今回はちょっと野球から離れたお話でした。
でも、凄く面白かったですよ。
それは、小梅さんとコック見習いの彼との関係が凄く自然に進展したことですね。
これって地味ですけど、結構重要だと思うんですよ。
それと何気に乃枝さんに『ホの字』の男性が出てきたこと。
乃枝さんもそれにはまんざらでもない様子で、微笑ましいです。
それもこれも、今回のお話は彼女の思い込みによる独走で怒った話だけになんか納得です。それにしても、何で彼女が映画女優のお話に自ら喰いついたのか謎だったんですけど、それの答えが最後に用意されていて、しかも彼氏が出来てしまったというオチは新しいですね。
シナリオ展開として結構新しいパターンなんじゃないかと思います。
大まかな粗筋としては、練習試合の後、練習場にやってきた一人の男の話から始まります。曰く、彼は映画制作会社のアシスタントをしていて、土壇場で仕事が出来ないと言い出した女優の代役を捜しているといいます。その女優をやる条件とは、運動神経が良くて、若くて、小柄で、尚且つ泳げる人と言うことなのですが…最後の条件の“泳げる人”と言うのが志願者を減らす要因のようで…難航しています。
この“泳げる人”と言う条件が無ければ、櫻花会の面子の中にたくさん候補者はいたのですけど、“泳げる人”とと聞いた途端に、みんなシュンとしおれてしまいました。いかにもまだ大正なんですね。プールはともかく、水着になることが恥ずかしいとの理由で泳ぎをマスターしている女の子は数が少ないのですね。
そんな中でも、小梅さんは一応泳げるらしいのですが、本人にやる気が無く、また学校として映画に出演するなどと言うことは認めて貰える訳が無いと、そのお話を一旦は断ります。でも、その話に喰いついたのが、何故か乃枝さんだったという。
何故、乃枝さんがその話に積極的に乗ったのかは、冒頭に書いたとおりお話の終わりに明らかになるのですが、この時点ではまるっきり判りません。メンバーの中で一番の切れ者の彼女のことだから何か目的が有るのだろうとは思いましたが、それが何なのかまでは…私には判りませんでした。ま、事前にスコアブックを見て、試合の流れはわかるけど何か物足りないのよねぇ~と言っていたのがヒントと言うか伏線だったとは、なかなか凄いシナリオでした。
結局、乃枝さんの思惑通り、学校の許可も出て、小梅さんの家の周りの応援も有って、小梅さんは否応無しに映画に出ることにされてしまうのですが…
こういうあたり策士、乃枝さん恐るべしだったりしますね。
その映画の出演依頼の実態と言うのが今で言うスタントだったと言うのは、まぁ、読みどおりだったんですけど、やっぱりそれはその、ショックですよね。それだけにマネージャーたる乃枝さんは小梅さんに誤りどうしだったんですよ。それだけに、彼女のことだから、小梅さんが映画に出ることで小梅さんに何か良いことがあると思ってお膳立てをしたのではないかと思っていたのですが、その後の展開で、実は乃枝さんは野球の試合状況を映画で見たかったのだと言うことが判ってビックリなんです。しかも、その映画フィルムは会社にナイショで創ってしまった物だという…
当時の映画フィルムとその現像代金を考えると物凄い額の横領になると思われますが、新機材のテスト撮影とか何とか言ってやったものなのかな?会社としては必要な事で、でも、その内容については別に何でも良いというテストがあったので有れば、それは横領ではなく単なるテスト撮影となるので問題無しですよね。
その上で、この吉村さんと言う男は、そこまで危ない橋を渡ったのは乃枝さんに一目ぼれしたからだよ、などと平然と言ってのけるあたり、大人物ですよね。
って、ちょっと待て
乃枝さんたちってまだ14歳…
時代的にはローティーンでも許婚にしてしまうことを考えれば、普通なのかもしれないけど、この吉村さん、炉の字が入っちゃいませんか?
この作品の詳しいことは公式HPと、この記事にTBをくれた方々のブログをご覧下さいませ。
追記:
今回、やけに麻布十番、麻布十番と言うのでついつい意識してしまう麻布十番。
でもって、作中、小梅さんがコック見習いの三郎さんと台詞の稽古をしに行った神社って、もしや氷川神社かな?20年ほど前、一世を風靡したアニメ作品では火川神社として出てきたところの可能性大ですね。そういえばアノ作品の第1シーズンではヒロインたちの年齢設定も14歳。なかなか、面白い設定ですね。
ちなみに、アノ時代だから麻布一の橋から飛び込んで泳ぐと言うことが出来ましたけど、戦後の一の橋から飛び込みたくは無いですね。あ、今だったら少しは良くなっているような気もしますけど…
でも、凄く面白かったですよ。
それは、小梅さんとコック見習いの彼との関係が凄く自然に進展したことですね。
これって地味ですけど、結構重要だと思うんですよ。
それと何気に乃枝さんに『ホの字』の男性が出てきたこと。
乃枝さんもそれにはまんざらでもない様子で、微笑ましいです。
それもこれも、今回のお話は彼女の思い込みによる独走で怒った話だけになんか納得です。それにしても、何で彼女が映画女優のお話に自ら喰いついたのか謎だったんですけど、それの答えが最後に用意されていて、しかも彼氏が出来てしまったというオチは新しいですね。
シナリオ展開として結構新しいパターンなんじゃないかと思います。
大まかな粗筋としては、練習試合の後、練習場にやってきた一人の男の話から始まります。曰く、彼は映画制作会社のアシスタントをしていて、土壇場で仕事が出来ないと言い出した女優の代役を捜しているといいます。その女優をやる条件とは、運動神経が良くて、若くて、小柄で、尚且つ泳げる人と言うことなのですが…最後の条件の“泳げる人”と言うのが志願者を減らす要因のようで…難航しています。
この“泳げる人”と言う条件が無ければ、櫻花会の面子の中にたくさん候補者はいたのですけど、“泳げる人”とと聞いた途端に、みんなシュンとしおれてしまいました。いかにもまだ大正なんですね。プールはともかく、水着になることが恥ずかしいとの理由で泳ぎをマスターしている女の子は数が少ないのですね。
そんな中でも、小梅さんは一応泳げるらしいのですが、本人にやる気が無く、また学校として映画に出演するなどと言うことは認めて貰える訳が無いと、そのお話を一旦は断ります。でも、その話に喰いついたのが、何故か乃枝さんだったという。
何故、乃枝さんがその話に積極的に乗ったのかは、冒頭に書いたとおりお話の終わりに明らかになるのですが、この時点ではまるっきり判りません。メンバーの中で一番の切れ者の彼女のことだから何か目的が有るのだろうとは思いましたが、それが何なのかまでは…私には判りませんでした。ま、事前にスコアブックを見て、試合の流れはわかるけど何か物足りないのよねぇ~と言っていたのがヒントと言うか伏線だったとは、なかなか凄いシナリオでした。
結局、乃枝さんの思惑通り、学校の許可も出て、小梅さんの家の周りの応援も有って、小梅さんは否応無しに映画に出ることにされてしまうのですが…
こういうあたり策士、乃枝さん恐るべしだったりしますね。
その映画の出演依頼の実態と言うのが今で言うスタントだったと言うのは、まぁ、読みどおりだったんですけど、やっぱりそれはその、ショックですよね。それだけにマネージャーたる乃枝さんは小梅さんに誤りどうしだったんですよ。それだけに、彼女のことだから、小梅さんが映画に出ることで小梅さんに何か良いことがあると思ってお膳立てをしたのではないかと思っていたのですが、その後の展開で、実は乃枝さんは野球の試合状況を映画で見たかったのだと言うことが判ってビックリなんです。しかも、その映画フィルムは会社にナイショで創ってしまった物だという…
当時の映画フィルムとその現像代金を考えると物凄い額の横領になると思われますが、新機材のテスト撮影とか何とか言ってやったものなのかな?会社としては必要な事で、でも、その内容については別に何でも良いというテストがあったので有れば、それは横領ではなく単なるテスト撮影となるので問題無しですよね。
その上で、この吉村さんと言う男は、そこまで危ない橋を渡ったのは乃枝さんに一目ぼれしたからだよ、などと平然と言ってのけるあたり、大人物ですよね。
って、ちょっと待て
乃枝さんたちってまだ14歳…
時代的にはローティーンでも許婚にしてしまうことを考えれば、普通なのかもしれないけど、この吉村さん、炉の字が入っちゃいませんか?
この作品の詳しいことは公式HPと、この記事にTBをくれた方々のブログをご覧下さいませ。
追記:
今回、やけに麻布十番、麻布十番と言うのでついつい意識してしまう麻布十番。
でもって、作中、小梅さんがコック見習いの三郎さんと台詞の稽古をしに行った神社って、もしや氷川神社かな?20年ほど前、一世を風靡したアニメ作品では火川神社として出てきたところの可能性大ですね。そういえばアノ作品の第1シーズンではヒロインたちの年齢設定も14歳。なかなか、面白い設定ですね。
ちなみに、アノ時代だから麻布一の橋から飛び込んで泳ぐと言うことが出来ましたけど、戦後の一の橋から飛び込みたくは無いですね。あ、今だったら少しは良くなっているような気もしますけど…
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