実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

大盗賊「熊坂長範」の伝説

2012年10月01日 | 日記

隊員NO.1あさので~す(^_-)/

わたしたち実高ふれ愛隊が通う石川県立大聖寺実業高校は、加賀市熊坂町にあります。

この熊坂町には、”大盗賊”熊坂長範(くまざか ちょうはん)にまつわる伝説があります。

←「熊坂長範」(ウィキペディアより)

熊坂長範石川五右衛門、ねずみ小僧次郎吉とならぶ日本の大盗賊の代表です

伝説によれば、熊坂長範熊坂町字石坂に生まれ、最初は北陸通を往来する旅人を襲っていました。

しかし、その後どんどん勢力を広げ、熊坂長範はその名を聞くだけで泣く子も黙るといわれるほど人々

に恐れられるようになったといわれています。

また一方で1145~1170年の間、北面の武士・中宮侍、藤原氏・源氏の従者となって保元の乱で活躍した

ともいわれます。

謡曲「熊坂」や「義経記」では、美濃の国赤阪の宿で京都のあぶら商人から盗みを働こうとしたところを、

源義経によって討たれたことになっています。そのとき熊坂長範は63才でした。

しかし、地元熊坂町では、熊坂長範は晩年ふるさとに戻り、宿駅のあった橘の里の山の上に住み、

心を改めて仏の道に入り、徳の厚いお坊さんになったと言い伝えられています。

実は、熊坂長範の生誕にまつわる伝説は、本州各地の13都県(福井、石川、滋賀、岐阜、新潟、長野、秋田、

山形、神奈川、東京、愛知、三重、兵庫)に残されています。

それぞれの土地に幾百年となく熊坂長範のことが語り伝えられているうちにその内容は多少違ってきました。

でも、すべての地方の伝説に不思議と共通している点があるのです。

それは熊坂長範世にいう強盗や弱者いじめの追いはぎとしてではなく、無力で貧しい村人達を助けた

たのもしい義賊として語られている点です。

時代をこえて、所をこえて、熊坂長範は、人々の心の中に夢とロマンをたくすことのできる大切な英雄として

親しまれているのです。

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