真紅だった ズミ の実だが少し黒ずんで透明感が出てきた。
完熟から過熟になってきたんだろう。
雪に落とされたり 鳥に食べられたりで枝に残っている実は幾粒も無くなった。
jikichi も一粒含んでみた。渋味は消えたが強烈な酸味が口中に広がった。
別の枝先には イラガ の卵が幾重も着いている。
でも これはこの秋のものではないようだ。
12月1日 伸びすぎた ボケ の枝を整理していたら モズの早贄 が見つかった。
地面から40cm程の低い位置の鋭いトゲに貫かれていた。
思わず自分の右頬に手をやってみた。自分の頬には 鋭いトゲは刺さっていなかった。
12月3日 まだ葉の残っている イボタ を縛っていたら似たようなものがあった。
ここにも早贄が・・・と思ったが 少し様子が違った。
ジャンプに失敗したのか左後肢が小枝にかかって取れなくなって死んでしまったらしい。
jokichiはこの秋 左足が故障してしまった。
現在はほぼ復旧したが このカエルを見ても他人(蛙)ごととは思えないような気がした。
キハダ(黄肌)と言っても黄色いのは樹皮の内側だ。
白い外皮と黒い果実が初冬の碧空の眩しい。
枝先にはたくさんの実が残っているが そろそろ皺が見え始めた。(12/3)
ホウチャクソウ の実は細長い花のカタチから何となく細長い楕円形の実を想像していた。
ところが 足元に見つけたその実はまん丸の黒い実だった。
冬も緑の シダ の葉と対照的な 枯れてとろけてしまいそうな ホウチャクソウ の葉。
散り遅れて赤い コマユミ の葉に寄りかかった黒い実。(12/9)
河岸段丘の日当たりの良い斜面に アカネ の黒い実が輝いていた。
葉の落ちた灌木に絡みついた蔓も面白い線を見せている。
初雪に倒れた ススキ によじ登った蔓は ススキ と一緒に倒れている。
風に乗り遅れた ススキ 誰も食べてくれなかった アカネ。
もうすぐ本格的な雪が来るんだが・・・・。(12/9)