シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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辞める時にこそ評価が定まる

2021年11月26日 | 政治家 政治屋?
中央は辞任会見で頭を下げる木下富美子 都議 (11月22日)。 右は記者会見で辞意を表明し頭を下げる安倍 元首相 (20年8月)。
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辞職の姿もさまざまです。 今回の木下都議の辞職会見のニュースを読みながら、昨年の首相辞任のニュースを思い出して、何と違うのだろうと思いましたね。

木下都議はメディアや都議会・都民からは “辞めろ 辞めろ” の大合唱の中、小池 都知事が引導を渡す形 __『ここはいったん退いて、今回の交通事故の解決に専念したらどうか、人生が終わるわけではない』『今回の不祥事を反省し、再出発する時には相談に乗る』(現代ビジネス 11月24日 ※1) __ で辞職を促し、ひとまず 本人から辞職表明する形で決着させました。

都知事の面目も立ったわけですね。 とはいうものの「選挙日から3か月以内に議員を辞めれば、次点の自民党の候補が繰り上げ当選となってしまう」(※1) ので、都知事の戦略上 10月初めまで辞職を引き留めていたという見方もあるようです。

あのまま 辞めずにいたら、最悪4年間も都議で居座り続け、議員報酬 “8,000万円” (デイリー新潮 10月27日 ※2) を受け取っていたかも知れません。 納税者の都民としては、怒髪天をつく状態だったでしょう。 19日までに都民らから “5700件を超える苦情” (毎日新聞 11月19日 ※3) が寄せられたのも納得です。
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過去にもブログに書きましたが、議員や自治体の長・首相・大統領などのトップになるという事は、プライバシーを曝け出す事なんです。 犯罪歴・事故歴・不倫歴などの不祥事をマスコミが徹底的に洗い出しますから。 それに学歴詐称も …
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ウィキペディアから __ 木下都議は、免許停止期間中の7月2日 衝突事故を起こしていた。 木下は、取材に「大きな事故ではまったくない」「2月ごろに免許停止になったが、事故当日は停止期間が終わったと勘違いをしていた」などのコメントを出したが、交通事故を専門の一つとする弁護士は、新聞紙上で「免停期間中は免許証が取り上げられている状態のため、期間を勘違いしたという話はにわかに信じがたい」と指摘した。

木下は2018年から2021年にかけて、5回免許停止処分を受けていた。 違反の内訳は速度違反2回、携帯電話使用2回、信号無視1回、一時停止無視1回。
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「東京地検は、19日 木下富美子都議を道路交通法違反 (無免許運転) で在宅起訴しました。 5月~7月に計7回、無免許運転をした」(※3) “常習犯” とされています __ と、交通規則に関しては この議員は遵法精神が全くないのが解ります。 免許証を持たずに平気で (確認されているだけでも) 7回も運転していたのです。 その前の3年間に5回免停を食らっています。 こんな人が都議だったなんて驚きますね。

交通規則を守って運転する資格・自覚がないのなら、自分で運転するのを止め、他人に運転してもらうかタクシーを使えばいいのですが、この “遵法精神が欠落した” 都議はそういう風には頭が回らなかったのでしょうね。

選挙活動をして せっかく都議になったのだから、簡単に辞職したくない気持ちも解らないわけでもないですが、起訴された身では都民が益々許すはずもない、この都議はそれも理解できなかった?

2017~21年の1期目の議員活動を評価する声もあったようですが、次回の都議選で復帰は無理でしょう。『人生が終わるわけではない』との都知事の助言が『議員人生はもう終わった』に思えてきます。 また 次回の時 都知事が在職しているかどうか?

昨年の首相辞任のニュースでは 首相の潔さが記憶に残りましたが、今回のドタバタ辞職会見劇では 未練がましさ・自分への理不尽さを強調し、自分が起こした交通違反への反省はあまり感じられませんでした (逆に考えると “反省が薄いから” 何度も違反を繰り返す?)。
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なお ウィキペディアには上記の交通違反だけでなく、他の疑惑も数多く載っていますが、掲載は省きました。

今日はここまでです。

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