実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

5月の活動(10) 下から目線で見る「こおろぎ橋」

2012年05月31日 | 日記

こんにちは 隊員№3のせりかです

山中温泉といえば、なんといっても”こおろぎ橋”ですよね。

こおろぎ橋は四季を通じて訪れる人たちを魅了します。

その昔、山中温泉から越前に至る渓谷の橋として架けられ

また湯上りの散策に、多くの文人も訪れています。

大正時代には、竹久夢二が訪れ、近くの料亭からお客さんが見ている中、

この橋の近くの岩から飛び込んだという記録もあります。かっこいいなあ

ここで、皆さんにおすすめがあります.

普段私たちは、こおろぎ橋周辺の風景を”上から目線”で見ていますが、

橋の横の階段を少し降りて、下から”こおろぎ橋”を見上げてください

山中温泉ガイドしらさぎのみなさんと一緒に

この”下から目線”の方が、もっともっときれいです。試してください

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5月の活動(9) もしわたしが浴衣娘(ゆかたべー)だったら

2012年05月30日 | 日記

隊員NO.6ちーろです\(^o^)/

 山中温泉の浴衣娘(ゆかたべー)のおはなしをします。

昔は今と違って山中温泉の旅館には内湯がなく、湯治客は全て湯座屋(今の総湯)へ行きました。

そして湯座屋には脱衣所がありませんでした。湯治客を送迎し、客が湯から上がるのを浴衣を

持って待つのが16才未満のかたべーの仕事でした。(べーとは石川県の方言で少女のことです。)

ゆかたべーは湯座屋で、自分のお客に間違えることなく浴衣を着せるのが自慢だったそうです。

ゆかたべーは16才を過ぎると、シシと呼ばれる湯治客相手の遊女になりました。


山中節の原型は、江戸時代後半に湯座屋で湯につかる若者とかたべーが湯座屋の壁越しに

掛け合った「湯座屋節」だといわれています。

このころ毎年冬になると山中温泉には、加賀の浜所である塩屋・瀬越・橋立から北前船船乗り衆が、

1年の仕事の疲れを癒すためにやってきました。きっと潮焼けした男気のある若い男性がたくさん

きたのでしょう。

船乗り衆が北前船でいった北海道で聞き覚えた松前や江差の追分をうたっているのを、かたべーがまね

しながらうたったのです。

山中節の一節に

「ゆかた肩にかけ 戸板にもたれ 足で呂の字を書くわいな」

があります。

雪降る冬の夜、思いを寄せる男性客が湯からあがるのを、何人ものかたべーがじっと寒さをこらえて

待っていました。”呂”とは江戸時代の隠語で「キス」を意味します。

「忘れしゃんすな 山中道を」には、「恋しいあなた、山中でいつまでもあなたを待っている

わたしのことを忘れないでね!」という

山中温泉のゆかたべーの恋心が込められていて、どこかとても悲しげです。

 

 

もしわたしが浴衣娘(ゆかたべー)だったら・・・。

 

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5月の活動(8) 芭蕉の館・荒谷さんの「山中節」

2012年05月29日 | 日記

 

隊員№1あさので~す\(^o^)/

山中温泉ガイド体験で「芭蕉の館」を紹介ました。

芭蕉の館は、明治38年に建てられた宿屋の別荘を再整備したもので歴史を感じさせる素敵な建物でした!

玄関先で、「広い庭園や庭園を望む雁行型の濡れ縁など、和風情緒豊かな憩いの空間が親しまれています」

「芭蕉ゆかりの品や”山中漆器”の秀品の数々を見学できます」など説明しました。

ガイドが終わった後、私たちふれ愛隊におもいがけないプレゼントがありました。プレゼント

「芭蕉の館」の職員荒谷清子さんが私たちのために、「山中節」をご披露下さったのです。

荒谷さんは、山中生まれの山中育ち。物心ついたときから、ご両親や親戚の方が山中節を歌われるのを聞いて、

ごく自然に覚えられたそうです!!

 

忘れしゃんすな 山中道を 東ゃ松山 西ゃ薬師~

 

その歌声の透明感あふれる美しさに驚かされました。

凛としたお姿から館内の高い天井にまで荒谷さんの山中温泉を愛する心が響き渡りました。

荒谷さんは「ごめんなさい。自己流ですよ」と謙遜されていましたが、これこそ本物だと思いました。

この日に聴いた荒谷さんの「山中節」のことは、実高ふれ愛隊のメンバー6人は一生忘れません

ありがとうございました!(^^)

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5月の活動(7) 山中温泉菊の湯

2012年05月28日 | 日記

隊員NO.4にいなで~す(*^_^*)!

私も山中温泉について勉強したことをご紹介しま~す。

山中温泉は、約1,300年前に僧行基(ぎょうぎ)が発見したと伝えられ、

草津・有馬とならぶ日本の三名湯の一つです。

松尾芭蕉が『奥の細道』でよみました。

「山中や 菊はたをらぬ 湯の匂ひ」

この句は中国の伝説をふまえて、芭蕉が山中の湯をほめたもので、

中国の仙人が山の中の菊の香りのついた水を飲んで800才まで生きたというけど、

山中の湯のにおいは、菊の香りよりもすばらしいので、わざわざ菊を手で折らなくても

長生きできる、 という意味だそうです。

山中温泉に8泊9日滞在した芭蕉は、「山中の湯は、体の皮や肉だけでなく、

筋骨までしみわたり、身も心もうるおす」と、称讃しています。

山中温泉の総湯は、芭蕉の句にちなんで、「菊の湯」といいます。

山中の中央部に「男湯」、その横の山中座の中に「女湯」があります。

今回はガイドがあって、実高ふれ愛隊は「菊の湯」に入れませんでした(残念!!)

今度山中を訪れたときには、絶対に「菊の湯」に入りたいと思いま~す(#^.^#)/

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5月の活動(6) あやとりはしと道明が淵の龍伝説

2012年05月27日 | 日記

隊員NO.5あやかで~す(^o^)/

山中温泉の見どころをご紹介しま~す!

鶴仙渓の「あやとりはし」は勅使河原宏氏デザインのとてもモダンな橋です。

手遊びの”あやとり”をしているみたいに谷間にかかり、くねくねS字型に

曲がっています。そして歩くと少し揺れます。

高さ30メートルもあるので、怖かったです。でも、清流をつつむ新緑

きれいで、すごく気持ちよかったですよ。

みなさん、「あやとりはし」がなぜくねくね曲がっているかご存じですか?

実は、橋がかかる「道明が淵」に出た龍の伝説と関係あるんです(^^)!

〈道明が淵の龍伝説〉

ある長雨がおさまった日、一人の娘さんが、音を立て渦をまく濁流を見ていると、

巨大な龍が爪を逆立てながら現れ、娘さんを飲み込もうとしました。

そこに、一人の若者が立ちはだかり、龍の背中にまたがって、黄金の太刀で、

一瞬にして急所をつき、龍をおとなしくしてくれました。

命を救われた娘さんは、若者に「名前をお教えください」と尋ねました。

でも若者は「道明」とだけ名乗り、姿を消してしまいました。

娘さんは若者にどうかもう一度会いたいと毎日医王寺に行って、薬師如来に念じました。

すると道明の姿がかすかに現れました。娘が「あなたはどなた様ですか?」と聞くと、

「わたしは龍頭観音。龍とともに天に昇ります。わたしに会いたければ、薬師如来を

拝みなさい」と告げて姿を消しました。道明は龍頭観音だったのです。

村人たちはいつしかこの淵を「道明が淵」とよぶようになりました。

皆さん、「あやとりはし」を渡って、龍の背中に乗った気分を味わってみてくださいね(^^)/

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5月の活動(5) 山中温泉ガイド体験

2012年05月26日 | 日記

隊員番号No.6ちーろで~す(^_^)v

5月22日(火)に山中温泉観光協会、山中温泉ガイドしらさぎの皆さんに

ご協力をいただき、時計台の13時を告げる人形を合図に、6人そろいのハッピを着て、

菊の湯前からガイドスタートしました。

泉屋の跡→芭蕉の館→あやとりはし→芭蕉の句碑→川床→采石厳→こおろぎ橋→

ゆげ街道→長谷部神社→山岡ビル→山中座 の順にガイド体験をしました。

実高ふれ愛隊のメンバーは、NO.1あさの・NO.5あやか、NO.3せりか・NO.6ちーろ、

NO.2りか・NO.4にいなが2人1組に分かれて、マイクを片手に説明パネルを使ってガイドしました。

山中温泉の魅力をいっぱい知るとてもいい体験でした。(新聞の取材も受けちゃいました(^^;))

温泉たまごや名物のコロッケもおいしかったです。

これからガイド体験のレポートを順番にしていきます。お楽しみに~!

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雪は天から送られた手紙である②

2012年05月26日 | 日記

隊員NO.1あさので~す(^o^)/

片山津の「中谷宇吉郎雪の科学館」へ行って勉強した中谷宇吉郎先生

のことについて、もう少しだけレポートします。

宇吉郎先生が恩師寺田寅彦氏から聞いて、研究を続けるときにずっと

大事にした言葉がありました。それは、

「一番大切なことは、役に立つことだよ」です。

だから、先生は、雪の研究はもちろんですが、極寒の地を走る鉄道のレールを

守るための「凍上研究」や飛行機が安全に飛ぶための「着氷研究」でも活躍しました。

今年は先生の没後50年にあたり、これらの実用的な研究も改めて注目されているそうです。

10月25日から「中谷宇吉郎雪の科学館」では、企画展『中谷宇吉郎と寺田寅彦』

が行われます。

実高ふれ愛隊も足を運びたいと思います♪

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5月の活動(4) 雪は天から送られた手紙である

2012年05月25日 | 日記

隊員NO.1あさのです(^^)!

5月19日のボランティア大学で、「中谷宇吉郎雪の科学館」へ行って、 

加賀市片山津町出身の物理学者中谷宇吉郎先生のことを勉強しました。

若い頃、恩師から聞いた「ねぇ君、不思議だと思いませんか」という

シンプルな言葉が先生の「科学する心」を刺激し、雪の研究に一生を

ささげるキッカケになりました。

その日その日の気象の違いで、雪の結晶は全部形が変化します。だから、

「雪は天から送られた手紙」なのですね

雪の科学館の中庭には先生が長年研究の舞台にしたグリーンランドの石が

運ばれ、その後ろには柴山潟、そして白山が見えてとってもきれいでしたよ。

冬になると、私たちが住むこの加賀市にはたくさん雪が降ります。

今年の冬は、中谷宇吉郎先生のことを思いながら、きれいな雪を見たい

と思います(^^;)!

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5月の活動(3) 片山津温泉周辺の見どころ

2012年05月23日 | 日記

隊員No.5あやかで~す\(^o^)/!

5月19日(土)、加賀市観光ボランティア大学第4回講座に参加しました。

この日は片山津温泉周辺の名所である中谷宇吉郎雪の科学館=

首洗池=実盛塚を大学の皆さんとご一緒に回って勉強しました。

中谷宇吉郎雪の科学館は天井が雪の結晶と同じ六角形をした

すてきな建物で、「雪の赤ちゃん(ダイヤモンドダスト)」をつくるとても

たのしい実験を見ることができました。

首洗池と実盛塚では、片山津うきうきガイドの山口さん・本田さんにすごく

わかりやすくお話をしていただきました。ありがとうございました。

実盛塚では、6月1日(金)には命日供養、そして8月20日(月)からの

片山津温泉湯の祭り」の初日には片山津中学生が”篠原慕情という舞を披露して

くれるそうです。皆さん、ぜひお出かけ下さい。

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活動の予告で~す。

2012年05月19日 | 日記

隊員NO.1あさので~す(*^_^*)!

5月22日(火)に実高ふれ愛隊の6人が山中温泉でボランティアガイドをしま~す。

山中温泉観光協会や山中しらさぎガイドの皆さんにご協力をいただきます。

そろいのはっぴや案内ボードも用意していただきました。うまくできるかな~?

時間は13時から14時30分です。

山中温泉総湯前を出発して、あやとり橋=鶴仙渓=こおろぎ橋=

ゆげ街道をガイドする予定です。

お時間がありましたら、13時に総湯前にご集合ください。

よろしくお願いしま~す(^^)/


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5月の活動(2) 斎藤実盛のこと

2012年05月15日 | 日記

隊員no.4にいなです(^^)♪

5月10日(木)の加賀市観光ボランティア大学で「実盛塚」「首洗池」で

知られる斎藤実盛(さいとうさねもり)のお話を聞きましたので、ご紹介します。

”篠原の戦い”で平氏が総崩れする中、ただ一人踏みとどまった

実盛は、自分が年をとっていることを隠すため、白髪を黒く染めました。

でも、実盛は義仲軍の武将によって殺されてしまいます。

高貴な衣装を身につけた実盛の首を池で洗ったところ、黒髪は

たちまち白髪になったそうです(首洗池の名前の由来です)。

木曽義仲は命の恩人である実盛の亡骸を手厚く葬りました。

それが、実盛塚です。

武士らしく立派な最期を遂げた斎藤実盛は、今も多くの人に慕われています。

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5月の活動(1) 尼御前岬の由来

2012年05月14日 | 日記

隊員no.2りかです。

5月10日(木)に加賀観光ボランティア大学の第3回講座を受けました。

今回のテーマは「今再び義経伝説」でした。

私が特に印象に残ったのは”尼御前岬”のことです。

尼御前という女性は義経に愛されていた人で、奥州への逃避行に同行し、加賀海岸まで来ました。

でも、安宅の関を前にして、

「女は足手まといになる」と憂い、自ら岬から身を投げたのだそうです。

この伝説から”尼御前岬”の名前が付きました。

私はこれまで名前だけは知っていましたが、その由来は知りませんでした。

とっても勉強になりました。

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4月の活動(6) 片山津温泉街湯

2012年05月13日 | 日記

隊員番号No.1あさのです(*^0^*)!

4月24日(火)鞍掛山に登った後、4月21日(土)に新装オープンしたばかりの片山津温泉街湯へ行きました。

すごくたくさんのお客さんで賑わっていましたよ。

新しい街湯には2つの温泉浴室があります。

一つは施設のすぐ東側に広がる柴山潟を望む「潟の湯」。

もう一つは西側に植えられた森の中で湯に浸かれる「森の湯」。

これらの二つは定期的に男湯・女湯に入れ替えられて、二つのお風呂が楽しめるようになっています。

私たち実高ふれ愛隊は「森の湯」に入りました。

新しくて木の香りがしてとても心地よかったな~。

是非!片山津温泉へ行ったら街湯へどーぞ。

屋上のカフェテラスもおすすめですよ。

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4月の活動(5) 鞍掛山登山

2012年05月12日 | 日記

隊員no.4のにいなです(^^)♪

私たち実高ふれ愛隊は、4月24日(火)に鞍掛山登山にチャレンジしました。

鞍掛山は加賀市民に愛されている標高477メートルの名山です。

私たちふれ愛隊は、加賀市を一望できるこの鞍掛山を滝ヶ原ルートで登りました。

想像以上に登山道は急で、登山が初めての私たちにとってすごくハードでした。

でも、途中多くの人たちと出会い、「こんにちは」と声を掛けていただき、とても癒されました。

頂上に到達したときの、あの景色の良さと風の気持ちよさで、疲れが吹っ飛びました。

私たちの地元加賀市にはいい山がたくさんあって、登山好きの人々に愛されています。

(『日本百名山』の作者深田久弥は、加賀市出身で大聖寺実業高校校歌の作詞者でもあります。)

今度は海へ行こうかな~♪

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4月の活動(4) 鹿島の森のアカテガニ

2012年05月11日 | 日記

隊員No.3のせりかです(^_-)♪
4月21日(土)に加賀市観光ボランティア大学のみなさんと一緒に

木地区児童センターで、アカテガニについて勉強しました。
アカテガニの産卵のことや、アカテガニに似ているクロベンケイガニのことなどたくさん学びました。

アカテガニとクロベンケイガニを見分けるコツは
"顔"だそうです。アカテガニの顔は笑っていて、クロベンケイガニは
怒っている顔をしています。
その後鹿島の森で実際に一匹のアカテガニを見ました。
小さくてとても可愛かったです。

みなさんも一度鹿島の森に見に行ってください。

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