ダビスタ04ノーリセット日記

2004年の発売当初からエンディング目指して苦闘し続けていまだに果たせずにいる男の、ある意味ライフログ

これはさすがに史上初ですね

2006年02月25日 00時55分07秒 | プレイ日記
ニッポーテイオーとタレンティドガール、タマモクロスとミヤマポピー、サクラチトセオーとサクラキャンドル、と言えばもうお分かりですよね。

ご存知の通り、同年に秋の天皇賞とエリザベス女王杯を勝った兄と妹の組み合わせです。この頃、エリザベス女王杯は今のような古馬混合戦ではなく、3歳牝馬(当時は旧表記の4才だったけど)の三冠最終戦でした。実は今年、秋華賞と天皇賞を勝った兄弟が出ました。チトセオー&キャンドルの頃のエリザベス女王杯に当たるのが現在の秋華賞だとすると、今年のウチの兄弟ってのは上に挙げた兄&妹のようなものですよね。ただ、上に上げた3組はいずれも母のみ同じで父が異なる半兄妹だったのに対し、ウチの2頭は父も同じ全姉妹だったのです。

そう、全姉妹です。天皇賞を勝ったのはあの、ダイヤモンドSで大レコードをたたき出して春の天皇賞を勝った大逃げ牝馬(764)、牡馬ではなく牝馬だったのです。そして秋華賞を勝ったのはその全妹(783)。どちらもウチの生産馬の凱旋門賞馬(693)を父に持ち、黒鹿毛の450キロ前後の馬体、スピード、スタミナともに持ち合わせた母似の早熟馬と、ここまではとても良く似ています。唯一違うのがその気性です。姉(764)は気性が素直な反面、大逃げ馬に育ったぐらいで勝負根性はまったくといっていいほどナシ。妹(783)は常識的なレベルの勝負根性は持っているようですが、岡部を持ってしても懸って持っていかれるぐらい気性に難ありのようです。

そんな、根性のねじれた(?)妹(783)は、3歳春まで重賞の2着と3着が合計3回、桜花賞は6着、オークスは5着と、力はあるものの気性がジャマしてツメが甘いレースをしてきました。が、秋に入って復調途上のローズSで乗り替わり2戦目の横山典が、思い切って逃げを打って敗れたとは言えかなり良いレースをしてくれたので、秋華賞には若干の期待を持って臨みました。鞍上の判断にまかせたとは言え、逃げを打つと思ってスタートを見ていたその直後、彼女(783)は見事なまでの出遅れ。ところが2コーナーから懸り通しで3コーナーに入り、なおも懸ったまま4コーナーで先頭に立ち、そのままファビラスラフィンを4馬身突き放してゴール。彼女の(783)の印が(◎◎-△△)、ファビラスラフィンが(○○◎◎◎)なので、体力だけならファビラスラフィン以上なのかもしれません。姉(764)のダイヤモンドSに負けないぐらいとんでもない(苦笑)レースでした。

翌週の秋の天皇賞は姉(764)の出番。実は他にもこのところ5戦連続2ケタ着順の、昨年の高松宮&宝塚の勝ち馬(754)、新潟記念を勝ってここに臨む、昨年秋にG2を連勝したオク手のトニービン産駒(763)、今年の高松宮記念2着のレース中の骨折から復帰して前走で札幌記念を勝ったインディアンリッジ産駒(766)、前走オールカマー4着の白毛クンJr(774)、クラシック直前までの勢いがすっかりかすんでしまった6連勝クン(785)と、実に6頭出しで臨んだ天皇賞でした。

秋華賞馬の姉(764)とオク手のトニービン産駒(763)が共に逃げ指示だったのですが、姉(764)の方が行き脚がつかずにトニービン産駒(763)がレースを引っ張る展開。姉は外枠だったこともあり、中団から徐々に進出し、4角で先団に取り付くと先頭で粘るトニービン産駒(763)をゴール前100mで抜き差って見事ワンツーフィニッシュ。勝ちタイム1.58.8はダビスタ的にはまずまず。とは言え、逃げられなかった逃げ馬が崩れることなく勝ってしまうこの仕様、正直「これで良いの?」と毎度のコトながら思います。

6連勝クン(785)の7着は、正直微妙。実は秋の緒戦はスプリンターズSを考えていたのですが、タイキシャトルがいたのでここまで待ってみました。結局岡部は乗ってくれませんでしたが。この後はマイルチャンピオンシップで岡部鞍上のタイキシャトルに挑戦することになるので、ここでペリエを確保できたのは結果的には正解だったかもしれません。通用するかというとまったく自信ありませんが。ま、過去の朝日杯勝ち馬には、3歳春の不振から復活して4歳でスプリンターズS、5歳で高松宮記念に勝った馬(77)もいましたし、ここから復活するなら、それこそ「きりん牧場史」の1ページに載せたいぐらいですね。


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5 コメント

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やはりG1に勝てる馬でしたか (そう様)
2006-02-25 04:39:02
姉妹でのG1制覇、おめでとうございます。

そうですか…、あの"6秒娘"が天皇賞馬ですか…。

やっぱり6秒縮めるスピードとスタミナは伊達じゃないですね~。羨ましい…。



それにしてもウチの牧場も活躍場は牝馬ばかりなんですよね~。(苦笑)

たぶん、どっかの漫画じゃないですが"牝が強くなる水"と土地なんじゃないのかな~(爆)



先日セリで買ってきた"イディアルダーリン×ティンバーカントリー"の牝馬が2番人気で桜花賞を快勝してくれました。

これで我が牧場もようやく牝馬G1全制覇できました。

あとは…ダービーだけですね!(苦笑)



セリでは牡も牝も買うのですが、牝馬ばかりが成功しています。

でも、いままでのダビスタもそうでしたが、牝馬の活躍馬が出てきてくれるほうが生産も楽しい訳ですから、これはこれでいいものです。
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書いてるそばからっ!!! (そう様)
2006-02-25 04:44:50
きりんさんっ!

すみません!!!

たった今!たった今です!

"ダービー"勝っちゃいました!!!

うわっ、凄い!

やばい、寝れないよっ!

うわっ、うれしい



詳細は後日ブログにて書きますが…

すみません、お先でしたっ!^0^
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春ですか… (おつかい)
2006-02-25 09:42:08
姉妹GⅠ制覇おめでとうございます。やっぱり6秒はすごいなぁと思ってたけど、すごいなぁ。



牧場にドラマ的な?動きがあるっていいですよね。

そこそこGⅠも勝って賞金も順調に貯まっていってるけど、そこはかとない、もの寂しさみたいな気分で続けてる時ってありますからね。



サイコゴーレムさんやそう様さん、ダービー制覇おめでとうございます。いいなあ~~~

春なんですかねぇ。皆さんの牧場の動きが伝わってきていいですね。



牝馬優位はうちもそうです。だから出産時期が過ぎて、牡馬ばかりだったりすると、ダービー制覇?嬉しい。活躍馬?どうなの。揺れ動く気持ちがあります。



印についてはホント検討の余地あり、だと思います。







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なんとなんと (きりん)
2006-02-26 01:22:12
おお、なんと



そう様さん、ダービー制覇おめでとうございます。

書き込みの時間を見ると、一人ハイテンションになっているそう様さんが目に浮かびます(笑)。



サイコゴーレムさんもダービーを勝ったそうですし、また一人また一人と「ダービー未勝利生産者会」の会員が減っていきます・・・。「そんな会、いつ出来た?」と言われそうですが、すいません。今です(苦笑)。きりんがダービーを勝ったら解散です。



ま、それはさておき、そう様さん、歓喜のブログ記事、お待ちしています。



おつかいさん。

「牝馬優位」はそういう仕様なのでしょうね。ちゃんと牝系を育ててから、その牝系からダービー馬を出しなさい、っていう。たしかに持込馬や(市)がダービーを勝っちゃうと「嬉しさも中くらいなり」かもしれません。

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ありがとうございます(感涙) (そう様)
2006-02-27 01:29:09
きりんさん、おつかいさん、祝福のお言葉ありがとうございます。(感涙)



正直(こんな事言うときりんさんに怒られちゃいそうですが…)、ダービー目指した配合してませんでしたから(ダート短距離)、勝てるなんて”これっぽっち”も思っていませんでした。

たまたま我がダービー馬のお姉ちゃんが桜花賞でいい競馬して印が沢山付いていたので軽いノリでダービーに出した所2着に。

そのせいで弟に期待してしまいましたが、正直ダービーよりユニコーンSに出そうか!?と悩んだ程です。



以前、きりんさんがおっしゃっていましたが、やはりダービーは運の強い馬が勝つものだと思いました。

詳しい事はブログ読んで頂けると解ると思いますが…。

と、言う事でトラックバックさせて頂いちゃいました。(><)すみません



きりんさんがダービー勝ったら名実況風かつ優駿風に書かれるのでしょうか…。

今から楽しみに待ってます!



「ダービー未勝利生産者会」脱退して

「ダービー勝利生産者会」へのご参加をお待ちしております。m(_ _)m

 今回の私の経過報告、少しはきりんさんの役に立つかもしれません…参考になると嬉しいですね。
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