これまで見た中で一番の大差勝ち

２着とは３秒以上の差があったようなので、推定着差20馬身ぐらいだろうか。そんな派手なぶっ契り勝ちを見た。

この見事なパフォーマンスを見せてくれたのはこの芦毛のウォーニング産駒の４歳牝馬。そのレースは新潟大賞典。そもそもローカルのハンデ戦なので強い馬を出せばそんなこともあるかなとは思うが、何しろこれが重賞初制覇ですし、軽ハンデなのでここまで強い馬だと思ってなかった。ただ、今、成績を振り返ってみると、デビューが遅れた割には未勝利・500万特別・スイートピーSを連勝してオークスにギリギリ間に合ったり、3歳秋は秋華賞で3着になったりと、それなりに期待を持ってもいいレベルの馬のようだ。

ただ、千切ったといっても勝ちタイム自体は芝2000ｍで1.59.6と特筆すべきタイムなわけではないので、他が弱かっただけかもしれない。と思って、半信半疑で出した次走のG1安田記念も勝ってしまった。

というワケで秋の古馬戦線、特に牝馬はこの馬に期待しよう。オークス3着馬も衰えが見えるようだし・・・。


ちなみに牡馬の方は、彼がやってくれました。4歳時の天皇賞(秋)、有馬記念、5歳秋のジャパンCと来て、いよいよG1も4勝目。春は昨年も体調管理が上手くいかず、肝心の天皇賞と宝塚記念を回避したのだが、今年も阪神大賞典を勝ったところで体調を崩したので天皇賞はスパッとあきらめた。で金鯱賞を楽勝して宝塚記念へ、実はすでにちょっと調子が落ちてたのだが、ギリギリ勝ちきってくれました。これで凱旋門賞ですな。体調管理さえ失敗しなければ。

ま、現実の競馬と違って、
浅原調教師「残念ながら飛行機が飛べなかったので回避しました。」
ってのは無さそうですけど。次回作に入ったりして。

ちなみに今回の宝塚記念には上で「衰えが見える」と書いたオークス3着馬も出ていて、こちらは7着。もう1頭、浅原センセイにおまかせ状態の勝った馬の全妹も出ていたが、こちらは出遅れて15着。兄がこれだけ走ると、たとえ走らなくてもその全妹を繁殖に上げたくなるのだが、実際の競馬じゃなくてダビスタだけに、さぁどうでしょうね。牧場も空きが少ないし、何より気性難が気になるし…。


そうそう、春競馬終了＝春のクラシックも終了、なワケだが、今シーズンは出走は1頭だけ。2歳時にポポンと3つ勝ったこの馬が、賞金面は足りてるので余裕のクラシック出走＆桜8着・樫7着。正直そんなに強くないというか弱いと思っていたので健闘の部類か。そもそもなぜ2歳OPで2つも勝てたか分からん。印もまばらだし。ダビスタは奥が深い。ちなみにこの馬も凱旋門賞挑戦が決まった彼の妹(こちらは異父妹)ですね。