jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

今年の夏はココから始まる~2~

2006年07月13日 | BLOG FRIENDS
とうとう完成までこぎつけました。
BLOG仲間で作る同人誌「BLOGFRIENDS #4」



と昨日と同じ書き出しで始めてみました(笑)

さて
前回「BLOG FRIENDS #3」で衝撃のデビューを果たした
スペシャルユニット「梅星」。
僕のストーリーとsatoSugarさんの写真のコラボレーション作品は
少なからず他の参加者にインパクトを与えただろうし
表現の幅を広げるという部分においても大きな意味があった。

もちろん「BLOG FRIENDS #4」でも「梅星」での参加となったわけですが
今回は前回とは状況も違っていたし
ちょっとしたスランプに陥ってしまったりと
気を抜いていたわけではないのですけれど随分遠回りをしてしまった。

ようやくあがったストーリーを送って
satoさんに写真を撮ってもらうのですが
なかなかスケジュールがタイトで上手くいかない。

最初に上がってきた写真はどれもsatoさんらしい作品で
もちろんそのまま載せても問題ないレベルではあったのだけれど
どうにも何かが足りない気がした。

そこで無理を言って締め切りを延ばしてもらい
satoさんにはもう一度撮影のし直しをして貰う事にした。

才能というのは恐ろしくて、才能は嘘をつかない。
深夜のメッセンジャーで写真を送って貰って僕は鳥肌が立った。
もちろんそれは写真としても素晴らしい出来だったのだけれど
それ以上に主人公の心理とか物語の世界感をしっかり捕らえていたからだ。

そう、写真の才能と同じように
文章を読みそれを分析し自分の解釈を加え表現する才能。
satoさんのこの才能の鋭さに改めて驚かされたのだった。

こうして完成した作品は
前回以上にバランスの良い「梅星」としてまとまった作品に仕上がったと思う。

そんな「梅星」の作品が読める「BLOG FRIENDS #4」は
BLOG FRIENDS WEBにて
本日より頒布受付を開始しました。

手に取っていただいて
感想など聞かせていただけると嬉しいっす!
上記サイト以外にも
直接僕までご注文いただいてもOKです。

今年の夏はココから始まる!

2006年07月12日 | BLOG FRIENDS
とうとう完成までこぎつけました。
BLOG仲間で作る同人誌「BLOGFRIENDS #4」



いやまぁ、いろいろありましたけども
出来ちゃえばこっちのもんですわ(それでいいのか? 笑)

時間がかかろうが
トラブル抱えようが
とにかく形にして発行する。
このことがどれほどのエネルギーを必要としていて
どれほどの情熱が傾けられているか。
今回は本当にそれを実感した。

そして「本」という形にした。
その事実こそがBLOGFRIENDSの本質なのだと感じた。

今回も参加者としてスタッフとして関わらせていただいた。

ビジュアル面では最初から思うところがあって
とにかく全ての面に於いて好き勝手にやらせていただいた。
表紙周りや扉ページ、フライヤー、ロゴからWEB展開まで!
まぁ、BF#1~3も自由にやらせてもらってたんだけどね(笑)

ただ、今回は個人的な趣味の色合いを強く出したということもあって
今まで以上に思い入れたっぷりなのだ。

そんなBF#4はいよいよ明日7/13より頒布開始です!
詳細はBLOGFRIENDS WEBにて!

参加者としてのエントリは明日にでも(とネタ引っ張る 笑)

それはドイツの香りと共に

2006年07月10日 | サッカー
2006W杯ドイツ大会はイタリアの優勝という
予想だにしない展開で終了した。

我らが食う軍の試合は残念ながら1次リーグで終わってしまったが
それ以降も本当にレベルの高い濃密なサッカー漬けの日々を送る事となった。

そんなドイツに行った食う軍隊員niwaka南部方面分隊長より
戦利品の支給があるとの情報を入手しもちろん応募した。
そんな食う軍富くじの結果はkawakero司令のこちらの記事をご参照いただきたい。
そして見事当選を果たした!

スゴイぞ僕!

くじとか福引にはとことん縁の無い男が
ここ一番で引き当てた強運!(笑)

で、先日
niwaka分隊長殿から直接戦利品が我が家に届いた。
いぶかしがる嫁さんとうらやましがるチーちゃんを横目に
興奮気味に包みを開けた。


見よ!この袋からしてW杯そのものではないか!
袋の中にはドイツの空気と九州の空気で満ちているはずだ(笑)

そして袋の中は…

タオルマフラーとピンバッジである!
もちろん袋から取り出す手も震えるのである。


タオルマフラーは日本仕様となっている。
今後の観戦に大いに役立つ逸品である。

このホログラムの輝きもドイツっぽい(笑)

続いてピンバッジ

こちらも日本仕様ではないか!
素晴らしい仕事だ!

ジュール・リメ杯をセンターに左右に日の丸!
このカップを我が日本代表が手にする日はくるのだろうか?

そんなわけで興奮気味に写真を撮りつつ
戦利品を眺めながらコーヒーを飲みつつ
W杯決勝を観戦することになった。
感慨ひとしおである。

niwaka分隊長殿。
誠にありがとうございます!
やっぱサッカーって素晴らしいスポーツだ!

許せるわがままと許せないわがまま

2006年07月04日 | サッカー
「逃げるのか?」
ヒデ引退のニュースを聞いて真っ先に浮かんだ感想だった。

テレビのニュースやHPで発言を読んでも
その違和感はぬぐいきれないどころか
ますますその感を強く持つ事になってしまった。

「自分探しの旅」
ヒデの口からまさかこんなバカげた台詞が出てくるとは思わなかった。
彼もイマドキの迷える若者の一人だったということか?
まさか!
彼自身も語っているように
「サッカーを愛して止まない」男が一体何を探すというのだ?
初めてサッカーボールを蹴った時から何一つブレる事はなかったはずだし
これからもそれは変わらないはずだ。

6月22日
ドルトムントの空を見上げてこみ上げてきた感情。
それは最後と決めたW杯3試合を全力で走り戦ったからこそではなかったのか?
で、あるならば日本代表を、日本のサッカーを投げ捨てて後悔は無いのか?
同じように涙を流せるのか?

スタイルを変える事は恥ではない。
人はそれを進化とも呼ぶ。
ドルトムントの芝の上で、サポーターに対峙したときに
湧き上がり溢れた感情を表に出すサッカーをしてもいいじゃないか。
そうしてまた一つ脱皮した姿を見せることに抵抗があるのだろうか?

彼には彼なりの考えがあり
簡単に出した結論でない事は十分すぎるほどわかる。
しかし、与えられた才能には個人を超えた責任が伴う。
そのことを理解しているのだろうか?
自分を過小評価しすぎていないか?

日本のサッカーバブルを産んだ責任の一旦はあきらかにヒデにある
それをそのまま放置して負けたまま去っていいのか?
サッカーから与えられたものを
サッカーに返さないままピッチを離れていいのか?

彼は「みんな」が理解してくれているから「安心」だと言う。
果たして本当にそうなのだろうか?
どうしても僕はそうは思えない。
もっともっと伝えなければならない事があるはずだ。
それを多くの日本人はドイツのピッチで走るヒデを見て悟ったのではなかったか?
だとすれば彼の本当の仕事はこれからのはずだ。

できる人間がやらねばならない事をせずに辞める事を
「逃げる」と言う。
使命を果たさず引退する事は才能を与えた神に失礼だ。

引退撤回は何も珍しい事でも恥ずかしい事でもない。
愛して止まないサッカーから少し離れてみて
やっぱりその溢れる感情を抑えきれないなら
いつでも戻ってくればいい。

僕らは路地裏でボールを蹴るヒデは見たくもなんともない。
街はそこでもいいグリーンの芝の上を背筋を伸ばして駆け回る姿が見たいのだ。
そうして走る姿こそがファンや子供たちにサッカーの夢を見させるのだし
何より理想とする彼の想いを伝える一番の方法なのだから。

僕は彼のピッチ上のわがままはいくらでも許せるが
こういうわがままは許せないと思った。