法廷で宣誓する元宇宙飛行士のノワク被告 (24日 米フロリダ州オーランド) とWikipedia から
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宇宙飛行士 (astronaut) と聞くと、エリートという言葉が浮かんできます。 けれど エリートも人の子。 嫉妬も人並みに感じますし、犯罪発生率も人並みです。 これはどんな肩書きの人でも同じです。
メディアが「Astronaughty」「Space Oddity」「Lust in Space」「Astronut」といった見出しで大々的に報じたのも理解できます。 naughty (わいせつな)、oddity (変人)、nut (おかしくなったやつ) を掛け合わせた造語ですね。 Space Odyssey は SF 映画名。
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「恋敵襲撃の元宇宙飛行士、謝罪表明」(８月26日 CNN/AP フロリダ州オーランド ※追加１へ)
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リサ・ノワク Lisa Nowak は旧姓名 Lisa Caputo は、アメリカの宇宙飛行士、海軍大佐。 旧姓から察すると、イタリア系でしょうか？ (やはりラテン系は血の気が多い？)
事件の経緯を読むと、映画もどきの内容ですね。 女の執念は凄まじいというか、不屈の勘違い女で、自ら墓穴を掘ってこれまでの名誉も実績もズタズタといったところですね。
「裁判所がノワクの足首に GPS 装置を装着」(下記) というと、この機器はもう相当に小型化していることを意味しています。 次の事例でもそのことが裏付けられますね。
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「浮気を疑った妻が夫に装着した GPS、殺人事件の証拠に」(８月22日 CNN/AP ニューヨーク州ノーウィッチ ※追加３へ)
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まるで、推理もの小説か映画のような展開ですね。 でもなぜ12歳の少女を殺さなくてはならなかったのでしょう？ CNN 報道※追加３の内容だけでは、まだ事件の全体が見えません。
今日はここまでです。
※追加１ ＿＿ スペースシャトル搭乗経験のある米航空宇宙局 (NASA) の元宇宙飛行士が、恋敵と思い込んだ女性空軍中佐を襲撃した事件の予備審問が、24日に当地の裁判所で行われ、終了後に元宇宙飛行士が謝罪を表明した。
元宇宙飛行士で米海軍中佐のリサ・マリー・ノワク被告は今年２月５日、一時交際していた同僚の男性宇宙飛行士とコリーン・シップマン空軍中佐との関係を疑い、テキサス州ヒューストンから車で10時間以上走り続け、空路移動中だったシップマン中佐を追跡。 オーランド国際空港の駐車場で、中佐に催涙ガスを吹き付けた。
ノワク被告は事件以来初めて声明を発表し、「この半年間はわたしと家族、近い人々にとって苦しい日々だった。 シップマン中佐も辛い思いをしていたことは分かっている。 中佐を脅かしたことや報道攻
勢を招いたことを、非常に申し訳なく思っていると中佐に伝えたい」と述べた。
ノワク被告はこれまで取材要請に一切応じなかったが、メディア露出が事件の当事者にとって救いにならないと判断したためという。 同被告は事件について、今後 公の場で語らない意向を示した。
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※追加２ ＿＿ Wikipedia から … 07年２月５日 リサ・ノワクは勤務地から約 1,500km 離れているフロリダ州にあるオーランド国際空港の駐車場で、コリーン・シップマン空軍大尉 (女性) に対して暴行をはたらいた容疑で逮捕された。
リサは、車に乗っていたコリーンに催涙ガスを吹き付けた。 彼女は空気銃、ナイフ、金槌などを所持しており、コリーンを誘拐するつもりであった。 その後、第１級殺人未遂容疑 (計画的な殺人を企てた容疑) で起訴された。 被害を受けたコリーンは、事件の２ヶ月前からリサからストーキングされていたと警察に対して述べている。 動機については、リサは、リサの同僚で不倫相手でもあったウィリアム・オーフェリンとコリーンとの仲を疑っており、問いただしたかったと語っているという。
２月６日 NASA はノワクを停職30日間および宇宙飛行士の資格停止、および関連するすべての飛行活動を禁止する処分にした。
郡裁判所は 2万5500ドル (約 300万円) でノワクの保釈を認めたが、ノワクが被害者へ接近することを禁じ、所在を確認するために GPS 装置を足首に装着することを命じた。
この事件は彼女が現役の宇宙飛行士であったことに加えて、ストーカー行為中にトイレに行かずに済むよう、宇宙飛行士が宇宙で着用する「オムツ」をつけていたことで話題になった。
2007年３月７日 リサは宇宙飛行士を解任された、と発表された。
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※追加３ ＿ 米ニューヨーク州で12歳のベビーシッターを殺したとして起訴された被告が20日、無罪を主張した。 警察によると被告の車には、浮気を疑った妻が全地球測位システム (GPS) を装着しており、この記録から、危険な行為による致死ではなく、第２級殺人として起訴されているという。
ジョージ・フォード被告 (42) は、ベビーシッターのシャイアン・ソマーズさんを７月８日夜に、自身の運転する車でひいて殺した容疑が持たれている。 当初は、危険な行為による致死で起訴されたが、車に装着してあった GPS の記録を元に、故意にひきころしたとして、第２級殺人で起訴された。
チェナンゴ郡の保安官によれば、この事件の数日前に、フォード被告の浮気を疑った妻が、車に GPS を装着。 フォード被告は、ソマーズさんを車で家まで送る途中、馬を見せるために寄り道した際に、誤って車ではねたと主張していた。
しかし GPS の記録や、被告が携帯電話を持っていたにもかかわらず、救助を呼ばなかったことなどから、被害者を車でひいたあと、空き家に運びこんで、３時間以上もそのまま放置していたと判断した。 フォード被告の弁護人は、GPS 記録の重要性を指摘し、弁護が難しいと述べている。
以上