ダービーに出すのも慣れたゾ

今年もダービー出走馬が出て、これで3年連続のダービー出走なのだが、3回目にしてようやく初の
ひとケタ着順
でした。８着でしたが。ま、一昨年が１２着＆１５着、去年が１１着＆１５着から比べれば大した進歩だ。

もっとも、今年の3歳馬は牝馬が3頭で牡馬はいなかったので、実は出走させたのは牝馬なのだが・・・。ま、男馬が２ケタ着順だったところを賞金もらえる着順(現実の競馬ならね)にがんばったのだから、女だてらに大したもんだ。ウチの牧場の男どもがだらしないとも言えるが。

ちなみに今年の3歳馬は1頭が2歳暮れのフェアリーSを勝ち、もう1頭が1月の菜の花Sを勝って、早いうちにクラシック当確ラインまで本賞金を積んでくれたのでローテーション的には余裕があった。フェアリーS勝ちの方は桜花賞馬の母に、父は当場産のジャパンカップホース。菜の花賞勝ち、というかこのあとフィリーズレビューを勝つ方は母がエリザベス女王杯＆春の天皇賞馬に、父はサンデーサイレンス。実は母同士が姉妹なので、この2頭は従兄弟同士にあたる。ま、それはどうでも良いけど。

で前者の桜花賞馬の娘はフラワーC5着から桜花賞母娘制覇を狙い、後者はフィリーズRを勝って桜花賞本番に向かったのだったが、どっちも調子落ちかよって感じで、それぞれ3着＆5着に終わる。前者はスタミナも無さそうなのでオークスは諦めて、そういえばまだ未出走だった(と思う)NHKマイルCに出したけど9着。後者は厩舎に置いておくとオークズでに調子も戻りそうに無い。さりとて放牧に出すと帰厩が5月4週で翌週がオークスなのでマトモな調子で出走はムリそう。で思いました。ダービーならもう1週調教できると。案の定オークスの週の「まずまず」がダービーの週には「ほぼ完調」になりました。レースでは直線良い感じで追い込んで来たのだが、若干の不利もあって8着はまぁ上出来かも知れない。間違って牝馬が勝っちゃっても別にエンディングは近づかないらしいし。

ちなみにダービーに出した方は母がシンボリルドルフの産駒で、実は昨日書いた父ミスターシービー×母シンボリルドルフ牝馬の１コ上の姉だったりする。サンデー産駒の姉が桜花賞5着＆ダービー8着とかだから、ミスターシービー産駒の弟は常識的に考えるとキビシそう。そんな弟クンが早くもデビューしたのだが、デビュー戦の着順は姉に勝ったぞ。頑張れ弟。吉永の息子を乗せようかと思ったけど居なかったので岡部に乗ってもらったのもちょっとシャレっけがあっていいかも。