源平の史跡を訪ねて

全国いたるところにある源氏と平家の史跡を訪ねています。少しだけ源氏物語の史跡も紹介しています。

石山寺 紫式部と源氏物語の部屋

2010-10-05 01:17:50 | 源氏物語
紫式部は、源氏物語を書いたのが石山寺で、中秋の名月(八月十五夜)が琵琶湖に美しく映るのを見て、物語の構想をたて、「須磨」「明石」の帖から書き始めたと言われています。
(源氏が都を追われて、当時としては、都から離れた場所である須磨に居を構えた。)

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紫式部 源氏物語の間(本堂横)


紫式部の部屋と本堂
  

紫式部供養塔
 

紫式部像


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第一章 光る源氏の物語 逝く春と離別の物語

 世の中、まことに厄介で、体裁の悪いことばかり増えていくので、「無理にそ知らぬふりをして過ごしていても、これより厄介なことが増えていくのでは」とお思いになった。

 「あの須磨は、昔こそ人の住居などもあったが、今では、とても人里から離れ物寂しくて、漁師の家さえまれで」などとお聞きになるが、「人が多く、ごみごみした住まいは、いかにも本旨にかなわないであろう。そうといって、都から遠く離れるのも、家のことがきっと気がかりに思われるであろう」と、人目にもみっともなくお悩みになる。


石山寺正門


   




芭蕉句碑

あけぼのは まだむらさきに ほととぎす


芭蕉庵



芭蕉庵から見た瀬田川



硅灰石の庭(けいかいせき)




多宝燈本尊大日如来座像




淀殿寄進蓮如堂




この記事は、滋賀県PRブログの旅で訪問した場所です。
明日は、石山寺2と瀬戸の唐橋です。