ジョーの日記

米国での日々の生活を写真と言葉で綴ります。

無題

2021-04-07 | 日記



                       昨日はあんなに青空で暖かかったのに

                       今朝起きたら雪がちらちらと降り始め、

                       ぐんと冷え込んだ。

                       この季節にはありがちな天候なので

                       まだ冬物は仕舞えない。


                      
                       さて。

                       うちの子供たちが通った小学校の

                       解体工事が始まった。

                       と言っても取りかかったばかりで
         
                       グラウンドのコンクリートの部分を

                       取り壊し始める様子が

                       我が家からも少し見えていた。

                       すると、お昼ご飯を食べていた末息子が

                       「あ、木が。。」と言うので

                       双眼鏡で見ると

                       学校の敷地の前方にある大きな松の木が

                       ブルドーザーで倒されようとしていて

                       とても悲しくなった。

                       おそらく樹齢60年くらいだろうと思う。

                       長い長い間、たくさんの子供たちを見守ってきた木が

                       ちょっと乱暴にも思えるやり方で

                       倒されてしまったのはショックだった。

                       残す選択肢がなかったのだとしたら、

                       せめて敬意を表すようなやり方がなかったものだろうか。

                       

                       ずいぶん前だけれど、

                       わたしが通った小学校が解体されて

                       新しい校舎になった時、

                       校庭にあった数本のケヤキの木は

                       そのまま残されたのを見てホッとしたのを覚えている。

                       今度帰った時に会いに行こう。

                       小学生だったわたしを見ていたあの木たちに。

                       

                       

                       

                       



                       

                       

                       
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