源平の史跡を訪ねて

全国いたるところにある源氏と平家の史跡を訪ねています。少しだけ源氏物語の史跡も紹介しています。

鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう) 1

2011-11-15 11:53:38 | 鶴岡八幡宮

 

                  鶴岡八幡宮本殿

当宮は1063(康平6)年、源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりです。
その後、源氏再興の旗上げをした源頼朝公は、1180(治承4)年、鎌倉に入るや直ちに御神意を伺って由比ヶ浜辺の八幡宮を現在の地にお遷しし、 1191(建久2)年には鎌倉幕府の宗社にふさわしく上下両宮の現在の姿に整え、鎌倉の町づくりの中心としました。

また、頼朝公は流鏑馬や相撲、舞楽など、今日にも引き継がれる社頭での神事や行事を興し、関東の総鎮守として当宮に厚い崇敬の誠を寄せたのです。 以降、当宮は武家の精神のよりどころとなり、国家鎮護の神としての信仰は全国に広まりました。 当宮への信仰を背景に鎌倉を中心として興った質実剛健の気風は、その後「武士道」に代表される日本人の精神性の基調となりました。

現在の御本殿は、文政11年(1828)、江戸幕府11代将軍徳川家斉の造営による代表的な江戸建築で、 若宮とともに国の重要文化財に指定されています。

(参考資料:鶴岡八幡宮HPより HPはこちらから

 

 

  商店街近道                二の鳥居

 

 

段葛(だんかずら)

政子の安産を祈願して造られた参道で、若宮大路(史跡)の中心部となります。

   

 

        三の鳥居                      太鼓橋

   

 神奈川県鎌倉市雪ノ下二丁目1-31   (地図)