シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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アマオケは集客苦労が宿命

2023年01月01日 | 音楽界よもやま話
アマチュア・オーケストラの HP から拝借。
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大晦日の午後 拙宅の郵便ポストにアマオケ演奏会の小さいチラシ (B6:128X182mm) が入っていました。 14日に最寄りの駅そばのホール (535席) で開催される演奏会案内です。 演奏日の2週間前に近隣各戸に配布するという事は、“事前申し込みがかなり少ない“ という意味で (100名以下?)、広報集客担当者が慌てて PC で文面を作り、印刷したのだと推理します。

曲目内容は __ ブラームス:大学祝典序曲・悲劇的序曲、ドボルザーク:交響曲8番
という ごくポピュラーなものです。 全席指定・事前申込で入場料一律 1,000円、配布されたチラシ持参で 500円とあります (有料とは ちょっと驚きましたが)。
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クラシック曲に興味がない方には、どんな曲かも想像できず 行かないでしょう。 クラシックを聴き始めた人には行ってみようかという気を起こさせる曲目だと思います。 クラシックをかなり聴き込んだ人には 耳タコの曲目です …

楽団名はオーケストラ・アンサンブル … です。 私は初めて知った楽団です。 ネットで調べた冒頭写真を見ると 30~40名ほどからなる楽団です。 数年前から東京西部を中心に活動している自主運営アマチュア・オーケストラとあります。

私には “耳タコの曲目“ なので行く積もりはありません。 カラヤン BPO のドボ8から、アマオケのドボ8まで何度も生演奏を聴きました。 よほど演奏し易い・聴衆受けのする曲なんでしょうね。 成功を祈ります。
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また 東京近郊にはアマオケが多いと感じます。 なぜ多いかというと、それだけ 演奏会を披露したい人たちが多いからという理由と、“楽団分裂“ も多いからだと推理します。

なぜ楽団分裂が多いかというと、運営方針を巡って楽団主催者と意見を異にする奏者たちが別楽団を創設するためではないでしょうか?

数十人からなる集団ですから、意見が合う方が珍しく 合わない方が多いでしょう。 大半は演奏曲目を巡る意見衝突じゃないですか?

いつもベートーヴェン「運命」やブラームス2番・ドボ8ばっかりじゃなく、マーラーやチャイコ ストラヴィンスキーをやりたい、いやそれは団員の技量が合わない、技量に合う曲目にすべきだ、とか何だとか かんだとかあって、それなら 分裂して同じ意見の人たちと新しいアマオケを結成する … こういう流れでしょう。

でも 集団をまとめて維持運営するのも大変だと想像します。 毎月 団費を徴収し、練習日を設定し 団員に連絡、練習会場を予約し、トレーナーや指揮者を雇い、演奏ポスター・チラシを作成し、演奏会当日の服装を統一し、演奏会後の打ち上げ会も準備し、と素人の私が考えただけでも こんなにありますから、実際はもっと雑用がうんとあるんでしょうね。

仕事持ちのアマ演奏家だったら、殆ど練習する暇がないでしょう。 でも やりたいんですよね、きっと。

今日はここまでです

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