阿波踊り

阿波踊りを撮っていて気が付いたのは、各「連」の踊りの演技の見せ方でした。

個人の踊り方、あるいは踊りが優れている方もいらっしゃいます。

野外、多数の観客、周囲の建物群など、限りなく大きな環境の中での演技。

小さな人間は、存在を主張する事が難しいのではないかと思います。

同じ場所で同じ角度から、長い時間鑑賞していて、密集して踊る「連」に存在感というか、訴求性を感じました。

狭い範囲での演技（舞台等）では、また別の感覚を抱いたことと思います。

個人の演技、表情、しぐさ、確かに光っていました。

おそらく、周囲の明かりを全て消し、真っ暗闇の中、ただ一人スポットライトを浴びて踊ってもらえたら圧巻であると思います。

夜の闇。

華やかな踊り。

飛び散る汗。

舞台で飲み可能な状況設定ではあります。



撮影場所の関係で、後姿になってしまいました。



これは横位置、撮影場所が少し手前過ぎて、通過するだけの場所になってしまいました。



頬かむり（でいいのでしょうか？）の男たちも、これだけ密集すると、迫力があります。

ほんとは正面から撮りたかった（残念）