「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋

HN「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」の趣味を語る部屋。守備範囲はテツ、ミリ、ヲタ、アニメ、同人誌、写真等濃い

『氷菓』 第22話(最終回) 観ました

2012-09-17 02:05:27 | 京アニ
早いもので、氷菓も最終回です。

実はこの最終回はとっても楽しみにしていた話なのです。それもこれも、我慢しきれずにネタバレも構わずに読んでしまった原作小説の短編集「遠回りする雛」のせいなのですが、予想にたがわず、生き雛姿のえるちゃんと男雛姿の入須先輩の姿を堪能出来て嬉しかったです。不満と言えば・・・、雛姿のえるちゃんがぼーぅっとなった奉太郎の意識のせいで終始ぼやけていたことと、狂い咲きの桜と雛行列のシーンがぼやかされたこと位かなぁ~。

それにしても今回は原作の改変部分と言うか、補足部分が目立ってそれはそれでなかなか良い感じでした。

補足部分その一
前回のヴァレンタインチョコ事件の後始末で、麻耶花ちゃんの口からちゃんと里志くんから良い返事がもらえたと言うことが奉太郎に報告されていたこと。あの一件に関しては、奉太郎自身、里志に怒ると言うことが意外だったみたいですが、それは麻耶花ちゃんも同じだったみたいでちょっとビックリしていたみたいです。それだけ、奉太郎にとって麻耶花ちゃんは深い友達だと思っていたってことなのでしょうが、それ以上に、えるちゃんが泣いたと言う事に怒った事実に自分でもビックリして居るってことなのでしょう。コレで、麻耶花ちゃんも奉太郎に対する見方が変わってきたら…面白いのでしょうけれども、彼女の彼に対する態度はそれほど変化しないかもですね。何よりそのほうが麻耶花らしいですし。

補足部分その二
雛祭り終了後の入須先輩との会話シーン。
原作だと彼女のシーンは彼女が男雛をしていたことしか触れていませんでしたから、ウレシイサプライズでした。
ここで、単なるやじうまとして、奉太郎の推理を楽しみにして居ると告げるあたり、後で、えるちゃんにその推理を披露する羽目になるだろうからしっかり推理しておけよと、告げているようなモノですね。おそらく、それまで彼は遠回りする羽目にどうしてなったのかなんてかんがていなかったでしょうから。でも、この会話が有ったから頭の片隅で推理をし始めていて、だから、えるちゃんに逢っていきなりこの一件のことを言われてもすぐさま誰が怪しいのか答えることが出来たのではと思うのです。

ところで、アニメにおいて、原作小説やコミックと話の内容が少しでも違っていると騒がれる傾向が多いことについて、意見したいと思います。原作の完成度が恐ろしく高い場合、改変は改悪になることが多いのですが、そうでない場合、原作の表現力不足を細くするための改変に関してはどしどしするべきだとキツネは考えています。原作が好きすぎてしまうのもちょっと考えモノだと思うので、ちょっと冷静になった目線でモノを考えるよう心がけたいモノですね。

さてさて…
ここで古典部シリーズのアニメは一旦終わりです。
原作小説は二年生サイドのお話が長編で一冊分だけ出ているだけなので、次のアニメ化はあるとしても、そのお話が単行本で何冊か貯まらないと作れないのではと思っていますので、続きが早く観たいですが、それにはそれなりに待たないとダメそうな予感です。なので、コミックだったり、同人誌だったりで古典部シリーズは楽しみたいと思っています。
あ、あとコミックス3巻付属の第11.5話は、ブルーレイなのだそうですがアレ、DVDにはならないでしょうかねぇ~?DVDボックスになった時には付属するとかでも良いのでそうして欲しいですねぇ~
ってブルーレイプレイヤーを仕入れる方が早いかな?

と、言うわけで公式HP京都アニメーション版HP、それとこの記事にTBを送って来てくれた方々の記事を参照にしてくださいね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿