GW前にいつものBarに飲みに行っていたタマ
イイ加減に酔っ払ってお会計を済ませ、エレベーター前に来てみると・・・
エレベーター君、丁度この階でピタリと止まって待ってくれてました
( 御帰りなさいませ、お嬢様 )
(うむ、お出迎えご苦労!)
・・・と、浮かれてトットと乗りこんだ結果
・・・おつり貰うのを忘れて帰ってしまっていました
ご連絡を頂き、再度、GW明けに飲みに行くことに
この日は、一歩お店に入ったら、香ばしく美味しそうな匂いが中に漂ってて
な、なに?この生姜っぽいおなか減りそうな匂い~
尋ねてみたところ、お店で出すキッシュをいろいろ試してるトコなんだそうで
もともと、ここのお店、フレンチのちゃんとした本格キッシュを出してるんだけど・・・
ちゃんとし過ぎて、「食べてきたけど、ちょっとなにかつまみたい」ってお客様には重すぎるんだそうで
いわゆる「Bar飯」嫌いなマスターが、今あれこれ作ってるんだそうな
そのキッシュをお裾分けして出してもらい
ジンベースには合いそうもなかったので、私にしてはめっさ珍しくギムレット以外のお酒からスタート
頼んだのは、タンカレー・ウォッカベースのウォッカマティーニです
タンカレー、ジンは嫌いなんだけど、ウォッカは好きなんですよね
マティーニは、飲まれるお客様が強いこだわりを持つカクテルの1つらしく
タマのようにベース指定はもちろん、ステアやシェイクのやり方、ベルモットの量、ピールの有無、
オリーブの種類や有無・・・
きっちりご指定される方もいらっしゃるそうです
まさに自分だけの極上の一杯、なんですねぇ
だがしかし
強いお酒、飲めないわけじゃないけど、速攻、酔っ払ってしまうタマ
マトモにステアなドライマティーニ頼んだら・・・
マティーニがマティーニじゃなくなるくらいの時間をかけないと飲めない
しかも、甘いカクテルが好き
その時、バーテンダーさんが出してくれたウォッカ・マティーニは・・・
ベルモットを多めにして・・・軽くシェイクしました
ゆっくり飲んでください
ピールの変わりにレモンの細めの皮がくるりと丸くなったのが浮かんでて
ベルモットがつくる淡い黄金に、斜めに浮かぶ金冠はまるでリング
とても上品な女性向きのマティーニになってました
キッシュとも合います 美~味しい~~~
キッシュを食べ終えてもまだマティーニが飲みきれなかったので
前回、仕込むと言ってたアイラの生チョコをオーダー
アイラとカルバドス、ハーフでどうですか
???
じゃ、それで
疑問に思いつつ、アイラのチョコを食べてみると・・・
あれ?匂い、あんましない
わぁ、ダークチョコなんですねぇ
(にっこり)
・・・・・あぁっ
きましたか
・・・ハーフで勧められた理由は、チョコが消え溶ける時にわかりました
めっさ、病院臭い-
しかも、無人だよ、この病院
・・・とてもホラーテイストでした
いや、美味しいんですけどね
アイラのヨード香がダークチョコとぴったりだったし
でも、その後に食べたカルバドスに、めっちゃホッとしたのは事実
やぁ・・・定番ってやっぱ、定番になるだけのモノがあるんですねぇ
その後は、可憐で楽しいグラス・シーヴァスを飲んで〆
このお店は私が勝手にホーム(バー)にしてるんだけど・・・
自分の好みを知っていて下さるひとがいる場所が、やっぱホームだなぁと思った夜でした