左写真は河井 継之助。 米百俵の群像。 右は山本 五十六。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~司馬 遼太郎 著『峠』(とうげ) は、新聞連載だった歴史小説だけに読み易い。『峠』は生まれた藩が小藩だったために、その藩を存続させることに精力を注入し、結果的に薩長の大藩と対峙し、蹴散らされてしまった小藩家老の悲劇です。 もし大藩の家老だったならば、維新の時にもっと建設的なオオゴトをなしたかもしれま . . . 本文を読む
写真は自分史最高の表情を見せる彼女。 この時まだ、彼女は自分史最大の危機が迫っていることにまったく気が付いていなかった …
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かつて 発行部数が世界1で “大新聞” といわれた 朝 日 新 聞 だが、最近の朝日新聞は大新聞という名前にふさわしいメディアだろうか? 私は十数年前まで 四半世紀の永きにわたって朝日新聞を購読していたが、あまりに偏向、ねつ造記事が . . . 本文を読む
左写真は、舛添知事と握手する朴大統領 (25日 ソウル聯合ニュース)。
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就任以来 日本の首相との会談を拒否し続けている隣国の大統領が日本の都知事と会談した。 国会議員ではないとはいえ 都知事と会うことで日韓関係改善への第一歩となるのだろうか? 会談そのものは悪いことではないが、左写真の都知事の姿勢と顔つきはいただけない。
まるで 下から目線で、恐る恐る . . . 本文を読む
グラフは 世界人口の推移。
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“西暦1年頃に推定 1億人 だった人口は1000年後に推定 2億人 に、1900年には 16.5億人 に増えた。 その50年後の第2次大戦後の1950年に 25億人 を突破すると、50年後の2000年には2倍以上の 61億人 にまで爆発的に増え、現在は 70億人 を突破している” (ウィキペディア)。
グラフからも人口の異常 . . . 本文を読む
地図上の赤い色は、現在 マルクス・レーニン主義を宣言している国。 下写真は青い溶岩が流れるジャワ島カワ・イジェン火山。
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中国の歴史は長い。 数千年前から記録が残る文明国だ。 その数千年の歴史からすれば ほんの少し前、天安門事件から四半世紀が経った。 各メディアで25周年記事が多く掲載されている。
思い起こせば 25年前は世界中で共産党政権が倒れ、総本山 . . . 本文を読む
中央の図はモンゴル遠征軍の進路。 右の絵はワールシュタットの戦い。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~13世紀のユーラシア草原の覇者 モンゴル軍の勢いはどの国も止めることはできませんでした。 日本がモンゴル軍による占領を免れたのは、地続きでなかったことと、台風によりモンゴル軍の船の多くが沈むという幸運が重なったからです。決して 日本の鎌倉幕府時代の古武士が強かったからではありません。 では ヨー . . . 本文を読む
左の絵はサライェヴォ事件。 中央は帝政ドイツを表した絵。 右はダボスで講演する安倍首相。
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安倍首相も 毎日 内外のニュース紙を読む。 そこには日中関係記事も多い。 様々な内外のジャーナリスト達が、日中を第一次大戦前のドイツほか強国と比較して状況が似ているという記事を書いているから、それらも読むことだろう。 すると、それが首相の頭に沈殿する。 何かの拍子に そ . . . 本文を読む
左の絵はサライェヴォ事件。 中央は帝政ドイツを表した絵。 右は米副大統領と中国国家主席。今年は第一次大戦発生から百年目となりますが、最近の東アジア情勢が百年前の欧州情勢に似ている__第一次大戦前の__と指摘する記事が増えています。 とすれば、どのような (戦争に至る) 危機が今 迫っているのでしょうか? 第一次大戦は1914~18年に欧州で発生した戦争。★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ . . . 本文を読む
写真上は、26日靖国神社を参拝する安倍晋三首相。 下は1985年 米レーガン大統領と西独コール首相が、ビットブルク軍人墓地を慰霊のため訪問 (河出書房新社「ドイツの歴史」から)。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~昔 学生時代に友人男子学生 川口 (仮名) が雑談でこんな話しをしました __「オーディオ店で売り物のオープンリールテープを指差して、『これはバージンテープですね?』と若い女店員にい . . . 本文を読む
写真は、カタリナ・ヴィット、アンゲラ・メルケル、小型乗用車トラバント。
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社会主義国だったソ連と東ドイツは1990年代初頭に内部崩壊しました。 財政破綻の結果と見ていいでしょう。 つまり あのままソ連と東ドイツという国家体制を続けていくには、金庫の中がカラッケツになっていたから 存続させる資金がなく、どうしようもなかったのです。
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写真は、フルシチョフとケネディ (1961年)。 ケリー米国務長官と握手するイランのザリフ外相 (2013年11月24日)。
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10日ほど前 中国が発表した「防空識別圏 (ADIZ)」について、連日様々な報道 (評論 推論 愛国的 ヤジウマ的発言なども含む) が、中国/日本/米国などから発信され ネットに載っている。 私はこれを歴史的観点から見ようと、記憶細 . . . 本文を読む
写真は、ポーズをとるリンドバーグ Charles Lindbergh、アメリカの国立航空宇宙博物館に保管・展示されているスピリット・オブ・セントルイス号、ユーリイ・ガガーリン Yuri Gagarin。
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昔から 米飛行士リンドバーグの大西洋横断飛行が賞賛されていますが、なぜそんなに賛えられているのかようやく分かりました。 まずは その快挙のあらましから _ . . . 本文を読む
左から1943年のチャーチル。 映画 007 から。 雑誌「実録! スパイ大作戦」。
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映画 007 の大ヒットもあり、イギリスの諜報活動は有名で、今もって活発だろう。 最近 米国の諜報機関 CIA 元職員、エドワード・スノーデン氏による暴露が話題になっている。 2度の世界大戦に勝ち残り、世界の上位の特等席に君臨し続ける英米2国は諜報活動も伝統的に活発だと推 . . . 本文を読む
写真左は、築土神社旧蔵の平 将門像。 右は晒し首となった将門。
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“首塚” で知られる平 将門 (たいら の まさかど) 史伝を、海音寺 潮五郎の『悪人列伝 古代篇』から 70ページ余りを読んだ。 なぜ古代篇かというと、将門没年が 940年だからだろう。 京都の朝廷に逆らって東国の独立を標榜したことによって、朝敵となった人物として有名だ。 東国といっても、当 . . . 本文を読む
写真上左は、グーグルマップからA地点は楼蘭の位置 (大きな水色は何かの人工の施設のようだ)。 上右は、最近のロプノール湖。 衛星写真でみられる “大きな耳たぶ” 状の旧湖岸線 (夏ら、2007 による)。 下左は、Youtube「ゆれる砂漠 -楼蘭- さまよえる湖ロプノール」から (時期不明)。 下右は、豪雨の後に一時的に形成されたロプノール湖の一部 (夏ら、2007 による)。
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