隊員NO.5あやかで~す(^_^;)/
10月11日(木)19時30分から加賀市民会館を会場に、加賀市観光ボランティア大学第13回講座
「『奥の細道』加賀路の芭蕉-芭蕉と山中温泉-」が開かれました。
講師の先生は松尾芭蕉について大変お詳しい西島明正さんでした。
西島先生は以前、山中町の図書館に勤務されていたとき、観光客の方からさまざまな質問を受けたそうです。
芭蕉のこと、温泉のこと、九谷焼、山中節、山中漆器のこと。そこで西島先生は訪問者の方々にいつでもお応え
できるように、それぞれについて関係図書の目録づくりをされました。また『奥の細道』300年の記念イベントのために、
山中での芭蕉の足跡を調査研究し、『芭蕉と山中温泉』(北國書籍印刷刊)を出版されました。
先生には、長年の研究をもとに、とっても丹念に「奥の細道の足跡」「加賀路の芭蕉」「芭蕉と山中温泉」について
お話しいただきました。本当にありがとうございました。
『奥の細道』は、1689(元禄2)年、松尾芭蕉が46歳のとき、5カ月間、600里(2,400km)にわたる旅の記録を
紀行文にまとめたもので、ドナルド・キーン氏が英訳して世界に紹介されているように、
日本を代表する文学作品といえます。
山中温泉には、7月24日(新暦8月29日)から8泊9日にわたって逗留しました。『奥の細道』の旅の途中、
芭蕉はいくつもの温泉地をめぐっていますが、これほど長く滞在している温泉地は唯一山中だけです。
これから、西島先生から教えていただいたことを「芭蕉と山中温泉」中心にレポートさせていただきます。
よろしくお願いします!!