jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

オーストラリアの本当の怖さ

2011年01月28日 | サッカー
先日の韓国戦の余韻も冷めやらぬまま
アジアカップ2011決勝の相手はオーストラリア。 

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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:カタール
   目標:オーストラリア
   時間:2011/01/29 24:00(日本時間)
   地上波:テレビ朝日系列
   衛星波:BS1
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 地上波/解説:松木安太郎 名波浩 実況:進藤潤耶
 衛星波/解説:早野宏史 福西崇史 実況:野地俊二

はっきり言って相当タフな戦いになるだろう。
しかし決して戦いにくい相手でもないと思う。
今大会の勝ち方を見ているとそんな気がする。
是非ともドイツW杯のリベンジを果たしていただきたいものである。

そのためにも我らが「食う軍」も必勝体制で臨まねばならない。
前回韓国戦のような激しい戦いを予想しつつ
ランチにオーストラリア攻撃をしかけたのである。

場所は大阪、北区堂島。
外出のついでにネットで調べておいたオーストラリア料理のお店へ
ランチタイムの混雑が過ぎた午後1時
店内はオープンな雰囲気でオシャレなお店。
数組のOL様2人組とエグゼクティブっぽい風貌のビジネスマンが2人
ゆったりとおしゃべりを楽しみながらランチをしている。
不惑のオジサンが1人で入るにはやや気後れしてしまう雰囲気である。

一度店の前を素通りしながらも意を決して店内へ!

メニューを見ていると
美しい店員さんが本日のパスタを説明してくれるのだが
舞い上がっているオジサンは店員さんの説明をさえぎるように
150gオージービーフステーキランチ 1200円を即座に注文。

隣のテーブルの美人OLさん2人組の会話をBGMに待つことしばし。
いよいよ僕のテーブルにオージービーフステーキが
美しい店員さんによって運ばれてきた。

結論から言おう。
オーストラリア楽勝である!

噛み応えのあるオージービーフとの格闘や
大味な味付けとの静かなる格闘をイメージし
今日のブログにはどんな激闘を書こうかと思いを巡らしていたのだが
そんな妄想はあっさりと見事に裏切られた。

オージービーフステーキ150gは
ナイフを入れて手前に1度引くだけで
いとも簡単にバラ色の断面を見せてくれる。
噛むほどに肉の味が溢れてきて、
想像以上に柔らかくて美味しいのである。
ソースも付け合せの野菜やマッシュポテトも
何もかも美味しいのである!

激闘どころかあっと言う間に平らげてしまった。
対オーストラリア楽勝の所以である。

何ともあっけない戦いに安堵しつつも
会計を済ませ
寒風吹く街中に出た時にハッと気づいた。

ここ数日、オヤツにコアラのマーチを食べたり
昨日の昼はマクドのクォーターパウンダーをダブルで(マクドはオージービーフ)食べたり
今日はステーキのランチ…。
どうにも胃がもたれるし
あきらかにカロリーオーバーなのだ!

実は意外に年齢層高そうな我らが「食う軍」
僕自身も胃腸の調子やカロリーには敏感なお年頃である。
そう、オーストラリアは健康不安や
体重計の恐怖を僕らに植え付けるために
あんな美味しい思いをさせているのではないだろうか!
いやいや、食べやすくて美味しいだけに危険なオーストラリアなのだった。

さて、
我らが「食う軍」もツイッター上で再びの盛り上がりを見せている。
そこでツイッター用のアイコンを作ってみた。
トップの画像の空いてる部分に自分の名前など
好きな文字やマークを入れてご自由にお使い下さい。

例 jumpバージョン


明日のオーストラリア戦時のツイッターに
このアイコンがダーッと並ぶ様子は壮観だろうなぁ。

久しぶりのブログは韓国戦直前。

2011年01月25日 | サッカー
何年ぶりかで恐る恐る開いてみたら
まだちゃんとこのブログが残っていてちょっとびっくり(笑)

んなわけで
久々のブログは韓国戦直前の更新となりました。

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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:カタール
   目標:韓国
   時間:2011/01/25 22:25(日本時間)
   地上波:テレビ朝日系列
   衛星波:BS1
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 地上波/解説:松木安太郎 名波浩 実況:吉野真治
 衛星波/解説:早野宏史 実況:鳥海貴樹

ダジャレ攻撃では早野さんの遥か先を行く我らが「食う軍」ではありますが
今日は韓国戦!もう、食う軍得意中の得意の相手。
ダジャレ攻撃なしにダイレクトに攻撃だっ!

てなわけで
会社の近所にある「スンドゥブ」のお店にランチしに行った。
定番のスンドゥブ定食をはじめ美味そうなメンバーが並ぶ中
韓国ラーメン定食をチョイス。
しかし、このチョイスが思いもよらぬ激闘の幕開けとなったのであった。

注文から待つこと数分、韓国メンバーの入場である。
左奥から、もやしナムル、キムチ、生卵、韓国海苔、
前線には右に韓国ラーメン、左はご飯
見るからに美味そうなメンバー構成である。

「お待たせしました」という店員さんの声でキックオフ!

グツグツと真っ赤なスープが煮立っている中に匙を入れ
まずはスープを一口。
ん!美味い!辛い!
いきなりの攻撃である。
すかさずご飯で口の中をニュートラルに(笑)

まだ煮立っている器に生卵を割り入れ
いよいよ麺に取り掛かる。

韓国特有の腰のある太目のインスタント麺は
ウマカラのスープによく絡む。
いい香りに誘われ麺を救い上げ口に運びすすった瞬間
真っ赤なウマカラスープの飛沫が!
しまった!と思った時はもう遅かった。
シャツとスーツに赤い染みを作る結果となった。

さすが韓国。
辛味による怒涛の圧力だけでなく
スープの飛沫でも攻撃してくるとは!

おしぼりでふき取り事なきをえたのだが
いい香りに誘われていきなりがっつくと痛い目に合う。
やはり試合序盤は慎重に入るべきだ。
そう悟った僕は以後
慎重に麺を救い上げ匙に乗せ
おちょぼ口でゆっくりすすっていく。

麺を攻撃しながらも
スンドゥブの具である豆腐やご飯を適度に食べ
バランスを取りながら試合は進む。

麺、ウマカラスープ、赤い飛沫と
流石に韓国の攻撃は分厚く迫力がある。
その辛さと熱さに圧倒さればながらも
時にはご飯→キムチ→ごはん→韓国海苔
と華麗なパスワークでその攻撃を交わしながら食べ進んで行く。

麺の大半やっつけたところでハーフタイムとなった。

序盤思わぬ攻撃と圧倒的な圧力に押されながらも
上手く、いや美味く乗り切る事ができた。
後半は何としても反撃にでなければならない。
しかし、この前半は激闘のほんの序章に過ぎなかった。

さて、後半、
麺はもうほとんどないのでスープとご飯だけである。
軽い気持ちでスープをすすって行くのだが
相変わらず辛い、しかし美味い。
この辛いが美味い効果で手が止まらず
いいペースで口に運んでしまうのだが
これが韓国の仕掛けた罠だった。

前半の麺とご飯のダブル炭水化物で満腹間近に加え
口の中の体感温度が急上昇し
額や首筋からどっと汗が噴出し始めた。
このままでは押し切られる!
こんな時はご飯…と思ったら
ご飯の残りがわずかに!
このままではスープだけを飲み続けるハメになる!

そう、前半から辛さに負けてご飯(バックパス)を使いすぎだのだ。

何とかして現状を打破しなければいけない。
そう思いながらスープをかき混ぜていると
何やら黄色いとろみが!
そう、前半最初に投入した生卵がいい具合にとろけており
これがスープに混ざっていい感じにまろやかになっている!

しかも、
スープの中にはスンドゥブの名のとおり
豆腐や他の具材、カキ、エビ、肉、アサリ等が残っている。
ここしかない!

チャンスとあらば一気に行くしかない!
前半からマークされ続けたご飯(遠藤)を経由せず、
ナムル(本田)→豆腐(長谷部)→キムチ(香川)→韓国海苔(岡崎)
とスムーズなパス回しで相手を交わして行く。
カキ(長友)やエビ(内田)などの上がりも加わり
どんどんと赤いスープを飲み込んで行く。

流石は韓国、
それでも辛さや熱、
さらには大量の汗でこちらの体力を消耗させてくる。
ジリジリとした攻防のまま試合は終盤を迎えた。

器の底が見えかけた終了間際
何とかご飯とスープのバランスが整ったが
手持ちはもうほとんどない。
ナムルもキムチも韓国海苔も残りはわずか。

最後は精神力で一気にスープを口の中に運び込み
とどめは
ご飯(遠藤)の上にキムチ(香川)を乗せ
最後に残った韓国海苔(岡崎)で巻いて口の中へ!
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!
まさに絶妙のタイミングでゴール!

ロスタイムは少し残ったスープとナムルを食べた瞬間長い笛が響いた。
こうして我が食う軍は韓国との激闘を制したのである。

作戦1:序盤は焦らずじっくりと(麺と飛沫に注意)
作戦2:相手の裏をつく攻撃でディフェンスラインを下げておく(生卵を入れておこう)
作戦3:ペース配分を考えて!(ご飯とスープのバランスに注意)
作戦4:素早いパス回しでポゼッションを上げる(副菜も美味しくいただこう)
作戦5:最後は精神力(笑)

汗を拭きながら店を出ると
冬の冷たい風が心地よく頬にささった。
何とも清々しい勝利であった。
これで日本は勝ったも同然である。