Love&Teeth

藤島歯科の治療室ダイアリー。インプラント治療や審美治療。趣味や日常の出来事を紹介します。

Non EngagingとEngaging

2010-08-27 18:52:21 | カンファレンス
インプラントの本体(フィクスチャー)の上の土台をアバットメントと言います。複数のインプラントをネジで繋いで止めるのは大変です。即時負荷(その日に上部構造を付ける)のはもっと大変です。その為オペ時には、汎用性のあるアバットメント(Non Engaging)を使います。セットが簡単です。しかし半年後最終補綴物を入れる時はしっかりしたアバットメント(Engaging)に変えます。そうすればインプラントの周りで炎症が起きた時除去して消炎を行いやすくします。
今回のカンファレンスでオーストリアの先生はNon Engagingで最終補綴を行うと言ってました。タイトに締めればOKといいはります。僕らの方法がいいのですが、なかなか考え方が折り合わず平行線でした。
 遠いとこ来てるので。一応OK, I understandとは言いましたが洋の東西で違うのかな、それとも個人の解釈の違い?
Dr. Pasucal Kunzと別れて、安田先生や井上先生と『ちゃうなあ』と言い合いました。我々が緻密な治療をしている事を再認識しました。
 CT の解析ソフトの前では討論会、でも記念写真ではニッコリ。結婚指輪もアバットメントもEngaging が良いですね。

Dsc06270 Dsc06272 Dsc06273




写真

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f3/07053986c34f94cbe7423568a4c8eb21.jpg