jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

夏休みの朝

2004年07月21日 | 家族
長女は昨日が終業式でした。

帰宅するとパソコンデスクの上に
一学期の通知表や作文などが置いてあった。
風呂と夕食を済ませ、
嫁さんが入れてくれたコーヒーを手にPCの前に座る
いつもながら嫁さんのコーヒーを入れるタイミングは絶妙だ。

ゆったりと深めに椅子にこしかけ
コーヒーの香りでゆったりと気持ちを落ち着けてまずは一口。
至福の瞬間。

通知表はまぁ、それなり…(笑)
算数や社会のテストを見たり
理科の観察ノートをパラパラと眺める。

社会科は自分たちの住む町について勉強しているようだ
外出するときに僕も知らなかった地元の歴史や
古墳や建物について説明してくれていたのは
学校で興味持って勉強している証拠だったのか。

理科の観察は花や虫のスケッチがとてもいい。
葉っぱの形や虫の体の特徴を良くとらえている。
娘がどんな顔して植物や昆虫と接しているかが良くわかる。

このまま自然や社会にどんどん興味を持ち続けて欲しい。

彼女の一学期はとても充実していたことがうかがえる
中でも作文は秀逸だった。
僕が腰痛でダウンした日の事が書かれていたのだけれど
丁寧な描写でその時々の情感たっぷりに書かれている。

モチーフにされた僕が恥ずかしくなるくらい…
もう担任の先生に顔合わせられへんわ(爆)

そんなこんなで
我が娘の知られざる学校生活をちょっと垣間見たような気がして
その成長ぶりが嬉しい様なちょっと寂しいような
複雑だけれど暖かい心境で最後のコーヒーを飲み干した。

さて、夏休みと言えばラジオ体操である。

長女も早起きするつもりで目覚ましと携帯をセットしているようで
いつもなら休みだと遅くまで起きているのに
昨夜は早めに就寝していた。
ちょうど僕が出社する時間に一緒に家を出られる。
僕もちょっと楽しみにしながら布団にもぐりこんだ。

まるで遠足の朝の小学生のように
僕は目覚ましが鳴る前に目が覚めた。
ふと隣を見ると娘の布団は空になっている。

「あらま、ずいぶん張り切って起きたんだなぁ」
と思いながら伸びをするとつま先にやわらかい感触が…
ぎょっとして起き上がると
長女は僕の足元まで出張して眠っていた(爆)
寝相が悪いにもほどがある(苦笑)

とりあえず一度揺り起こして階下に向かい
出社の身支度を整える。
しかしいつまで経っても娘は起きてこない。

昨日の作文やノートにほだされて
無理に起こさずにそのまま寝かしておいてあげることにして家を出た。

早朝だというのにやたらと蒸し暑く重い空気の中
駐車場へ向かう道すがらラジオ体操に向かう小学生と一緒になる
その中には娘の同級生もいて
「あ、○○ちゃんのお父さん、おはよう!」と声をかけられる。
僕も負けずに「おはよう!」と返す。
「○○ちゃんはどうしたん?」と聞かれて返事に困った(笑)

やはり心を鬼にしてでも長女を起こすべきだったのだ。
「よおし!明日は絶対起こしてやる!」と心に決め車に乗りこんだ。

今日はいつものCDではなくラジオに切り替えて
ラジオ体操を聞きながらいつもの幹線道路を北に向かった。
ちょっとだけ清清しい空気が車内に流れたような気がした。

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