
中心になるのはレッズ勢という事になるんだろうけど
小野は召集見送り。
やはり走るサッカーには縁が無いのか(笑)
ってか、小野自身笑ってる場合じゃないからな!
小野が走れるようになったら間違いなく日本の柱になれる。
エースの座を奪い取るような貪欲さが欲しい。

オシム的にもあまり今回の戦いは重要視していないようですが
やっぱり船出としては華やかに勝って先に進みたいところ。

さて、食う軍的戦い。
今回はまたやりにくい相手トリニダードトバコ
ここは一つダジャレ戦法しかあるまい。

「トリニ」という事で「鶏煮」までは誰でも思いつくであろう。
「ダード」をなまらせて「…た後」というところもまぁいいだろう
問題は最後の「トバコ」だ。
最初は「煙草」にしようかと思ったが
愛煙家の僕でも流石に食事中の煙草はイヤだ(笑)

で、とにかく連続して何度もつぶやいてみた。
朝から事務所のPCの前で「トリニダード…鶏煮た後…」とブツブツ言う38歳。
決してカッコイイ姿ではないが食う軍駄洒落部隊として必死に考えた(爆)

その結果
kissh参謀長にとって最も嬉しい結果を導き出す事に成功した!
鶏を煮た料理…
「トバコ」の語感に似ている食べ物…
おお!
「鶏煮た後卵」これだ!
後半少しぼやかすように言って見て欲しい
「とりにたあとたまご」
「とににたあととまご」
「とりにだーどとばこ」
く、苦しいか?(笑)

鶏を煮た後に卵を入れる料理といえば…
そう「親子丼」である!
ってことで
kissh参謀長には是非「玉ひで」にて先制攻撃をお願いしたい。
http://kissh.jugem.cc/?search=%B6%CC%A4%D2%A4%C7
っつーか、記事読みたい(爆)

ダメっすか?

父と息子

2006年08月03日 | 家族
父は息子に期待をし
尋常ではない方法で息子を鍛えた。

その結果
一人は19歳で世界チャンピオンとなり
もう一人は16歳で放火殺人犯となった。

亀田興毅は天才ボクサーではない。
努力して練習を積み重ねて強くなるタイプだ。
世界戦はまだ早すぎた。
TBSとジムの思惑で祭り上げられた19歳。
彼とその一家の言動やパフォーマンスに疑問を持ち
避難する人は結局マスコミの戦略にまんまとハマっている(笑)
その証拠に言動や態度とは裏腹に彼はリング上では素直だ。

自らの肉体と精神でどんな相手とも向き合うしかない。
どんなに打たれてもたとえ負けても戦うしかない。
だからこそ昨夜の判定はやっちゃいけないことだった。
彼が押しつぶされない事を祈るしかない。

世界王者になった19歳とその家族は
もっとはしゃぐかと思っていたのだけれど
テレビのインタビューでも
今までとは打って変わって控えめな発言が
今回の判定の全てを物語っている。

判定は別にして
試合後彼はこう語った
「オヤジのボクシングが世界に通用する事が証明できた」と。

ボクシング未経験の父親は
息子を世界チャンピオンにしようと
独自の方法で息子達を鍛え上げた。
科学的でもなければ理にかなっているかもわからないが
根性と気合だけでひたすらにハードなトレーニングを繰り返す。
ただ世界チャンピオンだけを目指して。

きっかけは
小学生時代の息子が弱かったからだったという。
空手からボクシングに移行して
父は息子のためにボクシングのトレーナーの資格を取り
家にリングを作り徹底的に鍛え上げた。

どう考えたって美談ではないし
思い込みと暴走による危険な方法だと思うのだが
何とそれを実現させてしまった。

さて、
奈良の放火殺人事件を犯した少年の父親が手記を発表した。

少年の犯した罪を考えると胸が痛む。
何の罪も無い弟や妹の事を考えるとやりきれない。
どんなに後悔しようとももう取り返しはつかない。

父親の暴力はきっかけかもしれないが
罪を犯した責任は少年本人にある。

手記を読んで僕は愕然として呆れた。

息子を医師にするために暴力と監禁を繰り返した男が
今さら何を言うかだ。
ちゃんちゃらオカシイ。

その意識の根底にあるのは
「医師」はエライんだという薄汚い職業差別意識でしかない。
自分の息子に容赦なく暴力を振るい
部屋に閉じ込め勉強漬けにし
キムタクの存在も知らない16歳を作り上げた
ただ、息子を医師にするためだけに。

こんな人間に病気を診てもらわなければならないなんて…
おぞましいの一言に尽きる。
今さら出してきた手記を読んでも
息子の更生よりも自己の保身のための文章に思えてならない。

ヤンキーのボクシング素人の父ちゃんとエリート医師
どちらも息子に期待をかけ厳しく接した。
その鍛え方も世間一般とはかけ離れたものだ。
なのに一方は世界チャンピオンになり
もう一方は取り返しのつかない罪を犯した。
その違いは何だったのだろうか?

あくまでも推測でしかないが
父親の志の差だったのではないだろうか?

亀田家の世界チャンピオンはあくまでもわかりやすい目標であって
根底に流れていたのは息子に強くなって欲しいという願いだったのではないだろうか。
その志を感じたからこそ3兄弟は父を信頼し
ハードな日々にも耐えられたのではないか。

医師という職業は目標であると同時に
根底あるのは自分が医師だから息子も医師にというエゴではなかったか。
父は何故医師にこだわったのだろう
多くの人を苦痛から解放してあげたい
一つでも多くの命を救いたい
そういう志があるからこそ医師という職業は尊いのであって
医師そのものは単なる職業の一つでしかない。
その志を解くことなく
自分と同じ医師というラベルを貼ってもらうだけのために息子に勉強を強いた。
16歳の多感な少年は父親のエゴに気付いてしまったのではないだろうか。

父として息子を思う気持ちに変わりはなかっただろうが
その志の差は決定的な差となって
少年の心に表現されてしまったような気がしてならない。