ジョーの日記

米国での日々の生活を写真と言葉で綴ります。

パリ滞在 7日目 パート2

2023-01-30 | 日記
週末に胃腸の具合が悪くなり、ぐだぐだと過ごしていて
パリの滞在記を書けずにいました。
今日は体調回復したようなので
パリ滞在7日目のパート2、いきます(笑)

ボランティアガイドのアランさんと次に向かったのは、
作家修行時代のヘミングウェイが最初に住んだというアパルトマン(4階)だった。





カルディナルルモワーヌ通りの74番地。
1921年の暮れ、新婚間もないヘミングウェイ夫妻はアメリカから作家になる夢を抱いてパリにやってきた。
暖房もトイレもない貧乏生活だったそう。
当時のこの街の様子は短編小説「キリマンジャロの雪」や
パリ青春時代を回想した晩年のエッセイ「移動祝祭日」に描かれているらしい。

道を歩いていたアランさんが開いていた青色の扉を見て突然自分の指にチューをして、
「ここは滅多に開いてないんだ!あなたたちはほんとうにラッキーだよ」と興奮気味に言った。




わたしたちはなんのことかわからないまま扉から中に入り、狭い通路を通り抜けて




(振り返り、入ってきた扉に向かって撮った写真)



石の壁の前に出るとアランさんが説明してくれた。
昔のパリにはかつて城壁が築かれていた時期が複数回あり、
これはフィリップ2世王(1180〜1223年在位)がイギリス軍の侵入からパリを守るために築いた壁の遺跡の一部なのだそう。
「フィリップオーギュストの城壁」と呼ばれ、
全長540メートル、高さ10メートル、幅3メートルの頑丈なもので、
見張り塔が60メートルごとに置かれていたと言われている。




ここもまた、近くの通りにあった、「フィリップオーギュストの城壁」の一部。




5区にあるパンテオン。
18世紀後半にサント ジュヌヴィエーヴ教会として建設され、後にフランスの偉人たちの遺体を祀る墓所となったそう。
思想家のルソー、作家のヴィクトル ユーゴーやサン テグジュペリも埋葬されている。




パリで一番狭い道!?

カフェでの休憩も入れて6時間ほど散策し、
アランさんと別れてからお腹が空いたのでラーメン屋へ。





「こだわりラーメン(横丁)」という6区のオデオン駅近くにあるラーメン屋さん。
店内は昭和の新宿をイメージしたのだとか。
いつもは大行列のラーメン屋さんらしいが、
平日の午後4時過ぎだったせいか並ばずにカウンター席に座れた。




これは地鶏醤油ラーメン(卵も入れて14.5ユーロ)。
外国で食べるラーメンは高い(泣)
しかし、日本でも十分通用する、いや、もしかしたらトップレベル!?と言えるかもしれないほどの美味しさ!
焼豚は今までで一番美味しかったかも。
店員さんが教えてくれたのだけど、オーナーは、フランス人男性で
日本でラーメンを食べてから虜になり、とにかく「ラーメンを極めたい」一心で修行し、
3人の師匠に恵まれてその才能と技術を惜しみなく教えてもらい、そこから自分の味を創り出したそう。
素晴らしい〜。

帰りに可愛い店構えのおにぎり屋さんを発見。
あとで小腹が空いた時のためにと思い、立ち寄った。
パリは最近おにぎりブームなのだそう。








オーナーはフランス人だったが、作っているのは函館出身の日本人女性。
厨房から出てきて気さくに話しかけてくれた。
おにぎりは新潟産のお米で作っており、新潟のお酒も売っていた。




おにぎりも美味しかったが、きんぴらや茶碗蒸しも少し濃いめの味付けで美味しい!
ただ、おにぎり一個4ユーロ(しかも小さめ)とかなり高め。
それでもお店をやっていけるのだからパリの日本食ブームは今かなり熱いのかもしれない。

おにぎり屋さんを出ると外はすっかり暗くなっていた。




セーヌ川と奥に見えるのがルーヴル美術館。



左奥に見えるのがエッフェル塔。



今日も長々とお付き合いありがとうございました。
次の「パリ滞在8日目」が旅日記の最後になります。
それでは、おやすみなさい。


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パリ滞在 7日目 パート1

2023-01-26 | 日記
パリ滞在7日目は、
Paris Greeters というグループのボランティアガイドの方と一緒に
カルチェラタン(Latin Quarter)地区を散策することになっていた。
ここはセーヌ川左岸の5区と6区にまたがる地域で、
フランス語が未統一であった時代、ヨーロッパ各地から集まった学生たちが
当時の学問や教会における国際共通語であったラテン語で会話したことに由来するのだそう。

この日は小雨が降るちょっと肌寒い日。
午前10時半に5区のJussieuというメトロ駅前で待ち合わせをしており、
電車を降りて階段を昇り地上に出るとガイドの方が笑顔で迎えてくれた。
名前はアランさん。
アランドロンのアランだと自分で言って笑っていた(笑)

彼が最初に連れて行ってくれたのは、
ガロ、ローマ文化時代に作られた円形闘技場の「アレーヌ ド リュテス」遺跡。
紀元1世紀に古代ローマによって建造され、17,000人を収容できたらしい。




現在残るのは北側の一部分で二つの穴が開いているところから動物を出していたとのこと。
実は1210年に城壁の建設に際して埋め立てられていたのだけれど
数世紀後には地名に残るのみとなり正確な場所はわからなくなっていたのが
1860年代になりモンジュ通りの建設の際に発見され、
ヴィクトルユーゴーをはじめとした知識人が陣頭に立って保存に乗り出し、
結果1896年に公園として開園された。
古代ローマによる建造物の中では最も古いのだそう。
闘技場の真ん中に立ち、アランさんが手を叩くと闘技場いっぱいに響いて驚いた。
音響効果抜群。










これは遺跡の裏側。
そして公立植物園(Jarden Des Plantes) の中を歩いた。








桜のようだけれど、ちょっと違うかも。



パリに来て驚いたのは冬なのに花は咲いているし、芝生はグリーンだし
気温もそれほど低くなく、冬というよりはむしろ「秋」という感じだった。
ただこの日だけは小雨が降り、手が悴むくらい寒くて
散策の途中にイスラム教のカフェに入ってお茶を飲んだ。




お店の人がとても親切だった。



不思議な味のミントティー。ほんのり甘い。




ボランティアガイドのアランさん



5区の通り。





壁に豚などの動物が描かれていることから昔は肉屋だったことがわかるのだそう。


この日はアランさんがいろいろなところに案内してくれ、
6時間も一緒に散策したので写真もたくさんあり、
パート2は後日ということで、
この辺でおやすみなさい。



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パリ滞在 6日目

2023-01-23 | 日記
パリ滞在6日目は、モンマルトルの丘へ。
地下鉄で最寄りの駅で降りたのだけれど、
地上に出るまでの螺旋階段が半端なく長かった。
何段あるか数えるべきだったけれど
後ろの若い人たちも「ゼーゼー」言ってたくらいで最後の方はみんな泣き笑い状態。
あとでわかったのだけど、エレベーターもあったらしい(あったんかい😂)。
やっとの思いで地上に出られたところにさらにサクレ クール寺院への数百段はあると思われる階段があり、
その右横にケーブルカーがあったので迷わずケーブルカーへ向かった(笑)






丘の上に着きしばらくしたら雲の間から青空が。
この寺院は40年の歳月をかけ、1914年に完成したものの
礼拝のために開放されたのは第一次世界大戦の終わり、1919年のことだったそう。
この丘からパリ市内を見渡せる。




パリの苔。



モンマルトル界隈の街並み。






このピンクの建物には画家ルノワールが1875年から1877年まで住んでいたのだそう。
そして、ルノワールのモデルの一人だったスザンヌ ヴァラドンとその息子ユトリロ(モンマルトルの巨匠画家)が
あとになって同じ建物のスタジオに住んだと言われ(1912年から1926年)、
今では美術館になっている(パリ18区コルトー通り12番地)。

モンマルトルの丘から歩いて予約を入れていたレストランへ。




Garden Trinité というレストランで3コースランチ(25ユーロ)。



コクのあるスモーキーなフレイバーのマッシュルームスープ。
味わったことのない美味しさ。



白身魚とリゾット&クリーミーソース



クリームブリュレ
レベル高し。

そして夜は凱旋門とライトアップされたエッフェル塔を見に行き、
かの有名なシャンゼリゼ通りを歩き、ユニクロを見つけたので入って買い物(笑)







そして夜は小腹が空いたので宿のアパルトマンの近くのガレットのレストランへ。



なんと、この「BREIZH CAFE」(ブレッツカフェ)はパリ一番のクレープリーにも選ばれたことがある有名店で
表参道にもお店があるのだとか。
そんなことは全く知らずに入った(笑)



文句なしに美味しかった。


今日も長々とお付き合いありがとうございます。
おやすみなさい。






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パリ滞在 5日目

2023-01-22 | 日記
パリ滞在の5日目も二日間のミュージアムパスを購入していたので
印象派や現代美術の作品を中心に展示するオルセー美術館とオランジュリー美術館に足を運んだ。
オルセー美術館はもともとは1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて建設されたオルセー駅の鉄道駅舎兼ホテルで、
建物内部には鉄道駅であった面影が随所に残る。




ドーム型の天井が駅舎っぽい。



巨大な時計の隙間からルーヴル美術館が見える。

オルセー美術館にはルノワール、モネ、マネ、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホなどの作品が展示されている。




マネ



ルノワール



セザンヌ



ゴッホ

オルセー美術館からはオランジュリー美術館へ。
印象派の巨匠、クロード モネの大作「睡蓮」をパノラマ展示するために整備された美術館で、
他にもマチス、ピカソ、セザンヌ、モディリアーニ、ルノワール、ユトリロ、ドランなどの印象派、
ポスト印象派の傑作が多く展示されている。






写真に収まりきらない大きさ。
真ん中に椅子が置いてあり、ゆっくり静かに鑑賞できるようになっている。
この「睡蓮」は第一次世界大戦休戦協定の翌日にモネからフランスに贈られたのだそう。




モディリアーニ



ピカソ




オルセー美術館。手前はセーヌ川。

帰りにアンジェリーナに寄り、モンブランをゲット。






めちゃくちゃ美味しかった。
そしてこの夜はマレ地区のファラフェルサンドで有名なお店へ。




もちもちのピタパンの中に熱々のファラフェル(潰したひよこ豆やそら豆に香辛料を混ぜ合わせて揚げたもの)と
揚げナス、トマト、きゅうり、紫キャベツ、玉ねぎ、白胡麻ベースのタヒニソースが入っていて、
最高に美味しかった。

パリの食べものはレストランもストリートフードもパティスリーもまずほとんどハズレがない。
ほんとうに驚くほど美味しい。
あ、一ヶ所だけ(笑)ブイヨンというレストランは安かったけど味は普通(笑)
でもデザートのシュークリームは美味しかった。
やはり事前にある程度のリサーチは必要で、行き当たりバッタリは期待外れになる可能性もある。
いつかまたパリに行けたら、食べそびれた美味しいものを食べたい(笑)

それでは今日はこの辺で。
おやすみなさい。


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パリのおもしろ&ほっこりエピソード

2023-01-20 | 日記
娘にパリ滞在の5日目の記事はどうしたのかと聞かれた。
「ちょっと中休み」と答える母さん(笑)
記憶が薄れないうちにおもしろエピソードも書いておかなくちゃいけないのよ(笑)

そんなわけで、みなさんお待ちかね(!?)のおもしろエピソードをご紹介。
あれは何日目の夜だったか思い出せないけれど、
宿のアパルトマンに向かって歩いていた時のことだった。
何か大きな声で叫んでるような声が聞こえたので振り返ってみると、
反対側の歩道で高齢の女性と犬を連れた若い女性が焦った様子でフランス語で喋っている。
すると犬を連れた若い女性がいきなり走り出し、
高齢の女性もその後をあたふたと追いかける様子が見えた。
わたしが状況をすぐに把握できないでいると娘の方が先にその様子を見ていたので教えてくれた。
なんと、その高齢の女性は犬のリードだけ持って歩いていたのを
若い女性が「マダム!!!あなたの犬はどこですか!!!」と声をかけ(想像)
高齢の女性が「ギャッ😱どうしよう!」(想像)となり、
若い女性がその犬を探しに走った!ということだったらしい。
結局、その親切な若い女性が角を曲がると犬が置いていかれた場所にちょこーんと座っているのが
わたしたちにも見えて高齢の女性のわんちゃん無事保護。
まるで漫画のような出来事だったので漫画に描いてみたのだけど
まだ写真がアップロードされていないので別の写真を載せる(笑)




あ、アップロードされた。
ブログに載せるようなものではないけれど
雰囲気だけでも伝われば、と恥ずかしながらアパルトマンに帰ってから描いた漫画を載せる(笑)




下手な漫画で失礼します。
本人たちは必死だったのだろうけれど、
わたしにはツボでいまでも笑えるエピソードになった。


さて、次のエピソードはほっこりエピソード。
ルーヴル美術館からの帰り、宿のアパルトマンの近くで停まる96番のバスに乗るために
セーヌ川のほとりのバス停に3人で立っていたところ、
同じバス停に立っていた二人組(30代くらい?)の男性の一人に英語で声をかけられた。
その人たちも96番のバスに乗ろうと思っていたらしく、
アプリを見ながら「あと6分ほどで到着するみたいですよ」と教えてくれた。
待つ間アメリカからの旅行者であることを伝えると
美味しいパティスリーのお店(アンジェリーナとサダハルアオキが素晴らしいと言っていた)や
レストランなどを教えてくれたりしてほんとうにフレンドリーな人たちだった。
しかし、待てど暮らせどバスは来ない。
実はその日の朝、アパルトマンの近くのバス停で96番のバスを待っていた時に
あるおばあちゃんが通りかかって「あのね、このバス停にバス来ないわよ」とフランス語で言われたのを思い出した(笑)
結局30分以上待ってもバスは来ず、もう一人の男性が「お前、さっき6分って言ったのに(笑)」と茶化し、
諦めて同じ方向に歩き出したわたしたち。
そこで、あまり英語を話せないもう一人の人に自分の唯一喋れるフランス語を試そうと
「Mon Français ne pa très bon」(わたしのフランス語はあまり上手じゃありません)と言ってみたら
英語で「I understand!」と言われた(笑)
途中で別方向になったので別れ際に二人にお礼を言うと
「良いパリ旅行になりますように!」と、なんと自分たちが買って持っていたガレット デ ロワを差し出した二人。
これには恐縮しつつ、ほんとうに感激してしまった。




これが二人にいただいたガレット デ ロワ(王様の菓子)。
パリに着いてからベイカリーのショーウインドウにたくさん並んでいてなんだろう?と思っていたもの。
近年日本でも少しずつ知名度があがってきているお菓子らしく、
もともとはキリスト教のエピファニー(公現祭?)に食べるフランス菓子だったそう。
最も一般的なものは紙の王冠がのった折りパイにフランジーヌ(アーモンドクリーム)が入ったパイ菓子で
中にフェーヴと呼ばれる陶製の小さな人形が一つ入っており、
公現節(1月6日)に家族で切り分けて食べ、フェーヴが当たった人は王冠を被り、
幸運が1年間継続すると言われているのだと彼らが教えてくれた。




切り分けたのはわたしだったので、フェーヴが当たったのはわたし(笑)
小さなオーブンミットの形をしたフェーヴだった。可愛い。
初めてのガレット デ ロワは中身がわたしの大好きなアーモンドクリームだったこともあり、
とても美味しかった。
パリの人たち、ほんとうにやさしい(涙)



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パリのあれやこれや

2023-01-19 | 日記
パリから帰ってきて一週間。
昨夜の深夜のフライトで娘と黒猫がヴァージニア州へ帰ってしまった。
ロースクール卒業まで残すところ数ヶ月、
身体に気をつけて最後の学生生活を楽しんでほしい。

さて、パリ滞在5日目にどこに行ったか何を食べたかということについては
後日書くことにして、
今日はパリで気づいたことについて書こうと思う。
地下鉄のドアについては先日書いた通りだけれど、
パリの街は、なにせ歩道が狭い(シャンゼリゼ通りは別)。
一人かギリギリ二人並んで歩けるかどうか。
でも後ろから早足の人が追い越してくるので二人並んで歩いて歩道をブロックしてしまうのは良くない。
それに、歩道の端には犬の落とし物がよくあるので
お店のショーウィンドウに見とれて踏まないように気をつけなくちゃいけない。
アメリカもそうだけれど、ちゃんと拾って帰る飼い主とそうでない飼い主がいるんだなあ。
その点日本はちゃんと拾う飼い主は圧倒的に多いと思う。
小の方でもスプレーボトルを持ち歩き、水をかけて薄めてるのだから本当に感心する。






昔、よくフランスの人はツンとしていてあまりフレンドリーではないと聞いていたけれど
辻さんのブログを読む限りそういう印象ではなくなっていたのでどんなものかなと思っていたら、
わたしの印象ではまずほとんどの人が笑顔でやさしかった。
英語を話す人も多く、お店などではほぼ問題なくやり過ごせた。
それと、意外だったのはタバコを吸う若者がとても多かったこと。
カフェの外に座って会話しながらタバコを指に挟んだ手を下の方に向けている光景が印象に残っている。
身体に悪いのになと思いつつ、なんだかちょっとかっこよく見えてしまった。

かっこいいと言えば、なんとオシャレでかっこいい老若男女の多いことか!
さすがファッションのメッカ、パリ。




宿のアパルトマンの窓から行き交う人を見るのが好きだった(笑)
娘と二人で「見てあの人!オシャレ!」と大騒ぎ。
道ですれ違うおばあちゃんもおじいちゃんも古い映画の中から飛び出してきたかのようで
振り返って見てしまうこともあった。
どんなふうにオシャレなのかというと、
ファッション誌に出てくるような派手な感じではなく、
全体的にスッキリとしてシンプル、帽子やスカーフ、マフラーがアクセントになっている感じ。
特に高価な洋服という感じでもなく、お化粧も濃くない人が多いという印象を受けた。

さて、ニュースによると
フランス全土で19日、政府の年金改革案に反対するストが始まり、
駅が封鎖され、公共交通機関の運行が減らされているらしい。
ちょっとタイミングがずれてたら大変だったかも。
でも実はパリはわりと小さな街なので歩いて観光しようと思えばなんとかできてしまうと思う。
ほんと、歩いた歩いた(笑)
平均して1日1万8千歩くらいは歩いたと娘が言っていて意外と少なかったなあと(笑)
途中、右股関節がちょっとおかしくなって心配したけど、すぐに回復してくれて最後まで普通に歩けたことに感謝。

さて、今晩はもう寝る時間となりました。
おやすみなさい。






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パリ滞在 4日目

2023-01-16 | 日記
パリ滞在の4日目はルーヴル美術館へ。
土曜日だったけれど予約時間とミュージアムパスがあったのでスムーズに入館できた。
話には聞いていたものの、あまりにも大きくて広くて迷路のような美術館なので
館内図を片手に午前11時半から午後5時半まで(途中カフェテリアで昼食&休憩)
半日をかけても全て見てまわることはできなかった。




ルーヴルの起源は1200年代まで遡り、
フランス革命によって1793年に美術館に変わったかつての王宮には
紀元前7000年から1850年代までの38万点以上の作品が収められているのだそう。




ミロのヴィーナス。



サモトラケのニケ。



モナリザ。
長い行列に並ばなければ正面から写真を撮ることができず、諦めた。




フェルメール「レースを編む女」






ハンムラビ法典(完全なる形で残る世界で4番目に古い法典)。
紀元前1792年から1750年にバビロニアを統治したハンムラビ王が発布した(メソポタミア文明最盛期)。
アッカド語が使用され、楔形文字で記されている。
材質は玄武岩。高さは2メートル25センチ。





5時半過ぎに美術館を出ると外は暗くなっていた。









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パリ滞在 3日目

2023-01-15 | 日記
3日目の午前中は宿があるマレ地区(3区と4区)界隈を散策。
マレ地区はサン ルイ島の北にあるセーヌ川右岸にあり、
17世紀の貴族の邸宅や庭園が残る美しい地域で、
小さな路地にお洒落なお店やレストランがひしめきあっている。
19世紀以降はマレ地区には東欧からやってきたユダヤ人が多く住みついたため、
「ユダヤ人街」とも呼ばれており、またLGBTQ+コミュニティとしても有名だ。
オシャレでかっこいいパリジャンも多い。





ユダヤ人地区を代表するロジエ通りにも行ってみた。


美味しいと聞いていたファラフェルというサンドイッチは後日食べることにして、
ランチの予約をしていた「Glou」というレストランへ。










前菜とメイン(白身魚とバターナッツスクワッシュソース)とデザートで23ユーロ。
税込み価格なのと基本的にチップは必要ないので
(でも気持ちの良いサービスを受けたと感じれば気持ちで置いておくとスマートなのだとか)
とてもお得な感じがした。
味の方はというと、さすがフランス!素晴らしいのひとこと。
ほんとうに丁寧に作られていることがわかる。

お腹がいっぱいになった後はタウンホールの前を通り、





シテ島のノートルダム大聖堂の反対側にあるサント シャペルへ。










サント シャペルはパリ中心部のシテ島にある美しいステンドグラスで有名な教会で、
ルイ9世が聖遺物を収めるために建設を命じ、1248年に完成したとのこと。

そしてそこから歩いてパリ5区、セーヌ川左岸にある「シェイクスピアアンドカンパニー」書店に寄った。





初代シェイクスピアアンドカンパニーは、
1919年にシルヴィアビーチという女性がパリに住むアメリカ人作家たちを支援するために開いた
英文書専門の書店だったが、第二次世界大戦中の1941年に閉店を余儀なくされたと言う。
常連にはヘミングウェイやT S エリオットがいたそうだ。
その10年後にアメリカ人のジョージウィットマンによって現在の場所に開かれた書店は
1962年のシルヴィアビーチの死後、2代目シェイクスピアアンドカンパニーとしてその名を受け継いだらしい。
独特の雰囲気のある素敵な書店だった。

書店を出て、隣のカフェでお茶を飲む頃にはあたりはすっかり暗くなり、
橋の上から見たセーヌ川と夜景がとても美しかった。




さて。
今日は時差ぼけもだいぶ回復してきてほとんど元に戻っている感じ。
やはり東方向に行くのと西方向に行くのとでは
西方向に行く方が楽な感じがする。
日本に行くとわりとすぐに慣れるのだけど、
日本からアメリカに帰ると回復にかなりの時間を要するので。



パリの旅日記にお付き合いいただきありがとうございます。
自分の記憶を辿りながら、写真や地図やパンフレットを見て確認しながら書いています。
それではまた明日。。。


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パリ滞在 1日目と2日目

2023-01-14 | 日記
こちらを出発したのが3日の午後2時で、
9時間のフライトを経てパリに到着したのが4日の朝の8時だったので、
果たして夜まで起きていられるのか心配でしたが、
まずは周辺の地理感覚を掴むためにも徒歩圏内のノートルダム大聖堂に向かって歩き出しました。
しばらく歩いているとセーヌ川が見えてきてテンションが上がります。





橋を渡り、もう一つの橋を渡るとセーヌ川中央にあるシテ島に着きます。
そこに修復中のノートルダム大聖堂がありました。
街の真ん中にあるイメージだったので
セーヌ川の中の島の上にあったのには驚きました。



2019年の火災から3年近くが経ち、修復作業は順調に進んでいて、
2024年12月にはミサを執り行うことができるそうです。
もしかしたらオリンピックには間に合わないかもしれません。






2日目は地下鉄に乗ってエッフェル塔を見に行きました。
パリの地下鉄は降りる駅に着くと手動でドアを開けるようになっており、
ボタンを押すタイプとレバーを回して開けるタイプがあります。
もちろんそんなことは知らなかったので目的の駅に着いた時に
ドアが開くのを待っていたらそばにいた人がレバーを回してくれて
初めて手動で開けることに気がつきました。
(日本でも田舎で同じような経験をしたことあり)
でも、電車が止まる前に手動でドアを開けて降りた人がいたのにはびっくり。
日本ではまず考えられないでしょう。




エッフェル塔。想像よりはるかに大きかったです。

パティスリー「Pralus」(フランソワ プラリュ)。
赤いブリオッシュのパンで有名なところ。




パリにはお花屋さんもたくさんあり、
ミモザの花がたくさん並んでいました。





パリに住む辻さんが息子さんの誕生日プレゼントを買いに行って
自分の服を買いまくったという世界初の百貨店、ルボンマルシェ。
服の値段を見ましたが、とても買えるような値段ではありません(笑)
食品館(別館)はとにかく見るだけでも楽しいです。
値段はそれほど高くなく、お土産などに最適かもしれません。
わたしはお茶といちごジャムを買いました。



夜9時近くになり、また眠くなってきました。
(パリは朝5時です)
また明日書きます。
おやすみなさい。

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パリの旅

2023-01-13 | 日記
八日間の旅を終え、昨日パリから無事に戻りました。
直行便なので少しは楽なのですが、
10時間弱のフライトはやはり長いです。
時差ボケは完全に元に戻るのに一週間くらいかかるかもしれません。

初めてのパリ。
映像や写真で見てきた風景を目の前にして、なんだか不思議な現実感がありました。
長年これほど変わらない街並みや建築物を維持できているのは
景観を守るためのさまざまな対策や厳しいルールがあるとは言え、驚きです。

パリではホテルではなく、マレ地区(3区)にあるAirbnb(民泊)に宿泊しました。
説明に3階と書いてありましたが、
フランスでは1階が0階になるので、実は4階。
エレベーターはないので、木でできた螺旋状の狭い階段を昇ります。
古い建物なので、階段は曲がっていて平衡ではないのです(笑)




アパルトマンには、居間、小さくて可愛らしいキッチン、バスルーム、
ダイニング(床が平らではない。笑)、そして寝室があります(2人から4人用)。


天井の梁に注目。
ソファはベッドにもなります。







そして別の方向から見た居間(次の2枚)








最後の写真はアパルトマンの窓から見える風景。

さて、夜9時を過ぎてかなり眠くなってきました。
明日は1日目と2日目の写真を載せようと思います。

おやすみなさい。







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謹賀新年

2023-01-01 | 日記
新年明けましておめでとうございます。
みなさんにとって笑顔の多い年になりますように。
2023年もジョーブログをよろしくお願いします。




このトトロ人形は娘と二人で作りました。
右がわたし作、左が娘作。
娘は手先が器用でとても上手。
娘のアイデアで外の木の枝に乗せて写真を撮りました。
卯年だけど、トトロでもいいかなと思って(笑)

写真の湿った木の枝でもわかるように先週からずっと雨続きで
雪もすっかり融けていたのですが
元旦の朝(今朝)窓の外を観たら20センチの雪が積もっていました。
またしても銀世界に逆戻り。




クリスマスにお正月料理を食べたので
今日はクリスマスっぽい料理にしました。
近所に住む高齢のご夫婦にもお裾分け。
(ミールサービスの食事が美味しくないのだそう)




さあ、明後日にはいよいよパリに向けて出発です。
初めてのパリ、どうなることやら。
フランス語は少し勉強したわりにはあいさつ程度しかできません(ははは)
YouTube観たり、ガイドブックや地図を広げて準備してきたものの
あまり把握できてないかも。
が、がんばりまーす。








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