お題「今年(2016年）のベスト映画を教えて！」に参加中！

遅ればせながらの参加です。
お題では今年ってなっていますけれども、お題の出題が昨年12月なのでもう昨年の映画ってことになります。

さてさて、昨年は何かと映画館に通っていたのですがその時観ていた映画がほとんど『劇場版・ガールズ＆パンツァー』だったのですね。この作品の公開は一昨年の2015年11月でしたけれども内容がとっても面白くて一度で内容を理解仕切れないってことで通い込んでいました。また３月以降、この作品の音響効果の上映劇場での違いとかいろいろなことが気になって月に一回は行く感じで通いつめていたのでした。主に衝撃音とか爆発音とかの効果を派手に狙った立川シネマシティー２の極上爆音上映を目当てで居たわけですが、ここの音響効果に人が集中、特に土日祝日は予約で席がすぐに一杯になって見られないと言う人気っぷりってことが刺激になったのか、他の劇場も音響にこだわった上映をガルパンで始めて他の映画館の音響がよくなっていったように思います。この音響合戦の中で飛び抜けて良かったのは幕張新都心のイオンシネマの9.1Channelの上映で二番が立川シネマシティー２の極爆上映でした。
猛者は他の映画館にも通いつめたようですが暇は有ってもお金が微妙な私にはちょっと無理でした。ともかく、立川シネマシティーのし掛けた音響効果を活かす上映は他の劇場にも良い刺激になったことだけは確かだと思います。

さてさて昨年公開の映画で良かった作品ですけれども実は昨年、劇場に出向いて観た作品は意外と多くて以下のリストの通りでした。

１月
傷物語〈Ｉ鉄血篇〉

２月
新劇場版　頭文字Ｄ　LEGEND３夢現
たまゆら　卒業写真　第４部　朝　アシタ

５月
殿、利息でござる
機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起

６月
機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY

７月
アクセル・ワールド INFINITE∞BURST

８月
傷物語Ⅱ 熱血篇

９月
君の名は
アトラクション4D「戦車ライド」
planetarian 星の人
劇場版アニメ 弱虫ペダル SPARE BIKE
シン・ゴジラ

１０月
ハドソン川の奇跡
超高速！参勤交代 リターンズ

１１月
この世界の片隅に
機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜

１２月
きんいろモザイク　Ｐｒｅｔｔｙ　Ｄａｙｓ
劇場版 艦これ
注）公開月ではなくて劇場に観に行った月で表示しています

この中で一番に上げるとしたらこれはもう文句なく

『この世界の片隅に』

になります。これほど綿密に作られていてなおかつ期待を込められて作られた作品はそうそう有るものではないです。特にあの時代に生きていた人にこそ観て欲しい作品です。
次点に
『planetarian 星の人』
『君の名は』
どれもアニメ作品になってしまうのですけれどもこれは私がアニメ映画以外はあんまり観ていないことに起因しているかと思いますので致し方ないのです。ですが、アニメと言う手段が作るのに手間がかかると言うことで実写ものよりも綿密にドラマ構成、スートーリを練り込んで作られることが多いってことにも起因しているようにも思えます。実写ものだとドラマ性とかシナリオとかよりも出演俳優にしか制作主眼が行っていない作品があまりにも多すぎてそれで観るのが…って気がするのです。映画はストーリーを観たくて観に行っている人にはそこいらへんが大変重要なのですよね。

一つだけ言えるのは２０１６年は映画界にとって非常に当たり年だったように思います。
新宿以外の映画館で観た作品でこそ座席の埋まり具合がまばらでアレ？って作品も有りましたけれどもたいていの作品は総座席数の半分程度は埋まっていたですし、中には立ち見しないといけなかったテアトル新宿でのこの世界の片隅にのような作品も有りました。近年、映画で立ち見って言う事態が発生したということが信じられない現象ですからね。あとは以前に比べて総数が増えた郊外の映画館にもっと足を運んで見ようって感じですね。
新宿とかだと激混みな作品でも郊外の映画館ならさほどでもないって言うのは割りと有るので。
あと、一つ指摘しておきたいのは映画館の音響設定です。
残念なことに音響設定がいい加減な為に役者さんのセリフが聞き取りにくかった映画館がまだ一部に有りました。
これは映画館の音響担当さんに頑張っていただくしか無いのですが、音響担当の方は他所の映画館に足を運んで耳を磨いて来て欲しいものです。この一点においてずば抜けていたのは立川シネマシティーの音響担当グループです。彼らの英断が少なくともガルパン上映館での音響合戦を引き起こし、各映画館の音響効果の底上げがなされたと思っている所存です。