エイプリルフールネタではなく、ついに牡馬のクラシックホースの誕生です。牧場開設以来83年目の、個人的には数あるG1の中でも一番好きな皐月賞を、ついにウチの生産場が見事な逃げ切り勝ちで制してくれました。前回取り上げた、雨の朝日杯で1番人気になりながら12着に惨敗した彼(805)の、セイウンスカイのハナを叩いた見事な逃走劇でした。
絶好調で迎えた朝日杯を道悪のためた惨敗した同馬、ブラックシャドー号(805)の3歳緒戦は弥生賞。前走の惨敗で8番人気まで人気を落としていた彼だが、新たにシャドーロールを装着して臨んだこのレースで直線鋭い伸びを見せ2着と、前回の惨敗が実力ではないことを示した。弥生賞が若干重め残りだったこともあり、皐月賞前にもう一戦毎日杯を使うことを考えていた自分がアタマを悩ませたのが、毎日杯当日、主戦の岡部が中山での騎乗のために手綱を取れないことだった。皐月賞へ直行することも考えたが、復調してきた同馬の馬体を考えると重め残りになるのは免れない。迷ったあげく鞍上をデムーロにスイッチして毎日杯を使うことにした。迷った末に決断した毎日杯出走だったが、ここで先行を指示されたデムーロは好スタートから逃げて1番人気のタイキフォーチュンのアタマ差に粘った。結果的にこのレースが次走の皐月賞での好走につながったのだった。
そして迎えた皐月賞。前走の好走で、逃げを打つハラは決まったが、心配だったのが同型のセイウンスカイの存在だった。当日のワク順は生憎外目の13番ワクだったが、セイウンスカイがさらに外の17番ワクだったことは自分にとっての幸運だった。
レースは目論見どおり、ダッシュよく飛び出した同馬(805)がセイウンスカイのハナを叩いて逃げ、向正面では後続を7~8馬身はなす独走状態。直線後方からレースを進めたキングヘイローが伸びてきたが、セイフティリードを保ったまま1.59.4の好タイムで見事な逃げ切り勝ちをおさめた。近年の皐月賞馬でいうとダイワメジャーのようなようなタイプだろうか。3歳時にマイル1.34.4を記録したこと、道悪の朝日杯で惨敗したことからも、どちらかというと軽快なスピードが持ち味の馬のようだ。それだけに距離が伸びたダービーではどうか、という心配もあるが、ここまできたらこの馬(805)のもつ能力に期待する他はあるまい。3歳時のいちょうSが出遅れて直線追い込んでの勝利だっただけに、最後までデムーロへの指示には悩まされそうではあるが・・・。
勝ったブラックシャドー(805)は父がカーリアン、母は白毛の宝塚記念馬(703)の全妹にあたるこちらも宝塚記念の勝ち馬(711)で、この血統の潜在能力が伺い知れるようで喜ばしい限り。
ちなみにこのレース、もう一頭、アーリントンCで2着に入って皐月賞にコマを進めた馬(802)がいて、こちらは14番人気とあって正直期待していなかったのだが、後方から直線外目を回って最後はジャングルポケットにクビ差及ばなかったが4着と好走してくれた。こちらは母ミルラインレートに父は牧場産の凱旋門賞馬(693)である。2頭とも成長型は「普通」であり、クラシックの時期からこれだけ走ってくれると、古馬になっての活躍にも期待がかかる。
とはいえ、当面注目はやはりRoad to Derbyである。いやが上にも気合の入るクラシックシーズンである。
なお、皐月賞の全成績はコチラ。
絶好調で迎えた朝日杯を道悪のためた惨敗した同馬、ブラックシャドー号(805)の3歳緒戦は弥生賞。前走の惨敗で8番人気まで人気を落としていた彼だが、新たにシャドーロールを装着して臨んだこのレースで直線鋭い伸びを見せ2着と、前回の惨敗が実力ではないことを示した。弥生賞が若干重め残りだったこともあり、皐月賞前にもう一戦毎日杯を使うことを考えていた自分がアタマを悩ませたのが、毎日杯当日、主戦の岡部が中山での騎乗のために手綱を取れないことだった。皐月賞へ直行することも考えたが、復調してきた同馬の馬体を考えると重め残りになるのは免れない。迷ったあげく鞍上をデムーロにスイッチして毎日杯を使うことにした。迷った末に決断した毎日杯出走だったが、ここで先行を指示されたデムーロは好スタートから逃げて1番人気のタイキフォーチュンのアタマ差に粘った。結果的にこのレースが次走の皐月賞での好走につながったのだった。
そして迎えた皐月賞。前走の好走で、逃げを打つハラは決まったが、心配だったのが同型のセイウンスカイの存在だった。当日のワク順は生憎外目の13番ワクだったが、セイウンスカイがさらに外の17番ワクだったことは自分にとっての幸運だった。
レースは目論見どおり、ダッシュよく飛び出した同馬(805)がセイウンスカイのハナを叩いて逃げ、向正面では後続を7~8馬身はなす独走状態。直線後方からレースを進めたキングヘイローが伸びてきたが、セイフティリードを保ったまま1.59.4の好タイムで見事な逃げ切り勝ちをおさめた。近年の皐月賞馬でいうとダイワメジャーのようなようなタイプだろうか。3歳時にマイル1.34.4を記録したこと、道悪の朝日杯で惨敗したことからも、どちらかというと軽快なスピードが持ち味の馬のようだ。それだけに距離が伸びたダービーではどうか、という心配もあるが、ここまできたらこの馬(805)のもつ能力に期待する他はあるまい。3歳時のいちょうSが出遅れて直線追い込んでの勝利だっただけに、最後までデムーロへの指示には悩まされそうではあるが・・・。
勝ったブラックシャドー(805)は父がカーリアン、母は白毛の宝塚記念馬(703)の全妹にあたるこちらも宝塚記念の勝ち馬(711)で、この血統の潜在能力が伺い知れるようで喜ばしい限り。
ちなみにこのレース、もう一頭、アーリントンCで2着に入って皐月賞にコマを進めた馬(802)がいて、こちらは14番人気とあって正直期待していなかったのだが、後方から直線外目を回って最後はジャングルポケットにクビ差及ばなかったが4着と好走してくれた。こちらは母ミルラインレートに父は牧場産の凱旋門賞馬(693)である。2頭とも成長型は「普通」であり、クラシックの時期からこれだけ走ってくれると、古馬になっての活躍にも期待がかかる。
とはいえ、当面注目はやはりRoad to Derbyである。いやが上にも気合の入るクラシックシーズンである。
なお、皐月賞の全成績はコチラ。
ただしくは苦節ですねw
お恥ずかしい
皐月賞のメンバーを拝見しましたが、若手TMシンタの見解としてはw、テイエムオペラオー、アドマイヤベガがいない面子を見ると、やはりセイウンスカイが怖い存在となりそうですね。サイレンススズカと違い、セイウンスカイは直線も伸びてくるので、ブラックシャドーとしては大逃げで後続に脚を使わせるか、追い込み直線一気にかけるか、極端な競馬で勝機を見出せるかというところでしょうか。
すいません・・・勝手な妄想で。。。w しかしギニーチャンピオンですのであえて横綱競馬で受けてたつのもいいですね!
いろんな妄想をしながらダービーの結果、楽しみにしています!!
デムーロで皐月賞、ということは、
やはり本番も期待しちゃいますね。
おそらくですが、一度体調を落とし
再度仕上げなおすものと思われますが、
皐月賞馬というだけで、なにか付加能力が
備わるかのように見違えることがありますからね。
ダービーは期待していますよ。
2着のキングへイロー、
実は私の準三冠馬は彼に阻まれました。
なんだか敵をとってもらったようで、
そちらの意味でも嬉しく思っております。
ところで実は、以前まだG1勝てないとカキコしたその日に自分も皐月賞制覇してしまいました!7番人気での制覇でした。その後ダービーは調子が悪くて出れずに、有馬を14番人気でまた勝ってしまいました!逃げですが、スピードがないのか3,4馬身のリードから直線突き放すという競馬でした。これも以前ダービーオーナーが増えた時と同じ現象ですかね(笑)
まぁでもその馬は市で買った馬+おまかせだったので、次は自牧場生産場で勝ちたいです^^
>サイレンススズカと違い、セイウンスカイは直線も伸びてくるので、ブラックシャドーと
>しては大逃げで後続に脚を使わせるか、追い込み直線一気にかけるか、極端な競馬で勝機
>を見出せるかというところでしょうか。
怖いですねぇセイウンスカイ。要はヤツに「自分の競馬」をさせないのが肝心なのですが、そのためにハナを叩いて逃げを打つのがブラックシャドーにとっての「自分の競馬」なのかどうか、まだ確信が持てていないワケですね。ま、ワク順が出てから小一時間考えますw
>いろんな妄想をしながらダービーの結果、楽しみにしています!!
自分もいまからいろんな妄想しまくってます。
rivaooさん
>おそらくですが、一度体調を落とし
>再度仕上げなおすものと思われますが、
皐月賞が「絶好調」じゃなかったんですよね。正直迷ってます。前回絶好調から調子を一回しするのに3ヶ月かかってますから。ただねぇ、だましだましピークの手前を維持するってのも、馬体重のキープが難しいですよね。
「調子が回りすぎるのを怖がると重め残り」
「馬体増を嫌って強めの調教をすると調子の進みすぎ」
になりそうですし。思わず「もう1戦使う」という禁断の技に走ってしまいそうw。
>2着のキングへイロー、
>実は私の準三冠馬は彼に阻まれました。
>なんだか敵をとってもらったようで、
>そちらの意味でも嬉しく思っております。
ほうほう、彼(http://rivaoo.exblog.jp/2606411/)ですね。
さすがに2着の多いウチの馬はこのレベルまでは到達できないでしょうけど、荘おっしゃっていただけるのは素直にうれしいですね。
ルドルフさん
>ところで実は、以前まだG1勝てないとカキコしたその日に自分も皐月賞制覇してしまいま
>した!7番人気での制覇でした。その後ダービーは調子が悪くて出れずに、有馬を14番人
>気でまた勝ってしまいました!逃げですが、スピードがないのか3,4馬身のリードから
>直線突き放すという競馬でした。これも以前ダービーオーナーが増えた時と同じ現象です
>かね(笑)
きっとそうです。あなたとわたしのダビスタ世界はWEBを通してつながっているのですw
というヨタ話はさておき、初G1制覇おめでとうございます。皐月賞馬の有馬記念制覇ってのもめずらしいんじゃないですか?
二冠馬、三冠馬ならともかく。
次は自家生産馬でのG1制覇の知らせをお待ちしています。
早熟でもなく速い段階でイシノSやJポケと差の無い競馬をしているんですから強いですよね。少なくともかなりのスピード馬ですよ。ありあまるスピードで一気にダービーまで行っちゃってください。
心配は皆さんが仰るとおり体調管理かな。
取り急ぎ祝杯を!
直、自分はすっかりダビスタプレイが中断してましたがゆっくりゆっくりとやっておりましたが
ずっと前に書いたダービー馬の全妹が牧場久しぶりのGI勝ち(桜花賞)をやってくれました。
しかもそのダービー馬以来のGI勝ち 長かったので凄く嬉しかったです。
SS産駒はアウトブリードでもやっぱ凄いな~と思いました。
今は多少やる気を取り戻し オークス親子制覇ととある自家生産馬の系統5代目を作ろうと必死こいて頑張ろうと思ってます
オークスはその馬の運のよさ255が続けば勝てると思います(その全妹新馬以外全部1枠という強運の持ち主)
なんか、体調管理も今のところ順調で、「もしかしたら・・・」
と、徐々にソノ気になってきました。
自分が北海道にいるウチにダービー制覇となったら最高なんですが。