実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

漁船の安全を守る白亜の加佐ノ岬灯台

2012年10月26日 | 日記

隊員NO.6ちーろで~す(^_^)v

10月23日(火)の課題研究の時間に橋立町の加佐ノ岬を訪問しました。

加佐ノ岬には、とってもきれいな白亜の灯台が立っていました。

越前加賀国定公園の景勝地に建つこの加佐ノ岬灯台は、1952(昭和27)年5月に建設されました。

加賀から能登半島に延びる海岸線は、塩屋・黒崎・小舞子・内灘・千里浜と平坦で長い砂浜が続くので、

変化に乏しく、航行する船舶や沖で操業する漁船にとって、自分の位置を確認するのが難しい所です。

ところがこの加佐ノ岬だけが突如として荒々しい岩肌を示す断崖の岬となっています。

そこで、加佐ノ岬の特異な地形を利用し、白亜の灯台が目印となるようにつくられました。

特に、岬に隣接する橋立漁港を出入りする船の安全のために、とても大切な灯台となっています。

現在の灯台は1981(昭和56)年につくられたものです。

灯台のある位置は、北緯36度21分05秒、東経136度18分00秒。13秒に3回ピカッと光り、

光度は8300カンデラ(光度の単位、カンデラの語源はキャンドルから来ていて、1カンデラは

1キャンドル、つまりロウソク一本の明るさです。)、光達距離は13.5海里(1海里は1852m)です。

また、平均水面から灯火までの高さは54m、地上から灯火までの高さは12.95mです。

この灯台は、白搭四角形の上に丸い灯篭が乗ったちょっと珍しい形の灯台です。

すばらしい景色が広がり、そして岬の先端には加佐ノ岬灯台がある。

加佐ノ岬灯台は、本当に灯台らしい灯台ですね!