スパイラルジェティ

昨日ちょっと遠出をして面白い場所に行ってきた。

目的地に着くまでのこんな風景を眺めていたら

つい「大草原の小さな家」のテーマ曲を口ずさんでしまった（笑）

ほんとうにアメリカっていう国は「大陸」なのだなと思う。

高速を降りてからは舗装されていない道路を走ること１時間（もっとかな）。

目的地に着いた。

写真の奥にGreat Salt Lakeが見える。

そして手前の湖の方向に突き出しているものが

アーティスト、ロバートスミッソンのランドアート「スパイラルジェティ」（1970）だ。

大きさは約460メートルで、6550トンもの岩や土砂、岩塩で６日間かけて作られたそう。

作られた当初は水位が低かったそうだが、

その後水位が高くなってからはなんと３０年間も水の中に姿を消し、

２００２年ごろに再び姿を現したらしい。

近年は水位が下がるどころか広範囲にわたって干上がってしまっているため、

近くまで歩くことができた。

しかし、昨日の気温は３８度。

耐えられない暑さで写真を撮って早々に退散した次第。

時の流れとともに変化する自然と一体化したアート作品はとても珍しい。

このままだといつの日か朽ちてしまうかもしれないけれど、

もし水位が上がることがあれば、また自分の目で見てみたい気がする。

（「スパイラルジェティ」で検索すると色々な写真が見れます）

事件勃発

午後８時半を過ぎて　

日が沈みそうになってようやく庭に出ようという気になる。

気温はまだ３２度だけれど

お隣の家の大きな木のおかげで少し涼しい。

花に水やりとするともっと涼しくなる。

（iPadに空と雲が映り込んでいる）

昨日の午後、試験が前日に終わった娘がワシントンD.C.の

ジョージタウンというショッピングエリアを歩いていたところ、

ダンボールの切れ端を持った男がすれ違いざまに

いきなり娘に殴りかかり、

そのダンボールの切れ端が顔に当たり、男の拳が娘の腕に当たり

娘が「何！！！」と叫んだと同時に走っていなくなったのだと

電話がかかってきた。

そばを歩いていた女性が「大丈夫！？」と声をかけてくれたらしい。

幸い、顔はなんともなく、腕も少し赤くなった程度だったが

人通りの多い場所で、しかも真昼間になんと恐ろしいことだろう。

わたしはもしかしたらアジア系を狙った犯行かもしれないと思っている。

娘は１１月からワシントンD.C.に住むことになっているので

自分の身を守る対策をしなければならない。

ほんとうにいつどこで何があるかわからないということを

また思い知らされた。

昨日の夕方には今度は末息子を連れて空港へ。

ある会社のインターンシップで９月から半年間ドイツに行くことになり

ビザの面接のためにロスにあるドイツの領事館へ行ったのだった。

今年は子供があちこち外国に飛び回り、

しょっちゅう空港を行ったり来たりしているような気がする。

今晩末息子がロスから戻るのでまた空港へ迎えに行く。

１０時過ぎには出なくては。

きゅうりが大きくなりつつある。

食べられそう（笑）

今日の夕景

今日も暑かった。

湿度が低いとはいえ３７度とか３８度になるとやはりかなり暑い。

モールを歩き、久しぶりにヨガのクラスに行った。

あまり左手に負担がかからないようにやろうと思っていたら

幸い先生が軽めのヨガをやってくれたので助かった。

こちらの午後３時過ぎに娘の二日間に渡る司法試験が終わり、

電話が来た。

試験の手応えはうまくやれた部分もあればそうでもなかった部分もあり、

という感じらしい。

たぶんみんなそういうものだと思う。

最初の日は試験場の部屋の空気が受験生のピリピリ感でいっぱいだったと言っていた。

娘の隣に座っていた人が途中席を立ち、しばらく戻ってこなかったとも。

いやいや、ほんとうにみんな大変だったと思う。

とにかく終わったのだ。

結果は１１月までわからないらしい。

終わってから娘はホテルの近くのネイルサロンに行ったと連絡が来た（笑）

夜８時半くらいになってようやく外を歩ける気温になり

短い散歩に出た。

風がビュンビュン吹いていた。

ここ何日かくしゃみはするし、目も痒いので

花粉情報を調べてみたらやっぱりGrass Pollenが多かった。

スギ花粉は大丈夫なのだけど、ブタクサなどの花粉がダメなのだ。

あー目がゴロゴロする。

外に出なければよかったー。

今日の小さな収穫

今朝は３時にかけた目覚ましが鳴る前に目が覚めた。

下のパジャマだけ着替えて

また寝るんだからと顔も洗わずに階下へ。

半地下の部屋にいる娘も起きた様子。

末息子は２階でまだ寝ていたので

３人ともほぼ無言でガレージに出て車に乗り込んだ。

午前３時１５分。

空港への高速道路はまず車は走っていない。

時折大型トラックが走っているだけ。

車の中でも誰もほとんど口を開かない。

だってこんな時間に元気に喋れないし（笑）

忘れ物の確認したくらいかな。

少し浮かない顔をした娘はシカゴ経由でワシントンD.C.に飛び立った。

父さん母さんは無言のまま帰宅し

そのまま寝床へ直行。

まだ暗かったのですぐにまた眠れた。

大丈夫大丈夫。

あんなに勉強したんだから。

もうあとはやるっきゃない。

試験がスタートしたら突っ走るだけだ。

午後になって娘が無事にホテルにアーリーチェックインし、

おにぎりを食べていると連絡が来た。

その後は同じ試験を受ける友達二人と夕食を一緒に食べたらしい。

なんだか少し安心した。

娘がいなくなったので

二週間以上掃除していなかった半地下の部屋を大掃除。

布団カバーやシーツもぜーんぶ洗濯して元通りにした。

８月に帰って来たらまた使えるように。

夕方、といっても８時くらいに末息子がアパートに帰ると言うので見送り

その後デッキの花たちに水やりをして

出来始めたチェリートマトを少しだけ収穫。

家に入ったら、なんだか静かだ。

と言っても普段の状態に戻っただけだけど。

そうそう。

わたしの左手はのらりくらりと良くなっている。

ほぼ以前のように使えるけど

ふとした拍子にずきんと痛む。

まだ傷のところがぽっこりしていて硬いけど

日に日にほーんの少しずつ小さくなっているような気もする。

ちょっと疲れたなあ。

今日は早めに寝よう。

スピッツのライブ先行抽選に外れる🥹

四つ葉のクローバーならすぐに見つけられるのに

宝くじとかスピッツのコンサートの先行抽選なんかには当たらない星の下に生まれたようである😂

１１月１１日と１２日に横浜のKアリーナで

スピッツのコンサートがあると知ったのは少し前のこと。

ちょうど日本に滞在する時期と重なったので

なんとか行けないものだろうかといろいろ調べた結果、

チケットぴあとかイープラスとか

日本在住じゃないと会員になれないことがわかり諦めていた。

数日前に娘が「ところでスピッツのチケットの方はどうなったの？」と聞くので

「あー、あれはね、日本に住んでないとチケット取れないから諦めた」と言うと

「えー！大好きなバンドならそんな簡単に諦めたらダメだよ。もうちょっと調べてみて」と言われて

また調べてみたけれどやっぱりどうにもこうにも無理だった。

そこで、思い切って鎌倉マダムに連絡をし、ずうずうしくも代理での応募をお願いをしたところ、

スピッツのライブではチケットの本人確認がないということがわかったので

快く抽選に応募してくれた。

次の日の朝起きて、スピッツの音楽を聴きながらキッチンを掃除していたら

初めてのスピッツのコンサート会場にいるという妄想が始まってしまい

ジーンと目頭が熱くなるわたし（笑）

が、しかし、数日後に残念ながら抽選に外れたとの連絡が入った（泣）

あれだけの人気バンドなのできっとダメだろうと思ってはいたのだけど。。

ああ残念。

時間を取って応募してくれた鎌倉マダムにはほんとうに感謝している。

ただ一般発売もあるらしいのだ。

やったことがないので仕組みがよくわからないのだけど

１０月７日の１０時からネットでの受付があり、

先着順にチケットが買えるらしい（ハードル高そう）。

調べてみたらやっぱり会員登録しなければいけないので

たとえ日本にいてもわたしの外国の携帯やiPadからは応募できないことがわかった。

仕方がない🥲

さて、気を取り直して。

昨日家の前の木の上のmourning dove （鳩）の赤ちゃんを覗きに行ったら

なんと、２羽いた！

（写真には１羽しか写らなかった）

わたしの手のひらサイズくらいだろうか。

大人の鳩よりずっと小さいけれど、もう立派に成長しているのに

この２羽は自分たちがまだまだ赤ちゃんだと思っているかのように

小さな巣の中に窮屈そうに座って静か〜にしている。

実はこの巣は歩道の真上の低い位置にあるので

子供や野良猫がいたずらしないかちょっと心配だ。

今日は末息子も帰ってきて４人での夕ご飯。

まだちゃんと買い物してないのであるものでなんとか。

明日の早朝（３時半くらい）に司法試験のためにワシントンD.C.に出発する娘は

緊張のあまりここ何日かあまり食欲がない。

明日の朝は朝ご飯を食べる時間がないので小さいおにぎり二つ持たせようと思う。

火曜日と水曜日の午前中３時間午後３時間の二日間で合計１２時間の試験である。

なんだか母さんも緊張してしまう。

ぷるぷる。

飯炊き母さん復活！？

先週の木曜日に猫に左手を噛まれてから今日で８日め。

抗生剤の服用は昨日で終わった。

腫れもすっかり引き、左手もだんだん使えるようになっているけれど、

まだ上の歯で噛まれた部分がぽっこりと硬くなっていて

拳を握ろうしてちょっとでも力を入れると痛いし

皮膚もなんだか時々ピリピリする。

毎日ほーんの少しだけ良くなっているものの治りが遅い。

あと数日？一週間くらいかかるのかもしれない。

相変わらず暑い日が続いている。

一昨日夕方に雨が降った翌日の朝はわりと涼しかったので

外で散歩したが、

今日はモールで散歩。

ジムはまだ休んでいる。

夕方、と言っても８時過ぎに庭に出て「小さな畑」の様子を見ていると

ジュッジュッと小さな鳴き声がぶどうの葉っぱの中から聞こえてきたので見たら

雛鳥がぶどうの枝にゆらゆらと止まっていた。

頭の上のぱやぱやした毛（笑）

巣はぶどうの太い幹の上にあったけど、巣立つところなのだろうか。

でもなんだかか弱く見えて心配だ。

親鳥も近くにいるようだ。

House Finchかなあ。

明日もちょっとだけ覗いてみよう。

すると今度は娘も家の前の木の枝に鳩（Mourning Dove)の赤ちゃんがいると教えてくれたので

一緒に見に行った。

けっこう大きい。もう巣立つかもしれない。

可愛い。

あまりそばに寄って怖がらせたらいけないので

後ずさりしながらそーっと立ち去った。

畑の野菜は順調に育っているようだ。

今のところ（笑）

Japanese Cucumber！

ちゃんと育つかしら（汗）

ミニトマト。
ラズベリーは毎日数個収穫している（笑）

ズッキーニの種も植えたのに芽が出てくると何かの虫に食べられてしまって、

２回植えたけどぜーんぶ食べられたので今年は諦めた（笑）

あー草取りをしなくちゃ。

今日の夕飯。

ずっとちゃんと買い物に行ってないので

冷凍庫や冷蔵庫にあったもので。

かぼちゃがホクホクだった。

ラッキー。

さーもう寝る時間だよとわたしの携帯がチロリンと鳴りました（笑）

おやすみなさい。

飯炊き母さん無念の日々

普段と変わりなく過ごしているつもりでも、

たとえ花に水をやろうとデッキに出て

たまたま外に出していた猫が濡れてしまうかもしれないと思って

抱きあげて家の中に入ろうとしただけだとしても、

人生５秒後に何が起こるかなんて本当にわからないものだ。

この進んでしまった５秒という時間を

この日ほど巻き戻したいと思ったことはたぶんないかもしれない。

先週の木曜日の夜９時ごろ、うちの猫に噛まれてしまった。

（左手の甲の人差し指と親指の下の方、手首に近い方）

たぶんかなり深く。

もちろんただ単に噛んだのではない。

わたしがデッキから猫を抱っこして家に入ろうとしてゆっくり引き戸を閉めようとした時に

「ミャアアア！！！！！」

見ると尻尾が挟まっていたのですぐさま戸を開けた瞬間に

左手をガブリ！

あまりの痛さに５分ほど「痛い痛い」と半分叫びながらうずくまってしまった。

すぐに夫や娘が血が流れ出した左手を洗い消毒してくれたのだけど

とにかく痛みがひどい。

いろいろ調べてできるだけのことはしたので朝まで様子を見ようと

鎮痛剤を飲んで寝た。

次の日の朝、やはり腫れがひどくなっていたのですぐに病院へ。

破傷風の注射をされ、抗生剤を処方され、

医者に左手の指輪を外してArm Sling（日本語でなんだっけ）を買って

左手を胸のところで固定してしばらく使わないようにと言われた。

知らなかったのだけど、

猫に噛まれると相当の痛みがあり、腫れるらしいのだった。

あれから今日で５日目。

最初の３日間は抗生剤が効いてるのかわからないほど

腫れも痛みもおさまらず、

抗生剤の副作用でお腹はグルグルして下痢になるし、

特に腫れは腕の方にも広がってきていたので

よからぬことも考えたりして落ち込んでいた。

昨日になってやっとほんの少し腫れが引き始め、左手の指がほんの少し動き出して

今日はまた少し良くなってSlingを外し、こうして文字を打ち込めるようになって

心の中に一気に希望の光が差してきた😭

痛みはまだあるので拳も握れないし、手を下げると痛い。

料理はずっとできず、

昨日やっと野菜や肉を切ってもらって右手でカレーを作った。

右手が使えたからまだマシかもしれないが、

左手が使えないとこれほど不自由するのかと思い知らされた。

父が５６歳の時に脳溢血で倒れ、半身不随になり

亡くなるまでの２０年間左脚や左手が不自由だったにも関わらず

そのことについての愚痴や文句はあまり聞いたことがなかったことが心に浮かんできた。

これから載せる写真は負傷する前々日だったかに作った夕ご飯。

娘を喜ばせようと

カスタードクリームとバナナとチョコのパフェも作った。

だがしかし、母さんは後日負傷し、

料理ができなくなってしまうのだった。。。

む、無念😭

娘は来週の月曜日の早朝に司法試験のためワシントンD.C.に出発する。

かなりナーバスな様子。

母さん、左手をちゃんと使えるようになるのはあと数日だろうか。

いや、もう少しかかるかも。

まあ焦らずちゃんと治そう。

暑い日が続いている。

昨日は４０度だった。

湿度が低いので日本の暑さほどではないと思うけれど、それでも暑い。

数日後。

部屋の隅っことかにあんまり座らない子だけれど、

少しは反省しているのかもしれない（笑）

挟まれた尻尾は大丈夫だった模様。

はー。

人生５秒後に何が起こるかわからない。

みなさんもお気をつけて。

飯炊き母さんの日々

娘が帰って来て

月末の司法試験に向けての勉強のラストスパートが始まったのだけれど、

ほんとうに朝から晩まで必死にやっているので

ちゃんとご飯だけは食べてもらえるようにと飯炊き母さんに徹している。

そして無駄に話しかけないようにもしている。

これは昨日の夕ごはん。

久しぶりに家族全員揃ったので我が家で夕ごはんを一緒に食べた。

辻さん風のベシャメルソース入りラザニア、

サラダ二種、

インゲンの炒めもの、

パンとはちみつバター。

このところは３３度とか３４度とかめちゃくちゃ暑い日が続いている。

朝は早めに散歩に出たつもりなのに

帰ったら汗びっしょり！なんてこともあったり。

出る時間が遅くなると

モールで散歩してからジムに直行したりもする。

先日の夕ご飯は久しぶりに冷やし中華にしてみた。

ハムがなかったので豚肉で代用。

日本だったら冷やし中華などはお昼ご飯アイテムかもしれないけれど

我が家では立派な夕ご飯になる（笑）

わたしにしてみれば冷やし中華は意外と手間がかかると言いたい。

卵を焼いて切って、きゅうりを千切りにして、野菜を切って、

肉を焼いて、麺を茹でて洗って水切りしてー

というのは時間がかかるものなのだ。

娘は頑張っている。

今日の夕ご飯の時なんて

ノートパソコンをキッチンテーブルに置いて

ヘッドフォンをしてレクチャーを聴きながら

思い出したように口に食べものを運んでいた。

司法試験まであと二週間だ。

勉強の進み具合で日によって自信をなくしたり

意外といけるかもしれないと思ったり

まるでローラーコースターのような毎日。

今までの勉強人生の中で一番苦しいとも言っていた。

とにかくちゃんと食べてちゃんと寝てもらって

病気にならないようにしなくては。

わたしにできることは飯炊きくらいのものなので

サポート引き続き頑張ります💪

独立記念日に山へドライブ

火曜日はアメリカの独立記念日で祝日。

子供たちはそれぞれ忙しそうだったので

夫と二人で少し遠い山の方へドライブに出かけた。

いつも紅葉の時期に訪れるルートだけれど

まだ山の頂上付近に残る雪の白と緑のコントラストが美しくて

素晴らしい眺めだった。

山はずいぶんと涼しくて心地良い。

写真を撮っていたら足元に小さくて可愛い花がたくさん咲いていたので

Seekのアプリで見たら「Greater Stitchwort」と出てきた。

ちょっと変わった名前だ。

可愛いでしょう。

この花の種は音を出して跳ねて落ちるらしい。

さて、今日はコスタリカから娘が帰って来た。

テキサス州のヒューストンで乗り換えた飛行機が滑走路に移動する途中

雷の影響で４時間近くも立ち往生して気を揉んだけれど無事離陸し４時間遅れで到着。

娘は月末の司法試験に向けていよいよラストスパート！なので

「祈合格」と書いて勉強部屋の壁に貼り、

トレジョーで買ったデイジーの花を飾って置いたら喜んでくれた（笑）

さ、明日から母さんもサポートに徹して頑張ります。

おやすみなさい。

ケーキ騒動

先週、末息子の誕生日があり、

みんなが集まれる昨日の日曜日にお祝いしようということになった。

さてさて、誕生日と言えばやはり誕生日ケーキを作らねばということで

今回はチョコレートムースケーキにしようと

前日にケーキ作りに取りかかった。

チョコレートムースケーキというのは

チョコレートケーキ、それからチョコレートムース、

そして上にかけるグラサージュの三つを別々に作らなくてはいけないので手間がかかる。

まあ、でも前にもやったことあるしーと軽い気持ちで

材料を計り、レシピ通りの手順で進めていった。

卵３個を泡立てる時なかなかもったりと泡立たなくて時間がかかり焦りつつも

ケーキが完璧に焼き上がったので満足し、

次のムースも出来上がり、

ケーキを切って型に入れ、ムースを流し込んだ時に２枚にしたケーキを1cmの厚さに切らなかったことに気づいた。

ムースが足りない（汗）

でももう流し込んでしまったのであとでなんとかしようとそのまま冷凍庫で冷やした。

しばらくして固まったように見えたので型から外し、

逆さまにしてグラサージュをかけたところまではよかったのだけど

ホイップクリームでデコレーションをし始めたら

なんと、ムースがゆるくなって雪崩のようにデコレーションが下に落ちてきた。

ウソ。

ここにきて失敗！？

動揺してカウンターもお皿も何もかもチョコレートだらけ。

でもどうしようもないのでそのまま冷凍庫に押し込み洗い物をしていたら

ケーキの型のエッジで右手の薬指の先を切り、血だらけに。

うあああ。

けっこう痛い。

深く切ったかもしれないけど、老眼だしよく見えない。バンドエイドで止血した。

はー。

別に見栄えが悪くったって味が良ければ誰も気にしない。

ま、いいか、とその日は諦めた。

次の日。

みんなが来る日の朝、起きてすぐに冷蔵庫の中のケーキを見た。

見栄え、かなり悪し（泣）

なんとか直せないだろうかと、余っていたグラサージュとホイップクリームで

デコレーションを直そうとしたがうまくいかなかった。

そこで考えた。

そうか、ケーキを「解体」してケーキの部分だけ残し、

ムースにもう少しチョコレートと生クリームを足し、ゼラチン加えて

型に流し込んで再度しっかり固めればいいんじゃないだろうかと。

グラサージュも簡単だしまた作ればいい。

ということで思い切って「解体」して再度「製造」し、

冷凍庫に２時間入れたのでムースはしっかり固まった。

そして慎重にグラサージュをかけて新しく生まれ変わったのがこれ。

　

あーーーーできたーーーーー😭

今まで作ったチョコレートムースケーキの中で一番美味しかった。

苦労の甲斐があったと言いたいが、

この直径１５センチの小さなケーキを作るのに

これだけの時間と労力をかけてしまった自分に少し辟易する部分もある。

大体みんなはご飯も食べに来るんだから

ご飯だって作らなくちゃいけないのに

なんでこんなにやってしまうのかわけがわからない。

誕生祝いのメインはポークリブロースト、

サーモン＆海老入りちらし寿司、

ポテト＆ブロッコリー＆ベーコンサラダ、

フルーツ。

夕方は山の方へドライブに行ってスキー場の辺りを散策。

下界は３０度越えなのに山は１６度くらいだった。

可愛い野花たち。

鹿も見かけた。

さて、そろそろ寝る時間です。

明日はアメリカの独立記念日。

おやすみなさい。