1月17日のエントリーで皐月賞で殿になった馬(99)を取り上げた。早熟でもないのに新馬戦で2着になり、2戦目の未勝利後の札幌2歳Sで3着に入るなど、2歳時から期待していた1頭だった。
札幌戦からレース間隔が開いたが、3歳初戦の1回中山の寒竹賞を勝って臨んだアーリントンCは7着に敗れ、「重賞で勝負になるのはまだ先か」と思っていたら、スプリングSで3着に入り、うれしい誤算というべきか、皐月賞に間に合ってしまった。で、結果は最後方を追走したまま殿負け。その時は、「早熟でも無いのに皐月賞に間に合っただけ立派」と思い、古馬になっての活躍に期待していたのだが、以後、出世に苦労することになる。ダービー後、武豊を鞍上に迎えて5戦したが、4・1・2・2・3着。4歳初戦の準OPを柴田善臣鞍上で差し切るも、以後OPで3戦、準OPに降格して3戦といずれも勝てず。5歳時は準OPで8戦し1勝のみ、と、完全に昔一度は期待したこともあった馬、になってしまったようで、ちょっと寂しい。
そんな彼(99)も、もう6歳。実は6歳初戦のバレンタインSを勝ったので、ローテーション的に適鞍も無かったので高松宮記念にだしてみた。結果は18頭中10着ってのは、単勝240倍という人気を見ると頑張った方かもしれない。こんな戦績だと、最近はおまかせ調教に移行してしまう馬も多いのだが、そこは一度はこのブログに“皐月賞殿負けの名馬といえばやはりニホンピロウイナーを思い出す”とまで書いた馬ですから。「もう一花」どころか、最初の一花も咲かせないまま引退しそうな感じですが、最後まで付き合って、引退後は功労馬牧場で陸奥さんに面倒を見てもらおうかと思っております。
ちなみにそんな彼(99)の3歳の弟(107)がやはり早熟では無いけど今年の春のクラシックに間に合っていて、こっちはダービーで11着。兄同様、気長に付き合っていこうかという気分。
今年のクラシックは他に前回のエントリーでも取り上げたソエで4ヶ月調教を休んだ牝馬(106)がいたのだが、ギリギリ間に合ったスイートピーSで2着に逃げ粘った。オークスは大外枠にまわってしまい、逃げてバテバテの12着。また出走権を取りなおすところからスタートなので、果たして秋にチャンスがあるのかどうか…。
古馬は彼(98)や彼女(102)が衰えが目立つ中、なんだか急に強くなった感のある彼女(108)が宝塚記念でも4着に頑張った。スピカSとメトロポリタンSを連勝した時点では「ハンデに恵まれた」ぐらいに思っていたが、愛知杯を59キロのトップハンデで大差で千切ったら、これはもう評価しないわけにはいかない。強気でぶつけた春のグランプリも一線級と互角に渡り合っての好走。母は一時「最高齢出産か?」と騒いでいた(1月24日参照)ラストチャンス[16]で、その最後の産駒になります。
札幌戦からレース間隔が開いたが、3歳初戦の1回中山の寒竹賞を勝って臨んだアーリントンCは7着に敗れ、「重賞で勝負になるのはまだ先か」と思っていたら、スプリングSで3着に入り、うれしい誤算というべきか、皐月賞に間に合ってしまった。で、結果は最後方を追走したまま殿負け。その時は、「早熟でも無いのに皐月賞に間に合っただけ立派」と思い、古馬になっての活躍に期待していたのだが、以後、出世に苦労することになる。ダービー後、武豊を鞍上に迎えて5戦したが、4・1・2・2・3着。4歳初戦の準OPを柴田善臣鞍上で差し切るも、以後OPで3戦、準OPに降格して3戦といずれも勝てず。5歳時は準OPで8戦し1勝のみ、と、完全に昔一度は期待したこともあった馬、になってしまったようで、ちょっと寂しい。
そんな彼(99)も、もう6歳。実は6歳初戦のバレンタインSを勝ったので、ローテーション的に適鞍も無かったので高松宮記念にだしてみた。結果は18頭中10着ってのは、単勝240倍という人気を見ると頑張った方かもしれない。こんな戦績だと、最近はおまかせ調教に移行してしまう馬も多いのだが、そこは一度はこのブログに“皐月賞殿負けの名馬といえばやはりニホンピロウイナーを思い出す”とまで書いた馬ですから。「もう一花」どころか、最初の一花も咲かせないまま引退しそうな感じですが、最後まで付き合って、引退後は功労馬牧場で陸奥さんに面倒を見てもらおうかと思っております。
ちなみにそんな彼(99)の3歳の弟(107)がやはり早熟では無いけど今年の春のクラシックに間に合っていて、こっちはダービーで11着。兄同様、気長に付き合っていこうかという気分。
今年のクラシックは他に前回のエントリーでも取り上げたソエで4ヶ月調教を休んだ牝馬(106)がいたのだが、ギリギリ間に合ったスイートピーSで2着に逃げ粘った。オークスは大外枠にまわってしまい、逃げてバテバテの12着。また出走権を取りなおすところからスタートなので、果たして秋にチャンスがあるのかどうか…。
古馬は彼(98)や彼女(102)が衰えが目立つ中、なんだか急に強くなった感のある彼女(108)が宝塚記念でも4着に頑張った。スピカSとメトロポリタンSを連勝した時点では「ハンデに恵まれた」ぐらいに思っていたが、愛知杯を59キロのトップハンデで大差で千切ったら、これはもう評価しないわけにはいかない。強気でぶつけた春のグランプリも一線級と互角に渡り合っての好走。母は一時「最高齢出産か?」と騒いでいた(1月24日参照)ラストチャンス[16]で、その最後の産駒になります。
実際は「ラストチャンス」が正解で、しかも本文からリンクを張ってある繁殖牝馬リストはちゃんと「ラストチャンス」になっているという有様。とりあえず当該のエントリーですが、自身のマヌケっぷりは直さずにそのまま残し、「追記」を加えております。
失礼いたしました。
ボーラーは高松宮直行だそうです。でも私はウインクリューガーやカルストンライトオが好きなのでそっちを応援していきたいです。
世間ではディープインパクトが三冠確実と騒がれていますがサンデー産駒も最終世代なんですよね。またサンデーのような種牡馬は出てくるのでしょうかねぇ。
私はテイエムオペラオー、ステイゴールドやキングカメハメハに頑張ってもらいたいです。
日本の競馬における歴史的大種牡馬っていうとおそらくこの3頭でしょうね。確かにそろそろ内国産の大種牡馬候補ってのが出てきてもいい時期な気もしますが。ただ、ノーザンテーストやサンデーサイレンスの入ってない馬っていうしばりがあるでしょうからねぇ。上にあげた大種牡馬の直仔ってのは、その時期の代表的な名牝(同じ種牡馬の産駒)に配合できないっていうハンデがあるわけですよ。
ダンスインザダークあたりはサンデー牝馬につけられないというハンデがネックになるでしょうね。
自分はスプリンターが好きなので、サニングデールやデュランダル、ショウナンカンプあたりに期待しているのですが、いずれもサンデーやノーザンテーストやテスコボーイといった日本の競馬におけるメジャー血統を持っていますからねぇ。
ま、ゆーろーこさんがベテランの競馬ファンになった頃には次代の大種牡馬ってのも登場していることでしょう。その頃に「サンデーサイレンスはすごかったなぁ」見たいな話が出来るといいですね。