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『よみがえる空』 第10話 観ました

2006-03-13 02:21:52 | よみがえる空
さて、最後のシリーズの開始です。
季節は冬になり、街はクリスマスシーズンに突入。めぐみさんの出版社は、少し会社的にヤバソウナ雰囲気が…。いっぽう、内田くんは、訓練に明け暮れる毎日ですが基地の食堂で出される食事に複雑な感情が出始めたころあいらしいです。そのとき、本郷三佐から自宅に食事を招待されるのでした。
さて、そのころめぐみさんの勤める出版社は年末の会計締めを控えて売れない在庫の処分をしなくてはいけなくて、その所為で編集長は気分が落ち込んでいたのでした。
それは、自分達が手がけた本を自ら処分(裁断処分)することだったからです。返品した本を別の書店に出すには、カバーや帯を新しくして痛んだ部分をお金をかけて直さないといけない。また、倉庫に置いて置くだけでも倉庫を借りる費用がかさむ。古書店に出版社から直接出すのは、会社経営的に非常にまずいのでそれは出来ない。そのために、売れない在庫は裁断処分をして数を減らし締め調整をかけるのでした。
で、その、裁断作業の場所では本好きにとってはは身を切られるほどに残酷なことが行なわれていたのでした。
めぐみさんにとってこの場面は、内田くんが初出動で体験した東うるめ島地震の体験に似ていると思われます。自分や自分の属する組織ではどうすることの出来ない出来事に当たったときにどのように対応をするのか…

さてさて、場面は変わって冬山では大学の山岳部のパーティーが冬山登山を決行していました。ただし、その中の一人が少々ばて気味で登山計画から2日ほど遅れて進行中でした。山小屋で夕方の気象情報を分析して天候悪化を掴んでいましたが続行するにも引き返すにも、外を歩かなくてはいけないと言うことで翌日、遅れている計画を続行します。そのとき、そのパーティーの中で一番体力がない者が足を滑らせ滑落、何とか滑落した場所に降りますが滑落した人の足はあらぬ方向に捻じれていたのでした。その現場からは、携帯電話からの通信が出来ないので仲間のうち二人を尾根に上げて救助要請を出させ、天候が悪化するようなら朝までいた山小屋に戻り救助を待てとリーダーが指示し、リーダーは足を怪我したものとその場でビバークする判断を下しました。

まだ、状況は始まったばかりです。
普通の暮らしを行なっているその時でも、どこかでは非常事態は進行していて助けを求めている人がいる…かも知れにことを端的に具現化したストーリーですね。次回が気になります。詳しいことはアニメ版公式HPと、ここにTBを張ってくれた方々のブログを参照にしてください。
私のもう一つの本箱ブログでは、『レスキューウィング』シリーズの紹介記事もありますので参照してみてくださいね。

よみがえる空-RESCUE WINGS-mission(1)(初回生産分のみ限定仕様) BCBA-1949よみがえる空-RESCUE WINGS-mission(1)(初回生産分のみ限定仕様) BCBA-1949
よみがえる空-RESCUE WINGS-mission(2) BCBA-1950よみがえる空-RESCUE WINGS-mission(2) BCBA-1950

追記
さてさて、この回の話で本郷三佐が内田くんに言った『東うるめ島地震』の件で、護衛艦に着艦して燃料を補給し本土に向かったことが正しかったのかどうか、今もって自信が持てないの本意を少し推察してみました。本郷三佐の口ぶりからでは着艦をしくじる可能性だけ(護衛艦と上手く合流出来ないことも含めて)しか考慮していないように聴こえるのですが、私としては、もしそのまま島に引き返したとしたら彼女の死に目を両親に立ち会わせることが出来たかもしれない。無理に本土移送を強行したことによって彼女は両親に見取られて亡くなる事が出来たのかも知れない、一人で寂しい想いをしつつ亡くならなくても良いのに余計なことをしたのでは無いか…ってことも含めての台詞だと思うのです。
まして、本郷三佐には彼女よりは幼いとは言え娘がいるのですから、割り切ることが出来ずに未だに悶々としていても不思議ではありませんよね。ただし、さすがにそこまでは内田くんに明かすことは無かっただけ。…のような気がします。いかがでしょうか?ご意見お待ちしています。


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