急転。
現在のKATO製国鉄101系サハ100-38(トタ5F:Tc14)は旧トタ5F(Tc14)出自車ではない。
旧サハ100-38は旧ツヌ110F(Mc194←ムコ10F:Mc194)へ異動した後にサハ100-227(ツヌ110F:Mc195)へと改番された。
その後間もなくしてサハ100-38(トタ5F)を投入し補填を行っている。
国鉄101系サハ100-38(トタ5F:パンタグラフ踏板撤去車)。
旧トタ冷房5F(Tc14)を新トタ冷房5F(Mc198)へ編成更新した際にサハ100形は第二次冷房改造車改装対象から外れた。
サハ100-36,サハ100-211(旧ムコ3F:Mc78)は旧トタ5Fへと廻ったが新ムコ3F(Mc78→ムコ3F-1:Mc17)が出場する。
これを契機に旧トタ5Fはサハ100-38+サハ100-211+サハ100-36が3両並ぶ組成へと変更される。
その後サハ100形の外観に変化を与えるため電装準備工事一部撤去車の竣工に走った。
サハ100-36はKATO製101系で初となるサハ100形電装準備工事撤去車に改装された。
遅れてサハ100-38が入場しサハ100形電装準備工事一部撤去車も登場している。
一連の改装によりサハ100-38+サハ100-211+サハ100-36の外観は差別化が図られた。
サハ100-36(トタムコ3F:KATO製103系用現行LOTベンチレーター装着車)。
ムコ3Fとトタ5Fとの間では随時サハ101形,サハ100形を入れ替えていた。
KATO製101系津田沼~習志野区仕様でのプロトタイプ合致開始は武蔵小金井区,豊田区仕様にも影響を及ぼす。
その結果ムコ3Fは製品原形に戻った一方でトタ5Fの車両番号は崩れたままになってしまった。
サハ101-210の竣工でトタ5Fも原形復帰が果たせたと思えた。
ところがサハ100-38に施した電装準備工事一部撤去施工を失念していた。
車両番号は初出場時と同一になったものの仕様が異なりトタ5Fが目指す方向からずれている。
折しも慢性的な予備品不足解消のため中古製品やジャンク車両を掻き集めている最中だった。
既にジャンク車両ながらサハ100-36(トタムコ3F:Mc78)を確保していた。
外観はKATO製103系用と思われる塗装済ベンチレーターが装着されている程度で屋根板の状態は良い。
トタ5Fとトタムコ3Fの屋根板色温度はほぼ同一でありサハ100-38への転用が決定している。
入工中のサハ100-36,サハ100-38 (トタムコ3F,トタ5F)。
サハ100-36は何処かおかしさを覚えた。
KATO製サハ100形0番代用床板はサハ101形0番代用床板を方転しただけの共通部品である。
サハ100形200番代は方転さえ省略され空気圧縮機が2-4位側に設けられている。
細々としたエラーは目を瞑れたがサハ100形0番代の元空気溜だけは見逃せなかった。
在籍するサハ100形0番代は全車元空気溜を1-3位側へ変更するためサハ101形0番代と同一方向に改めていた。
製品仕様を維持する元空気溜が違和感の基であった。
ちなみにサハ100形200番代は大幅に床下機器配置を変更し実車に近付けている。
電装準備工事車用屋根板に戻ったサハ100-38 (サハ100-36,サハ100-38)。
サハ100-36は電装準備工事一部撤去施工により自家塗装屋根板に格下げされていた。
編成中で1両だけ屋根板色温度が異なっていたがサハ100-38用屋根板への交換でほぼ元通りになった。
クハ101-14以下9両(トタ5F)とのLOT差は全く手に取れない。
経年都合により101系800番代LOT床板一式を流用したサハ101-210もトタ5F仕様相当に至った。
俯瞰で差異が判らなければ十分でありここはサハ100-36を種車にした利点と言える。
仮に屋根板供出車がサハ100-40(ムコ10F)であれば主旨の異なる原形復帰になっていたと思う。
補修を施したサハ100-36用側面窓セル窓サッシ再現。
サハ100-38が電装準備工事車に戻るとサハ100形パンタグラフ踏板撤去車仕様が消滅してしまう。
そこで部品取車へ廻す予定だったサハ100-36を電装準備工事一部撤去車化しトタ5Fに組み入れる。
ジャンク車両のサハ100-36は側面窓セル窓サッシ印刷に斑点状剥離が発生していた。
厄介な症状だが他オーナーさんの下でも現れると判明し妙な安堵感を得ている。
補修には拡大採用している油性メタリックマーカーを用いた。
ほぼ全段で波打現象が見られたため窓サッシモールドから印刷再現が消え去っている。
窓サッシ補修長期耐久試験車のサハ100-94(ツヌ110F)が竣工した矢先に同一仕様が現れる皮肉な展開となった。
整備を終えたサハ100-36,サハ100-38 (トタ5F-2,トタ5F-1)。
サハ100-36用ベンチレーターは廃車発生品に取り替えている。
一時Assyベンチレーターは予備品が尽き掛けた。
しかしクモハ100-39(元トタ5F:Tc14),クハ100-34(元ラシ107F:Mc202)の廃車等により逓増傾向にあった。
よってベンチレーター数が6器のサハ100形には充分足りる量まで回復していた。
まだ若干数が残っており不意な交換にも対応出来る。
やはり保管品,予備品の存在は心強い。
塗装変更車の廃車進捗次第では不足している他部品も増強が図れるかもしれない。
↓
サハ100-38(トタ5F-1:屋根板交換施工)。
※電装準備工事車。
電装準備工事車に復帰したサハ100-38(トタ5F-1:T'38←トタ5F:Tc14)が竣工した。
施工内容は乏しく屋根板を交換したのみとなった。
しかし自家塗装屋根板からメーカー塗装屋根板に置き換えられ見附は格段に向上している。
特徴だった電装準備工事一部撤去こそ廃止された。
しかしトタ5F-1に組成されるサハ100形はサハ100-38だけであり存在感は失われていない。
↓
モハ101-146+サハ100-38 (トタ5F-1:メーカー塗装屋根板装着車+メーカー塗装屋根板装着車)。
寧ろ竣工までに時間を要したのはサハ100-36(トタ5F-2:T'36)であった。
車体の状態とは対照的に側面窓セル窓サッシ印刷の劣化が新たな作業を呼び込んでいる。
油性メタリックマーカーの捌きはかなり慣れてきた模様である。
中段窓サッシモールドを踏み外す機会が激減した。
その効果か初試用車のクモハ101-194(ツヌ110F)に比べ塗り斑が抑えられた。
マスキングテープによる養生も廃止しておりこれからは他形式での試行が課題となる。
↓
サハ100-36(トタ5F-2:ベンチレーター・屋根板交換,台枠方転,側面窓セル窓サッシ印刷補修施工)。
※電装準備工事一部撤去車。
部品取車化を免れたサハ100-36(トタ5F-2)は電装準備工事一部撤去車へ改装となった。
既にサハ100-36(ムコ3F)が在籍するため二代目サハ100-36が登場している。
製品仕様により[西トタ]電略標記が印刷済でトタ5F-2組成時でも標記は全車が揃う。
トタ5F(Tc14)は11両体制に変更されパンタグラフ踏板撤去車も存置された。
サハ100-36は原則8号車に組み込み随時サハ100-38を脱車する方向だが6号車のサハ101-36でも構わない。
なお7号車にはサハ101-210が配される関係から対象外となる。
サハ100-36+モハ101-46 (トタ5F-2:側面窓セルHゴム支持印刷補修試作車+側面窓セルHゴム支持印刷未補修車)。
なお回着当時のサハ100-36用側面窓セルはHゴム支持再現印刷まで剥げていた。
対処法に悩んだが灰色の油性ペイントマーカーで塗り直している。
他形式で多用している油性ペイントマーカーは濃灰色である。
そのため101系0番代LOT側面窓セルには余り相応しくない。
但し実車でHゴム支持色温度が揃わない車両は珍しくなかった。
試行した3窓は濃灰色Hゴム支持に変わったがある意味面白い存在になったと思う。
現在のKATO製国鉄101系サハ100-38(トタ5F:Tc14)は旧トタ5F(Tc14)出自車ではない。
旧サハ100-38は旧ツヌ110F(Mc194←ムコ10F:Mc194)へ異動した後にサハ100-227(ツヌ110F:Mc195)へと改番された。
その後間もなくしてサハ100-38(トタ5F)を投入し補填を行っている。
国鉄101系サハ100-38(トタ5F:パンタグラフ踏板撤去車)。
旧トタ冷房5F(Tc14)を新トタ冷房5F(Mc198)へ編成更新した際にサハ100形は第二次冷房改造車改装対象から外れた。
サハ100-36,サハ100-211(旧ムコ3F:Mc78)は旧トタ5Fへと廻ったが新ムコ3F(Mc78→ムコ3F-1:Mc17)が出場する。
これを契機に旧トタ5Fはサハ100-38+サハ100-211+サハ100-36が3両並ぶ組成へと変更される。
その後サハ100形の外観に変化を与えるため電装準備工事一部撤去車の竣工に走った。
サハ100-36はKATO製101系で初となるサハ100形電装準備工事撤去車に改装された。
遅れてサハ100-38が入場しサハ100形電装準備工事一部撤去車も登場している。
一連の改装によりサハ100-38+サハ100-211+サハ100-36の外観は差別化が図られた。
サハ100-36(
ムコ3Fとトタ5Fとの間では随時サハ101形,サハ100形を入れ替えていた。
KATO製101系津田沼~習志野区仕様でのプロトタイプ合致開始は武蔵小金井区,豊田区仕様にも影響を及ぼす。
その結果ムコ3Fは製品原形に戻った一方でトタ5Fの車両番号は崩れたままになってしまった。
サハ101-210の竣工でトタ5Fも原形復帰が果たせたと思えた。
ところがサハ100-38に施した電装準備工事一部撤去施工を失念していた。
車両番号は初出場時と同一になったものの仕様が異なりトタ5Fが目指す方向からずれている。
折しも慢性的な予備品不足解消のため中古製品やジャンク車両を掻き集めている最中だった。
既にジャンク車両ながらサハ100-36(
外観はKATO製103系用と思われる塗装済ベンチレーターが装着されている程度で屋根板の状態は良い。
トタ5Fと
入工中のサハ100-36,サハ100-38 (
サハ100-36は何処かおかしさを覚えた。
KATO製サハ100形0番代用床板はサハ101形0番代用床板を方転しただけの共通部品である。
サハ100形200番代は方転さえ省略され空気圧縮機が2-4位側に設けられている。
細々としたエラーは目を瞑れたがサハ100形0番代の元空気溜だけは見逃せなかった。
在籍するサハ100形0番代は全車元空気溜を1-3位側へ変更するためサハ101形0番代と同一方向に改めていた。
製品仕様を維持する元空気溜が違和感の基であった。
ちなみにサハ100形200番代は大幅に床下機器配置を変更し実車に近付けている。
電装準備工事車用屋根板に戻ったサハ100-38 (サハ100-36,サハ100-38)。
サハ100-36は電装準備工事一部撤去施工により自家塗装屋根板に格下げされていた。
編成中で1両だけ屋根板色温度が異なっていたがサハ100-38用屋根板への交換でほぼ元通りになった。
クハ101-14以下9両(トタ5F)とのLOT差は全く手に取れない。
経年都合により101系800番代LOT床板一式を流用したサハ101-210もトタ5F仕様相当に至った。
俯瞰で差異が判らなければ十分でありここはサハ100-36を種車にした利点と言える。
仮に屋根板供出車がサハ100-40(ムコ10F)であれば主旨の異なる原形復帰になっていたと思う。
補修を施したサハ100-36用側面窓セル窓サッシ再現。
サハ100-38が電装準備工事車に戻るとサハ100形パンタグラフ踏板撤去車仕様が消滅してしまう。
そこで部品取車へ廻す予定だったサハ100-36を電装準備工事一部撤去車化しトタ5Fに組み入れる。
ジャンク車両のサハ100-36は側面窓セル窓サッシ印刷に斑点状剥離が発生していた。
厄介な症状だが他オーナーさんの下でも現れると判明し妙な安堵感を得ている。
補修には拡大採用している油性メタリックマーカーを用いた。
ほぼ全段で波打現象が見られたため窓サッシモールドから印刷再現が消え去っている。
窓サッシ補修長期耐久試験車のサハ100-94(ツヌ110F)が竣工した矢先に同一仕様が現れる皮肉な展開となった。
整備を終えたサハ100-36,サハ100-38 (トタ5F-2,トタ5F-1)。
サハ100-36用ベンチレーターは廃車発生品に取り替えている。
一時Assyベンチレーターは予備品が尽き掛けた。
しかしクモハ100-39(元トタ5F:Tc14),クハ100-34(元ラシ107F:Mc202)の廃車等により逓増傾向にあった。
よってベンチレーター数が6器のサハ100形には充分足りる量まで回復していた。
まだ若干数が残っており不意な交換にも対応出来る。
やはり保管品,予備品の存在は心強い。
塗装変更車の廃車進捗次第では不足している他部品も増強が図れるかもしれない。
↓
サハ100-38(トタ5F-1:屋根板交換施工)。
※電装準備工事車。
電装準備工事車に復帰したサハ100-38(トタ5F-1:T'38←トタ5F:Tc14)が竣工した。
施工内容は乏しく屋根板を交換したのみとなった。
しかし自家塗装屋根板からメーカー塗装屋根板に置き換えられ見附は格段に向上している。
特徴だった電装準備工事一部撤去こそ廃止された。
しかしトタ5F-1に組成されるサハ100形はサハ100-38だけであり存在感は失われていない。
↓
モハ101-146+サハ100-38 (トタ5F-1:メーカー塗装屋根板装着車+メーカー塗装屋根板装着車)。
寧ろ竣工までに時間を要したのはサハ100-36(トタ5F-2:T'36)であった。
車体の状態とは対照的に側面窓セル窓サッシ印刷の劣化が新たな作業を呼び込んでいる。
油性メタリックマーカーの捌きはかなり慣れてきた模様である。
中段窓サッシモールドを踏み外す機会が激減した。
その効果か初試用車のクモハ101-194(ツヌ110F)に比べ塗り斑が抑えられた。
マスキングテープによる養生も廃止しておりこれからは他形式での試行が課題となる。
↓
サハ100-36(トタ5F-2:ベンチレーター・屋根板交換,台枠方転,側面窓セル窓サッシ印刷補修施工)。
※電装準備工事一部撤去車。
部品取車化を免れたサハ100-36(トタ5F-2)は電装準備工事一部撤去車へ改装となった。
既にサハ100-36(ムコ3F)が在籍するため二代目サハ100-36が登場している。
製品仕様により[西トタ]電略標記が印刷済でトタ5F-2組成時でも標記は全車が揃う。
トタ5F(Tc14)は11両体制に変更されパンタグラフ踏板撤去車も存置された。
サハ100-36は原則8号車に組み込み随時サハ100-38を脱車する方向だが6号車のサハ101-36でも構わない。
なお7号車にはサハ101-210が配される関係から対象外となる。
サハ100-36+モハ101-46 (トタ5F-2:側面窓セルHゴム支持印刷補修試作車+側面窓セルHゴム支持印刷未補修車)。
なお回着当時のサハ100-36用側面窓セルはHゴム支持再現印刷まで剥げていた。
対処法に悩んだが灰色の油性ペイントマーカーで塗り直している。
他形式で多用している油性ペイントマーカーは濃灰色である。
そのため101系0番代LOT側面窓セルには余り相応しくない。
但し実車でHゴム支持色温度が揃わない車両は珍しくなかった。
試行した3窓は濃灰色Hゴム支持に変わったがある意味面白い存在になったと思う。