切ったら泣かすよ

好きになるってムツカシイ

私の中のあなた

2009年10月12日 | 映画

今日から3日間、ブログは週末に公開された映画の話になります

第一弾は、キャメロン・ディアスの「私の中のあなた」です


          
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2歳になってすぐ、白血病の宣告を受けた長女、ケイト。
両親であるサラとブライアン、そして長男のジェシーは
遺伝子的にケイトのドナーとなることは不可能。
その事実を知ったサラは、次女アンを「生み出す」事を決意する。
ケイトに体を提供する「ドナー」として。
そして、遺伝子操作の末にアンは誕生した。
生まれてすぐの時点から、何度もケイトに体の一部(血液関係)を
提供してきたアン。
アンが14才になった時、ケイトの腎臓が機能停止をしてしまう。
臓器提供を求められたアンは、「成功率91%」の弁護士に救いを求める。
「自分の体を、自分で守りたいのだ」
両親に大好きな姉が死んでもいいのかと責められながらも
アンは両親を訴える決意を変えない。
しかし、法廷で争議が行われる中、衝撃的な真実が明らかになる・・・。

お話はそんな感じです

お姉ちゃんが大好きなアン。
自分の為に人生を狂わせてしまった家族に深い愛を抱いているケイト。
家族を守ろうと懸命に頑張るブライアン。
そして、ケイトが生きるためなら、どんなことでも辞さないサラ。
互いが互いをとても大事に思っている愛に溢れたお話でした
こんなに互いに真摯で柔らかい思いやりを持ち合っている家族って
現実にいるんだろうか?と思うくらい。
ひどい悲劇、や、泣かせるための小細工はそんなにないんだけど・・・
互いの深い愛に涙する映画です

キャメロン・ディアスの「母親役」って、最初、想像もできなかったんだけど
愛に溢れた献身的な尽くす(耐える)母親、じゃなくて。
娘のために何にでも立ち向かう「戦う母親」でした
うん、めっちゃピッタリだ

長女のケイトがアンに語ったひとこと、
「ママは私がたった2つの細胞になったって、生きさせようとするわ」
これがピッタリ、ハマる母親像でしたよ