
撃つたびに銃身が熱くなり、連射すれば やけどするほど高温になる軍用ライフル M16 自動小銃。 そこで実験。 銃口のまわりにベーコンを巻き アルミホイルをかぶせ (写真左上)、連射、弾倉を入れ替えて連射、また入れ替えて連射 (写真右上)。 すると、煙が立ち込め …… (写真左下)。
実験結果、美味しいそうに食べてます__”マシンガン焼きのベーコン” の味はひと味違うって__が ヘタしたら、目詰まりを起こして銃が破裂?なんて可能性もあるんじゃないでしょうか。 危険な実験でした。 それに弾倉を3~4個も使って燃料代として一体いくらになるの?
第2次大戦のアフリカ戦線で、砂漠に展開するドイツ・ロンメル軍団の昼食時の風景で__夏の太陽にじりじり焼かれた戦車の鉄板の上で “目玉焼き” を作るなんていう写真を見たことがありますが、それと同じ類いのものかも。
『ゴルゴ 13』も M16 を愛用していますが、ベーコン焼きには使わんだろう。 趣味人のお遊びでした __ らばQから (http://labaq.com/archives/51846189.html)。
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自動小銃は弾丸を連射するもので、弾丸に速度を付けて飛ばすエネルギーを得るために、火薬を銃の内部で爆発させ、密室内で発生した圧力を弾丸に加えて、筒内部を高速回転させ、先端に空いている銃口から飛び出させるわけですが、爆発・回転時に熱と煙 音 振動が発生します。 本来は圧力のみが得られれば目的に適うのですが、他のムダな要素も発生しますから、エネルギー効率からすれば、低効率ですね。
でも 大概の利器というものは、エネルギーの全てを利用しているのではなく、その一部を利用しているに過ぎないもので、目的のエネルギー以外は捨てているものなんですね。 自動車もエンジン内部で爆発させ、圧力を回転エネルギーとして取り出していますが、熱と煙 音は捨てています。 冬場には暖房に使いますが一部だけです。 車のエネルギー効率は2割程度だと記憶しています。 多くの場合、そんなものかも知れませんね。
以上