jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

クリスマスイヴ

2005年12月24日 | お絵描き
何だかやたらと寒いですねぇ。
この寒さのおかげで
全国あちこちでホワイトクリスマスを迎えられそうですね。

そんなわけで
今年もチーちゃん用に作ったクリスマスカードを公開します。
小学4年生のチーちゃんは
まだサンタさんを信じているようです。
今年もサンタさんからと親からと
2つのプレゼントを用意しました…

早く真実に気付いて欲しいような欲しくないような(笑)

そういう僕は
未だにサンタさんの存在信じてるんですけどね♪










今年も忙しいながらも
素晴らしい年でした。
今まで支えてくれた全ての仲間達
そして今年新たに出会った仲間達に
少しでも感謝の気持ちが届くといいのですが。

こちらにPDFのファイルも置いてあります。
A4サイズで「その1」の裏面に「その2」を印刷して
真ん中で二つ折りにすると絵本型のカードになるはず(笑)です。
それぞれ切り離して4枚のカードにしてもいいかも。
よろしければお持ち帰りください。

皆様にとって素敵なクリスマスでありますように。

運の強い男

2005年12月10日 | サッカー
2006ドイツW杯の組合せ抽選会が行われた。
日本の組合せも決定した。

グループF
6月12日 VSオーストラリア
6月18日 VSクロアチア
6月22日 VSブラジル

しかし
ジーコというのはつくづく運の強い男だ。
組合せの結果を見て真っ先に思った(笑)

W杯を最後に退任することが決定しているジーコ
母国ブラジルとW杯で対戦する事になったのだ。
出来すぎのストーリー。

この組合せは日本にとっては良い組合せだと思う。
まず、目標がはっきりした。
何が何でも初戦の勝利だ。

ブラジルの予選通過はまず確実と言っていいでしょう。
当然決勝を見据えての闘いとなるわけで
最初の2戦で決勝トーナメント進出を決めてしまえば
3戦目はガチガチで来る事はないでしょう。
勝つことは難しいだろうが引き分けは計算できる。

クロアチアは確かに強い。
フランス大会でも負けている。
が、今はもう当時の日本とは違う。
何より日本は東欧のチームには苦手意識は無く
案外相性がいいのだ。
最低でも引き分けは狙える。

問題はオーストラリアだ。
ここにだけは何としても勝たねばならない。
オーストラリアに勝つ事で後々の戦いがぐっと楽になる。
プレーオフでウルグアイを破った実力はダテじゃない。
日本が苦手な高さもフィジカルもある。
自分たちのゲームができれば負けることは無いだろうが
相手にあわせるとやられる可能性がある。

日本はとにかく初戦に全力を注ぐ。
そこさえクリアすれば決勝トーナメントは見えてくる。
目標は明確だ。

頑張れ!日本!

それは握手から始まった。

2005年12月05日 | 生活
奇妙な夜だった。

昼間強い雨が降ったかと思ったら
夜は強風が吹き荒れた。

冷えきった空気の塊がぶつかると
ガラス戸がシャンと揺れ
木造の家はピシと軋む
絶え間なくコオォォと風の鳴き声…

例のレーザー美顔機を使い終えた嫁さんが
PCの前に座る僕に右手を差し出した。
反射的に僕も右手を差し出すと
まるで完走したマラソンランナーを励ますように
ぐっと手を握り肩をポンポンと叩いて
「おめでとう、おやすみ」と言って寝室に上がって行った。
僕はPCの前に取り残された。

晩御飯の後転寝してしまったからだろう
なかなか眠くならなくて
気付いたら3時を回っていた。
相変わらず空気の塊は家を揺さぶり続けていて
泣き叫ぶような風の声も大きくなっているような気がする。
テレビとPCの電源を落として
僕も布団に潜り込んだ。

よく冷えた布団の中で
身体を丸くして毛布にぐるりと包まった
やっぱり眠れない。
何度となく寝返りを繰り返し
その度に首元から入ってくる冷気に身を震わせた。

夢を見た。

ギョロ目のミニラに似た女子ゴルファーが
優勝会見で変な事を口走っている。
地震が来るだの火山が噴火するだの天変地異が起こると
オカルトチックな発言を
センセーショナルにテレビが報じている。

地震があった。
震度は1くらいだろうか?
天井から下がる電灯がゆらゆらと揺れている。
予言が当たった?
バカな…

現場からのリポートが入る。
リポーターの背後の山から噴煙が上がっている。
カメラマンが早く帰ろうと叫ぶ。
次の瞬間山が大爆発を起こす。
慌てて逃げ惑う報道陣に火砕流が迫る。

リポーターが転ぶが誰も助けずに走り去る。
リポーターに迫る噴煙。
そこに自衛隊の装甲車の車列が現れ
リポーターを拾い上げた
住民の残した自転車を踏みつけながら
装甲車は走り去る。

山の中腹にあった研究所のような施設
いつの間にか建物自体が忽然と姿を消している。
何が起こっているのかわからないが
日本各地で次々と天災が起きているようだ。

獣道を息を切らして上っていく。
何かの取材陣のようだ。
山頂のわずかなスペースに
プレハブの建物が3つほどコの字に並んでいる。

小屋の中はよくわからないが
何やら機械類が山のように積んであって
ボアのついたオレンジ色のヤッケを着た職員が
何人かメーター類をチェックしている。

その中のリーダー格の男に話を聞くため
大き目の木製テーブルに座る。
女性職員がアルミ製のマグカップにコーヒーを入れ
目の前に無造作に置いてくれた。

民間の気象観測の会社だとリーダー格の男は言った。
どこか懐かしく聞き覚えのある声。
リーダーの男は篠田三郎だった!

とここで目覚ましが鳴った。

まだ部屋の中は真っ暗な午前6時。
風は相変わらずコオォォと鳴いている。

冷たく乾いた空気の塊が窓を叩くと
家がグラと揺れピシと軋む。
結局
眠ったのか眠っていないのか
わからないまま出社した。

まったく奇妙な夜だった。


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この話を書こうとして
夢の出演者で唯一の有名人
篠田三郎氏について調べてみた。
http://dir.yahoo.co.jp/talent/12/m93-1592.html

プロフィールを見て驚いた。
誕生日が12月5日。
つまり今日だったのだ。
彼の誕生日が僕と同じだったとは
今朝検索するまで知らなかった。

奇妙な夜はまだ続いている。