原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

東京都民は目をさましてほしい>東京は安全、、、じゃない。”呼気による被爆は避けられない”

2013-01-26 23:44:34 | 放射能汚染

東京都民は目をさましてほしい>東京は安全、、、じゃない。

”呼気による被爆は避けられない”

東京は安全、、、じゃない (charleycharley7)

2013-01-25 19:00:15

一般人の医療データは隠せても
有名人はそうはいかない。
これだけの証拠が出て、

さらには
福島の子供の甲状腺の異常。
茨城の子供の心臓の異常。
東京の子供の白血球数の異常。

これ以上どんな証拠が欲しいんでしょうか。

「吸気は避けられない」
というのが
今、一番大切な事実だと思います。

食べて応援など、狂気の沙汰!

新保友映アナ(32)、脳動脈瘤除去手術
http://www.sanspo.com/geino/news/20121026/oth12102605030011-n1.html

林家染丸(63)が10/31日、脳梗塞で入院
http://www.sanspo.com/geino/news/20121031/owa12103121450002-n1.html

テレ東・大橋アナ(34)「軽度の脳梗塞」で療養
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130118-00000531-sanspo-ent

麻木久仁子(50)、乳がん手術
http://www.sanspo.com/geino/news/20121227/oth12122705060009-n1.html

ナイナイの矢部(40)、右肺の自然気胸で9/7日に入院
http://www.sanspo.com/geino/news/20120910/owa12091005060000-n1.html

河内家菊水丸(49)、甲状腺がんと気管支のがん細胞、リンパに転移したがん細胞の摘出手術を昨年12/25日
http://www.sanspo.com/geino/news/20130107/oth13010705050011-n1.html

俳優の星野源(31)が12/22日、公式HPでくも膜下出血の手術
http://www.sanspo.com/geino/news/20121223/oth12122305040007-n1.html

爆笑問題の太田(47)田中裕二(47)、同じ病院でのどの手術
http://www.sanspo.com/geino/news/20121219/owa12121905030000-n1.html

昨年12/7日初期の胃がん切除手術を受けた、雨上がり決死隊の宮迫博之(42)
http://www.sanspo.com/geino/news/20130109/owa13010907010003-n1.html

 


呼吸するだけで被爆>吸気の影響は食べ物の10倍

吸気の影響は食べ物の10倍

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/6141f9bf3248cc892b75adf7349f1361

「人間は環境化学物質の83%を空気(肺)から取り込み
食品からは7%
飲料からは8%に過ぎない
私たちが一日に呼吸する空気は約20キロ
食べ物や水の摂取量の およそ10倍」

村上周三・東京大学名誉教授
「住まいと人体、工学的視点から
(臨床環境医学 第9巻第2号、pp.49-62)

西日本におけるがれきの焼却あるいは
東日本における一般家庭ごみおよびがれきの焼却による
人々の健康に与える影響は、想像以上に大きなものとなるだろう。

 

空間線量2μSv/hの空気を吸ったときの内部被爆20μSv/h。

内部被爆は10倍多い(小出裕章)

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/4364f365dc9759ff80bcf784fe4bc5a2

政府が公表している、あるいは、マスコミに流れているのは

1時間あたり何マイクロシーベルトというのが公表されています。

それは外部のガンマ線被ばく線量だけを公表しています。

私、先ほど東京に飛んできた放射能の空気を1時間吸入して

20マイクロシーベルトの内部被ばくをしたと話しましたが、

そのときの外部被ばくは、1時間あたり2マイクロシーベルトでした。

つまり、内部被ばくが10倍多いということです。 

 
 
 

(2011/10)福島県、スギの生葉17万Bq/kg。

このスギ林の花粉が、風向きにより関東に到達

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/1c98b56ba82cc947c0b0b415739e837e

 

東京の友達の話>子供たちの白血球の数値、7割に異常。

”甲状腺検査に厚生省の圧力”

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/32c71b3e2aac4e400e234ab2348d9f42

 

これは本当にマズい。とんでもない健康被害に襲われる!

”都内フィルター セシウムだけで10万Bq超”

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/7d074da80b1171fbc1da7c2b010f5c9b

これは本当にマズい。東京都民は目をさましてほしい。とんでもない健康被害に襲われる。

 

木下黄太  

ある知人が、最近、親戚に言われたと今、電話がきた。

親戚は国会の事務局に長年いる人。

「今の政府の言う事を信用するな。数値は本当じゃない

1月18日 原発専用港の魚 ”過去最大”の放射性物質>ムラソイ1匹=25万4000ベクレル/kg

2013-01-26 23:01:45 | 放射能汚染
1月18日 原発専用港の魚 ”過去最大”の放射性物質
 
ムラソイ1匹=25万4000ベクレル/kg
タケノコメバル1匹 = 10万1000ベクレル/kg
アイナメ1匹 =4万ベクレル/kg
 
魚から過去最大の放射性物質検出 (海外滞在者T)
2013-01-19 02:17:39

原発専用港の魚 過去最大の放射性物質
1月18日 23時7分東京電力福島第一原子力発電所の専用港で行われた魚介類の調査で、「ムラソイ」からこれまでで最大となる1キログラム当たり25万4000ベクレルの放射性セシウムが検出されました。東京電力は、魚が外側の海と行き来しているおそれがあるとして、今後、港を網で取り囲むなど対策を進めることにしています。

1月18日付けNHK WEBのニュースです。

福島原発ではまだ放射性物質垂れ流し状態で、現在進行形なのにもかかわらず、「話題に飽きた」って…。

日本人は自然を大事にする国民だと思っていたけれども違うということが、3月11日以降、よくわかりました。

今は本当に、日本人であることが恥ずかしいです。

 

 

最大濃度の汚染魚捕獲=第1原発港で、セシウム基準2540倍-東電 2013/01/18 時事

「東京電力は18日、福島第1原発の港で捕獲した魚「ムラソイ」から、1キロ当たり25万4000ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。魚では過去最大で、国の食品基準値の2540倍。1キロ食べた場合、内部被ばく線量は4ミリシーベルトという。
東電によると、港は第1原発の東側にあり、海水や海底の土は汚染の度合いが高い。外側の海と仕切られていないため魚が自由に出入りできる状況で、東電は仕切り網の設置や魚の駆除を行う。」



原発専用港の魚 過去最大の放射性物質 1月18日 NHK

「東京電力福島第一原子力発電所の専用港で行われた魚介類の調査で、「ムラソイ」からこれまでで最大となる1キログラム当たり25万4000ベクレルの放射性セシウムが検出されました。東京電力は、魚が外側の海と行き来しているおそれがあるとして、今後、港を網で取り囲むなど対策を進めることにしています。
福島第一原発の事故で放出された放射性物質による魚介類への影響を調べるため、東京電力は先月、原発の東側にある専用港でアイナメやムラソイなど5種類の魚を採取し、放射性セシウムの濃度を測定しました。
その結果、ムラソイ1匹から、これまで魚から検出された値としては最大となる、食品の基準の2540倍の1キログラム当たり25万4000ベクレルが検出されました。また、タケノコメバル1匹から1010倍、アイナメ1匹から400倍など、5種類の魚すべてで基準を超える放射性セシウムが検出されました。
これまでの調査で魚から検出された放射性セシウムの最大値は、去年8月に南相馬市の沖合1キロで採取されたアイナメの1キログラム当たり2万5800ベクレルでした。」

 

 


5月31日MBSラジオ小出裕章氏「海洋汚染等について」 より
http://blogs.yahoo.co.jp/x_csv/20321383.html

 
・(リスナーからグリーンピースの海洋汚染調査について質問。
 原発から50キロ離れている地点の海藻からキロ当たり1万ベクレル超の放射性物質が検出された。
 これをどうとらえるか?)
 
 普通は1キロあたりでは検出できない。
 
 これはとてつもない汚染。
 
 私ははじめから海の汚染を調べるためには海藻を調べるのが第一と言ってきた。
 
 海藻は逃げられないため汚染がよくわかる。
 
 海の汚染は、まず海藻、次に貝類、最後は魚を調べる。
 
 どうして海藻のデータを公表しないのかこれまで不思議に思ってきた。
 
 魚から調べれば値は小さく見える。
 
 
 
 
野菜と海藻(ワカメ・コンブ・のり) 放射能汚染調査の全記録
「隠したがる」「減らしたがる」国より、
環境NGOのほうが信用できる
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/6353 より(引用開始)
2011年06月02日(木)
 
●福島市郊外の小規模野菜畑のからし菜=1万9940ベクレル/kg

●福島市郊外の小規模野菜畑の小松菜=7万3775ベクレル/kg

●福島市郊外の小規模野菜畑のニラ=2万295ベクレル/kg

●福島市郊外の小規模野菜畑のブロッコリー=1万6180ベクレル/kg

●福島市郊外の小規模野菜畑のほうれん草=15万2340ベクレル/kg
 
 15万ベクレルという桁外れの数値が、福島市郊外の野菜から出ている。
 
福島市は言わずと知れた、県の行政機能が集中する県庁所在地。
 
約30万人の市民が暮らすが、
放射能汚染に注意を払っている人がどれほどいるだろうか。
 
 

政府が流す「安心デマ」

 野菜と同様、「魚は安全」と言い張る水産庁に、三重大学海洋個体群動態学研究室の勝川俊雄准教授が警鐘を鳴らす。勝川氏は水産原子力村に反旗を翻す、数少ない科学者のひとりだ。

「福島原発1号機と3号機から出た、基準値の100倍と言われる汚染水を海に放出する時に、東電と国は2号機の超汚染水との比較で『低濃度汚染水』という呼称を使った。魚でも『(化学物質の)PCBやDDTに比べると、放射性物質は魚に溜まらないから安全』と言う。一事が万事この調子です。

 海にバラまかれた放射性物質は、生物濃縮を経ていずれ人間に返ってくる。それは科学的に証明されていることです。政府が意図的に流す『安心デマ』によって、意識を持っていれば防げた内部被曝を引き起こしてしまうのではないか。私はそれが心配でならないのです」

 グリーンピースの調査を政府が嫌がるのも、コントロールが利かないからだ。誰の声に耳を傾けるか、国民一人一人が真剣に考えなければならない。

 (引用終了)

 

内部被曝による老化 (Unknown)
2013-01-14 14:03:25
3・11直後と比べて、政治家たちの風貌の老化が著しいです。
首都圏在住、被災地訪問、汚染食品の摂取などで、内部被曝による影響と思っています。

目を疑ったのは、菅元首相。1年10か月で髪の毛がこれほど後退するものでしょうか?
「直ちに影響はない」の枝野元官房長官。黒々としていた髪の毛が白くなっています。

佐藤・福島県知事が入院したようですが、首都圏の政治家たちも時間の問題ではないでしょうか。。。

 

佐藤雄平知事 (ai)
2013-01-14 22:50:41
福島県は14日、佐藤雄平知事(65)が大腸憩室出血の治療のため、13日から福島市内の病院に入院していると発表した。症状は落ち着いており、1週間から10日程度の入院を見込んでいる。

 県秘書課によると、佐藤知事は13日午後、体がふらつくと体調不良を訴えて検査入院し、大腸憩室出血と診断された。手術の予定はなく、安静にして服薬などで治療する。
 
 
こういう穏やかな例が後を絶たない (Unknown)
2013-01-15 00:00:56
北関東の知人がしばしば頭痛と吐き気で苦しんでいる。
本人はたんなる食いすぎだと信じているらしい。
なのでほっとくことにしている。
もし最悪の事態になっても原因は食いすぎだと信じてやる。
この国の日常はおだやかだ。
 
 
 

被爆による健康被害まとめ
(めまい、嘔吐、下痢、鼻血、口内炎、喉の痛みなど)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/293aeae83dc5ec866351f124c082e34b より
 
【警告】風邪の症状でも内部被爆の初期症状の可能性
 
 JCO臨界事故被曝の「健康実態の調査結果」を例に見てみます。
・・事故直後に吐き気、下痢、頭痛、全身倦怠、脱力感、めまい、のど痛、リンパ腺の腫れ、黒色便、食欲減退、口内炎、白髪増加等の症状が出ています。
元気だったのに、事故後少し動き回っただけで疲れてぐったりする状態になり、体重も51kgから47kgに落ちました。
特にリンパ腺の腫れが気になり、内科と歯科に行きましたが、原因もわからず、いらいらがつのっています。
  しかも10ヶ月後もそれらの症状が続いた上に、息切れ、むくみ、風邪が治りにくい、怒りっぽくなった、熟睡出来ない等の症状が新たに出てきています。

被爆症状とはどんなものなのでしょうか。
 
2.事故後1カ月以内の症状について
 
 3割以上の人が、事故後1ヶ月以内に何らかの自覚症状を訴え、
そのほとんどの人が2つ以上の症状を訴えています。
 
全身倦怠・疲れやすいと訴える人がもっとも多く、続いて、
のどの痛み、脱力感、頭痛、下痢、食欲不振
の順になっています。(図1)
 
また、被曝線量が高くなればなるほど、自覚症状を訴える人の比率が高くなっています。
 
1ミリシーベルト未満は26%、
1~10ミリシーベルトは36%、
10ミリシーベルト以上の場合は50%
 
と半数の人が何らかの症状を訴える結果が出ています。
 

3.現在の自覚症状
 調査した時点で何らかの身体の不調を訴えた人は、実に半数近く存在することが明らかになりました。
 
症状別にみてみると、「風邪を引きやすくなった」が最も多く、次いで咳・痰、「体がだるい」、眼精疲労、肩こり・首の痛み、頭痛、イライラの順になっています。
 
免疫機能の低下によって抵抗力が落ちた時に生じる症状が
相対的に多い点に注意
する必要があるでしょう。
現在の自覚症状(事故前からのものは除く)についても、事故1ヶ月以内の症状と同様、
被曝線量が高いほど多くの人が症状を訴えています。ここでも被曝線量との相関関係が示唆されます。
また現在の自覚症状の特徴は、被曝線量1ミリシーベルト未満及び1から10ミリシーベルトの場合でも、症状を訴える人の割合が高いことです。

東京電力等を労基署に告発 (京都生協の働く仲間の会)>[告発状]厚生労働省様、東京中央労働基準監督署長様

2013-01-26 20:57:55 | 放射能汚染

東京電力等を労基署に告発 (京都生協の働く仲間の会)

[告発状] 厚生労働省様、東京中央労働基準監督署長様

東京電力等を労基署に告発した。 (京都生協の働く仲間の会)
2013-01-19 13:49:47

告発状

厚生労働省様、東京中央労働基準監督署長様
(文京区後楽1-9-20飯田橋合同庁舎6・7階)
京都労働局様Fax:075-241-3219

2013年1月17日

一、被告発者

名称  不詳
所在地 不詳

名称  東京電力株式会社
所在地 〒100-8560 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号
TEL:03-6373-1111 (代表)
代表者 代表執行役社長 廣瀬 直己

二、告発者
京都生協の働く仲間の会など。

三、
告発の趣旨
被告発者は、鹿島の下請け会社と言われるが、2011年4月6日-11日の6日間、17歳の男性労働者に対して、福島第1原発の原発2・4号機のタービン建屋に穴を開ける作業を行なった。この作業は、「有害放射線を発散する場所における業務」に当たり、それに17歳の年少労働者を従事させることは、労働基準法62条に違反する。年少者労働基準規則8条に違反する。勿論、憲法第二十七条「 1項すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。 2項、賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。3項、児童は、これを酷使してはならない。」に違反する。そして、「労働基準法(罰則)第百十九条」に基づいて、「これを六箇月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処」されるべきである。
なお、告発者は、労働組合であり、労働組合員である。

四、
新聞報道を要約すれば、次の通りである。
東京電力福島第一原子力発電所で、事故直後の去年4月に法律で原発での作業を禁止されている18歳未満の少年が作業に当たっていたことが分かりました。

作業していた期間は、2011年4月6日-11日の6日間です。

作業内容は、東京電力福島第一原子力発電所の原発2・4号機のタービン建屋に穴を開ける作業です。

被告発人は、収束作業を請け負った鹿島の下請け会社です。

この17歳の年少労働者の被ばく線量は、1.92ミリシーベルトだと報道されています。

東京電力もまた、福島第一原発では、免許証などによる本人確認を行っていなかったことが、明らかとなっています。

五、
この点、http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0804W_Y2A500C1CR8000/で、次のように報じられている。
福島第1原発で17歳が作業 労基法違反の疑い
2012/5/8 22:50
 東京電力は8日、福島第1原子力発電所で昨年4月、当時17歳だった男性(18)が事故の収束作業をしていたと発表した。労働基準法は18歳未満が放射線管理区域で労働することを禁じている。男性が生年月日を書き換えた住民基本台帳のコピーを雇用した会社に提出、年齢を1歳偽り、18歳と申告していたという。東電は厚生労働省などに報告した。
 東電によると、男性は鹿島の下請け企業の作業員として、昨年4月6日から6日間、福島第1原発2号機と4号機の壁に配管などを通す穴を開ける作業に従事。被曝(ひばく)線量は1.92ミリシーベルトで検診の結果、健康に問題はないという。
 男性が今後、原発で働く予定がなく、作業員の登録解除手続きを行っている際、放射線管理手帳に正しい生年月日を記載したため、発覚した。」と。

六、
この件について、東京電力は、2012年5月8日、記者会見し、明らかにしたのである。だが、その際に、1つは、下請けの事だから、東京電力自身には、法的責任はないと言い放った。2つは、東京電力は、「事故収束作業で、本人確認をせずに登録した作業員は約6千人おり、東電は他に18歳未満がいなかったか調べている。」などとしている。つまり、約6000人もの労働者に対して、年少労働者かどうか確認していないというのである。100人いるかもしれない、1000人いるかもしれないというのである。あまりにも年少労働者を放射能毒から保護する事に対して、東京電力が、全く無関心無責任である事は明らかであり、厳しく責められなければならない。
まず、東京電力の責任と罪は極めて大きい。
また、勿論、鹿島の下請けの名称不詳の会社のまた、労働基準法62条違反で罰せられるべきである。

七、
労働基準法第62条は次のように定めています。
「危険有害業務の就業制限(法第62条)
 使用者は、満18歳に満たない者を次の業務に就かせてはなりません。
(1) 運転中の機械若しくは動力伝達装置の危険な部分の清掃、注油、検査、修繕をする業務
(2) 運転中の機械若しくは動力伝達装置にベルト、ロープの取付け、取りはずしをする業務
(3) 動力によるクレーンの運転の業務
(4) 厚生労働省令で定める危険な業務
(5) 厚生労働省令で定める重量物を取り扱う業務
(6) 毒劇薬、毒劇物その他有害な原料又は材料を取り扱う業務
(7) 爆発性、発火性、引火性の原料又は材料を取り扱う業務
(8) 著しくじんあい又は粉末を飛散する場所における業務
(9) 有害ガス又は有害放射線を発散する場所における業務
(10) 高温又は高圧の場所における業務
(11) その他安全、衛生又は福祉に有害な場所における業務
本規定は、衛生学的に抵抗力が弱く、また危害を充分に自覚しない発育過程の年少者について、安全衛生及び福祉の見地から危険有害と認められる業務の就業を禁止したものです。」

1、
「16歳の少年を除染作業の労働につかせることは、この「年少労働者保護」法規に違反します。そして、この違反には、罰則があります。「労働基準法(罰則)
第百十九条 次の各号の一に該当する者は、これを六箇月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。」となるのです。

2、
年少労働者に対しての被曝労働を強いる事は、極めて重大な違法行為だと考えます。かって、1988年にアルバイト高校生が、関西電力の原発内労働に従事し、被曝したことがありました。重大な違法行為=犯罪です。
「関西電力高浜原発で、3少年が被ばく作業、通産省再発防止を指導」と読売新聞1988年7月23日の朝刊は報じています。とんでもないことです。
内容は以下の通りです。

「関西電力が今年1月から4月にかけて行った高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の定期検査で、京都府綾部市内の高校生3人が配管工事に従事し放射能をかなり浴びていたことがわかり、福井労基局は、22日、同電力に、同様のケースがほかにもないか実態調査等対策を指示した。
原発管理区域内では、未成年者の労働が禁止されているためで、3人の賃金をピンハネした暴力団員らが警察に捕まったことから明るみに出た。同労基局は、検査工事元請の三菱重工業と下請けの太平電業(ともに本社・東京)に再発防止の報告書提出や孫請け業者への管理の徹底も指示した。
同労基局の調べによると、少年3人が働かされたのは、原子炉格納容器内の放射能を含む一次冷却水系の配管工事で、一人(16歳)は、61日間で、950ミリ・レム、二人(いずれも17歳)は、59日から62日間で、1030から1090ミリ・レムの被ばく線量であった。3カ月で3000ミリ・レムという許容量は下回っている。が、作業員の平均被曝量約200ミリ・レムの約5倍に達しており、かなり危険な作業に従事していたとみている。
この少年3人は、京都府福知山市内の暴力団員ら3人が、太平電業から工事を請け負った神奈川県藤沢市の配管工事会社にあっせん。暴力団員は3人の給料287万5000円のうち、96万3000円をピンハネし、京都府警に先月8日、労基法違反で逮捕された。

労基法では原発の管理区域内などの危険、有害環境下での未成年者の労働を禁じている。今回の場合、暴力団員が偽の住民票を使い、3人が成年であるように見せかけていたため、同労基署は、関電など会社側も少年であることに気付かなかったとして刑事責任を問わず、行政指導にとどめた。従業員を管理区域内に入れる際、関電では運転免許証などの公的証明書か住民票があればパスさせているが、同労基署では、住民票の真偽の確認など、更に徹底したチェック体制を求めている。」と報じている。

 暴力団が、直接手配している。重大問題である。

 しかも、高校生アルバイト(未成年であり、年少者である)に違法な被曝労働を強要しているのである。

 さらには、その被曝は、極めて大きなものである。

 そのうえ、その高校生アルバイトの賃金のピンハネを行っているのだ。

 しかも、その手口たるや、住民票を偽装するなどの極めて用意周到な違法行為の画策であり、実行である。

 これらは、違法行為、労働基準法等の労働者保護法の違反行為のデパートである。そういうことを繰り返してきたのだ。それが、関電でありその原発だ。

これらは、労働基準法、憲法の根本を否定する重大事態だ。

今、このような未成年労働者、年少労働者を被曝労働に従事させるという暴挙が再び三度行われていることが明らかになった。極めて重大な労基法違反の違法=犯罪行為であると考える。直ちに、この違法行為は、糺されなければならないし、使用者=雇い主は、処罰されなければならない。

また、東京電力の責任も強く問われなければならない。決して法的責任がないなどということはない。すでに、関電事件においては、「住民票の真偽の確認など、更に徹底したチェック体制を求めている。」と報じられている。

特に、原発労働に当たっては、暴力団の資金源になる場合が多いこともあり、実際、関西電力事件でもそうであったのだが、東京電力を巡っても、そのことは、極めて重大な問題であるとして、暴力団との関係、更には、住民票偽造をしての年少労働者の就労を使っての暴力団の資金源のねん出など厳重に問われてきた。

しかし、実際には、そんなことは全く関係なく、暴力団の偽造住民票であれ、どんどん使って就労して下さいという状況であったことを、東京電力は、自白している。
こんな違法行為は、絶対に許せない。東京電力こそ、労働基準法62条違反、憲法27条違反で、その罪は罰せられなければならない。

 
東京中央労基署長への告発をしました。 (京都生協の働く仲間の会)
2013-01-19 13:50:57

八、
今日、福島県双葉郡川内村の除染労働に対して、16歳の年少労働者が就労していたことが明らかになった。それも、火事という災害を通してである。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20130108-1069174.html

「福島の除染作業員宿舎が火災で全焼
 7日午前1時40分ごろ、福島県川内村上川内の除染作業員用宿舎から出火、木造一部鉄骨2階建て約950平方メートルを全焼した。2階から3人が飛び降りて逃げ、いずれも新潟市の43歳と16歳の男性作業員が、腕やかかとの骨を折る重傷を負った。もう1人の新潟市の男性(36)も打撲などの軽傷。

 双葉署によると、1階の物置が火元とみられ、詳しい出火原因を調べている。物置には以前従事していた作業員の私物などがあったという。
 宿舎はもともと縫製会社の建物だったが、最近は村内の土木工事や除染に携わる人の寝泊まりに使われ、出火当時7人がいた。けがをした3人は12の企業でつくる川内村復興有限責任事業組合に雇われ、6日から宿泊していた。(共同)」[2013年1月8日6時16分]と。

今や、福島では、16歳の年少労働者が、重大な有害労働である放射能被曝仕事に、従事させられている。違法不法行為が、まかり通っているのである。

これは、ひとえに、憲法を無視し、軽視し、労働基準法を無視し軽視する安倍晋三首相に責任がある。かっては、東京電力の17歳の原発労働者問題の時には、藤村修官房長官は、とにもかくにも、次のように言った。

「「あってはならない」 17歳原発作業で藤村氏
 藤村修官房長官は9日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発事故の収束作業に従事した作業員に当時17歳の少年がいたことについて「労働基準法できちっと決められていることだ。あってはならない」として、再発防止と改善を求めた。労基法は原発作業などの危険な業務に18歳未満が就労するのを禁止している。(共同通信)」と。

ところが今や、安倍晋三首相は、「あってはならないこと」として指摘しているのにもかかわらず、繰り返し労働基準法62条が踏みにじられ、年少労働者が違法労働を強要されていることを当然と思っている。むしろ、憲法を、労働基準法を変えて、年少労働者もまた、「有害労働たる放射線被曝労働に従事できるようにする」としていこうとしている。日本に住むすべての人々を被曝させようとしている。絶対に許せない。

 特に、安倍晋三首相は、避難をゆるさず、除染を進めるといい、全人民の被曝を進めている。そして、憲法改悪をも進めている。つまり、その除染=被曝労働を、憲法、労働基準法に違反して、年少労働者に有害な違法労働を強要しても構わないというのが安倍首相だ。それを、先行して実行してきている。安倍の改憲の主張は、ここにも反映していると考える。安倍首相の責任は極めて重大である。以上。