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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

爽快「トップガン」

2006年08月05日 | シネマ何だかんだ
米海軍の戦闘機パイロットの青春群像を描いた1986年の航空アクション映画。 主演のトム・クルーズ Tom Cruise の出世作。 監督スコット Tony Scott、音楽ファルターメイヤー Harold Faltermeyer とモロダー Giorgio Moroder による主題歌は「愛は吐息のように Take My Breath Away」(ベルリン Berlin)、「デンジャー・ゾーン Danger Zone」(ロギンズ Kenny Loggins)。 予算 $15M、興行収入 $350M と同額のホームビデオを売り上げました。 
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マーベリック (クルーズ) は米海軍 LT (大尉) の艦上戦闘機 F-14 のパイロット。 彼は、カリフォルニア州サンディエゴ近郊のミラマー基地にあるエリート空中戦訓練学校 (トップガン) に送られ、空中戦ドッグファイトの技術を磨く。 軍主催のパーティで知り合ったチャーリー (マクギリス Kelly McGillis) という民間女性教官に一目惚れ、恋愛関係を持つ。 チャーリー Charlie という男っぽい呼び名は、シャーロット Charlotte からとった愛称。 マーベリック Maverick も呼び名で、本名は Pete Mitchell、最後のシーンでやっと出てきますね。

事故で死亡する同僚の妻役メグ・ライアン Meg Ryan はその後出演映画が増えましたが、マクギリスはハリソン・フォードと「目撃者 Witness」(1985) に出演した他は見ないですね。
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71年の印パ戦争を除いて ジェット戦闘機同士の空中戦は、ここ半世紀行われていません (ヴェトナム戦争で空中戦があったかどうかは?です)。 最初で最後が1950年の朝鮮戦争でした。 戦争の一年ほどの間に、当時のソ連の最新鋭機 MiG-15 と、米空軍の F-80 / F-84 / F-86 の改良機が次々に投入されました。 戦争初期 北朝鮮軍の MiG-15 を操縦していたのはソ連軍パイロットでしたが、後半には中国軍パイロットも参戦、朝鮮人パイロットもある程度参加したそうです。 貧弱な訓練で参戦した北朝鮮軍に対し、十分な訓練を受けた米空軍の F-86 が北朝鮮軍の MiG-15 を圧倒、最終的には圧勝に終わりました。

写真にあるような接近したジェット戦闘機の空中戦も実際にはありえない筈です。 最高速度マッハ 2.34 で飛ぶ F-14 戦闘機は、一秒で800メートルも移動しますから、ちょっと手元が狂っただけで隣の機体を引っかけかねません。 擦り傷じゃすまないのが飛行機ですから、自動車みたく へこんだまま飛ぶなんて、ありえません。 
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映画のヒットと共に米国では戦闘機パイロット志望者が激増したそうですが、遊園地の乗り物で目を回すような人はまず向かないでしょうね。     以上


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