『迷い猫オーバーラン！』 第１０話 観ました

冒頭、公園で一人佇んでいる女の子の頭にトンボが止まり…
そのトンボ目がけて乙女ねぇさんが麦藁帽子を持って飛び掛り…
『捕まえた！』
だって？！？
いったいどっちを捕まえたんだろ？

そういや、ありそうでなかった痛ヘリが登場したを？
・・・
タブン、無いよな。
戦闘機にアイマスなプラモデルは有ったけど…。
そんなＵＨ６０ブラックホークからホイスト降下してきたのは、当然のごとく千世ちゃんでした。アレ、モデル化しないかな？
そういえば“けいおん！”な痛い空母（キィティーホーク）は今度出るらしいですけどね…

そんな前に乙女ねぇさんが巧くんが居ない隙にとある公園で小さい女の子を拾ってきちゃったらしい。
名前をほのかちゃんというらしい。
それを全力で阻止しようとしているのが文乃ちゃんだけってのはまぁアリガチだよね。一応、ツンデレとは言え根本的には常識派だし…
でも、ある種、非常識なお嬢様な千世ちゃんは便乗して騒ぎを大きくするは、店内は凄いことに…
冷静にほのかちゃんを歓迎しているのは…希ちゃんだけと言う。
歓迎の証しに特製デコレーションケーキを作ってみたらしい。
ちなみに、千世ちゃんの来店と入れ違いみたいな感じで乙女ねぇさんは外出しちゃったようで…店番は、文乃ちゃん、希ちゃん、千世ちゃんな女の子三人だけと言う状態。あ、巧くんは開店前から家康くんに拉致されて居ないというちょっと贅沢な状態。そんな状況下でまともにお店が運営できるはずも無く…ある意味、ストレイキャッツ店内ガールズファイト＝キャットファイト展開？
ってな感じで夕方、夕立に見舞われるお店。
根本的に文乃ちゃんと千世ちゃんが巧くんをめぐって激烈に激突しているというだけなんだね。
夕立でもう店を閉めてしまうことにして外に出ているお店の看板をしまいに行ったのは、希ちゃんとほのかちゃん。倒してしまった看板を前に、二人して見つめあって、気が付けば二人ともびしょ濡れ。でも、この二人って、ケーキがきっかけって訳でもなく、なんとなく似た雰囲気同士で気が合うみたい。あ、でも、ほのかちゃんは猫が苦手なんだって。そこは希ちゃんと違うみたいですね。

それにしてもある意味、女の子の暗黒面とか、優しさとかが目一杯テンコ盛りな回でした。

騒動の大本は乙女ねぇさんが迷子（ほのかちゃん）を拾ってきて、自力でほのかちゃんのお母さんを探してきたというお話だったのですね。それにしても、この子のお母さんを探してくるからみんなで面倒を観ててねくらい、言って行けば良さそうなものを…。巧くんならそのくらい察しそうですけど…それを文乃ちゃんに要求するのは酷ってもんじゃない？それに出かける前に、意味ありげなニヤリな暗黒面一杯な表情をして見せたりしたら、そりゃ誤解するよね。おまけに、探し人を見つけた後になにやら色々とついでの雑用をこなしてきたらしい…
なので、お店に戻って来るまでたっぷり１日経ってしまったという。

『帰るところが有るならそこに帰るのが一番なのよ』
って、乙女ねぇさんの台詞は簡潔に真理を説いていますね。
そして、ちょっと無口で人付き合いが苦手そうなほのかちゃんに千世ちゃんが
「あんたみたいなガキンチョはね。 親の手をしっかり握って…離すんじゃないの」
と、のたまう。
これは…親は居るけど、自分をほったらかしにされて寂しい想いをしている彼女の実感が篭っているように思えます。今回、暗黒面が目立った千世ちゃんですが、ちゃんと彼女にも迷い猫の心裏を伝える役目が与えられて良かったです。これで、千世ちゃんがただのわがままタカビーお嬢様って訳ではないってことが判ってきますよね。

後は、今回、家康くんにさ拉致されてある種の修行をしてきたと言う巧くんをヤキモキしながら待っていた文乃ちゃんの健気さが光っていました。でも、その健気さは巧くんがしてきた修行を中身を知ってしまうと…
報われていないというか…
それは女の子に教えちゃダメでしょ？巧くん、的な感じでしたね。
それを知られちゃ、グーパンチ、蹴り、罵倒を浴びせられても文句は言えない…ですね。

ちなみに修行とはギャルゲークリアではなく、萌えアニメの一気観だったらしいですけど…。あれ、てっきりぎゃるげー徹夜だったのかと…思ったのは私だけじゃないだろう？


と言う訳で、このお話の詳しいことは公式ＨＰと、この記事にＴＢを送ってくださった方々のブログをご覧下さいませ。

はっぴぃ にゅう にゃあ TVアニメ「迷い猫 オーバーラン!」OP&EDテーマ
芹沢文乃(伊藤かな恵)&梅ノ森千世(井口裕香)&霧谷希(竹達彩奈)