隊員NO.6ちーろで~す(^_^)v
10月23日(火)の課題研究の時間に橋立町の石川県漁業協同組合加賀支所を訪問し、
参事の山口俊治さんから、橋立の漁業についていろいろお話をお聞きしました。
この季節、橋立漁港では、ほんとうにたくさんの種類の魚が水揚げされますが、今年の10月は
とくにヤリイカが多く獲れたようです。
10月1~10日の間に、橋立支所では5.6tのヤリイカが獲れました。(『石川県漁海況情報251号』参照)
←「ヤリイカ」(石川県水産総合センターホームページより)
水平線に並ぶイカ釣り船の「漁火」は橋立の夏の風物詩です。そして石川県の漁業生産額のうち3割がイカ類で、
その中心はスルメイカです。でもそれ以外にも「イカ」にはいろんな種類があって、石川県の代表的なものとしては、
ヤリイカ、アオリイカ、アカイカ、ソデイカがあります。どれも独特の風味があって人気があります。
ヤリイカは、胴体は細長く円錐形で、その姿形が槍の穂に似ていることから、このように呼ばれるようになりました。
外套長は大きい物で40cm程度で、オスの方が大きく、メスは一回り小さいそうです。ヤリイカの産卵期は春なので、
最も美味しくなるのは冬です。また夏から秋にはまだ小さい小ヤリイカが漁獲され、これも美味しく、
高値で出回るようです。ヤリイカは身質が非常によく、アオリイカと並び高級イカの仲間です。
刺身に向いていますが、焼いても煮ても身が硬くなりにくく美味しいので、色々な料理に活かせます。
旨みもイカの中では多く含んでいます。選ぶポイントは、目が美しい黒である事、表皮の色が鮮やかな赤身がある事
だそうです。刺身、煮付け、焼き物、揚げ物なんでも来いです。
みなさん、今年の秋はタウリン豊富で、低カロリー、高タンパクでヘルシーな健康食品、
橋立で獲れた「ヤリイカ」をどんどん食べましょう!