源平の史跡を訪ねて

全国いたるところにある源氏と平家の史跡を訪ねています。少しだけ源氏物語の史跡も紹介しています。

生田神社

2005-06-19 01:00:13 | 東城戸生田神社
生田神社には、平家の東の城戸となった生田の森の一部、梶原景季(かげすえ)が咲き誇る梅の枝を箙(えびら 矢を入れる道具)にさして奮戦した「箙の梅」、梶原景時(かげとき)が水を汲んで生田の神に武運を祈った梶原の井、能の「生田敦盛」の敦盛の萩、戦勝後、義経の代わりに弁慶が植えた弁慶の竹などの旧跡が残っている。

那須与一の扇の的 その2

2005-06-15 04:19:26 | 源平勇士コース
源氏の兵の視線が小船に集まるなか、年のころ18,9の美しい女房が、先端に扇を結びつけた長竿を船端に立て、陸に向かって誘うように招いていた。・・・・・
平家の大将宗盛は、この戦の勝敗を扇で占おうとしていた。扇が射落とされなければ神意は平家の勝利にある。
【(株)学習研究社 源平ものがたり 名場面&史跡集】

この絵は、那須与一の墓の駐車場にあります。

那須与一の扇の的

2005-06-14 03:08:45 | 源平勇士コース
屋島の合戦は、勝敗の決着がつかないまま、一日が暮れようとしていた。ちょうどそのとき、沖の船団の中から小船が一艘、浜から約70mほどに近づき止まった。・・・・・
与一は弓をいっぱいに引いてひゅーと射た。長い海上をうなりが走る。
と、はらりと舞い上がった扇がひらひらと舞いながら海に落ちた。齢21歳

屋島の合戦で、源氏が勝利したことを印象付ける場面です。
【(株)学習研究社 源平ものがたり 名場面&史跡集】

この絵は那須与一の墓の駐車場にあります。