切ったら泣かすよ

好きになるってムツカシイ

ボーン・レガシー

2012年09月29日 | 映画

あのボーンシリーズ3部作の流れを組むCIAの特殊工作員のお話「ボーンレガシー

アクションに次ぐアクション
長いバイクの闘争シーンはちょっと飽きたけど、面白かったです
ボーンは写真だけで登場

後半はダレ気味だったけど、前半の雪山でのシーンは最高でした
オオカミはホンモノなのかな  やっぱ、CGなのかな
CGかなぁ・・・

思ったんだけど

初回のインパクトってどーしても強いから、
ボーンとアーロンどっちがいい?って言うと、ボーンの方が分がイイ

でもそれを除いても、マット・デイモンの方がジェレミー・レナーよりいいなぁって思うのは
やっぱ、マット・デイモンの方が色気があるから

それでも、今のマットだと・・・もうボーンは無理な気がする

イイ物語とイイ監督と・・・旬の俳優さんの出会いって、凄いコトだね
あの時、あの映画の時に、あの俳優さんが20代でいたら  とか、あるよねぇ


やさしい気持ち

2012年09月24日 | おやすみ

台風が去ったせいか、今年も一気に秋に変わったこの週末

この秋の季節の変わり目がイチバン嫌いなタマ
今年もわけもなくガクーっと気持ちが沈んで来ます

そのうち、月を睨んで怒るくらいには、元気になってくるんですが
遠くて冷やかで知らない顔してる秋の月も大嫌いで
ま、こっちの方は子供の頃から慣れてる感情で持て余しはしない

そんなわけで、毎年、秋になると「滅多にない」恋愛映画を見たり(所詮、ラブコメ止まりですが)
恋愛小説や平安の短歌や和歌を読んでみたり(意味が解らな過ぎて途中で挫折しますが)
普段は聴かない歌をきいたりしています

去年は、確か、可愛い恋愛短歌のエッセーとドリカムの歌でした

その中で、今でも覚えてる短歌はこの3つ。



   遊園地みたいな人でじゃあまたと帰れる場所が必要だった

   わがままを言えば良かった 絶対にひとりぼっちにしないでくれと

   嘘じゃない 守れなかった約束は守れなかったけれど約束   



記憶の中の詩なので、正しくないかもしれないけど
残ってるってことは、どっか共鳴してるんでしょうね
特に、3つ目の詩は今年も見た瞬間の思いが色あせず



今年の秋は、まず最初に歌がきました
といっても、毎度のことながら新しい歌ではなく。
charaさんの「やさしい気持ち」です。



   なけない女のやさしい気持ちを あなたがたくさん知るのよ
   無邪気な心で私を笑顔へ導いてほしいの
   ぎゅっと私を抱きしめて

   そう いい加減な男が あなたの理想だとしても
   この愛が自由をこわすって
   でも勝手だってしからないで

   手をつなごう 手を ずっとこうしていたいの
   手をつなごう 手を ずっとこうしていたいの

   なれないあたしとあなたの間にこんなにわがままいいですか
   言葉で言わなきゃ 今すぐ言わなきゃ
   そんなの知らないわ
   もうあたしをとめないで

      

チャーミングなcharaさんの歌声がないと半分も伝わらないけど
とても可愛くて、愛おしい女の子の歌。

ちょっと猫か天使じゃなきゃ歌えないよーなー

残念ながら猫にも天使にもなれないタマは、
一人きりの時に小さな声で口ずさむのが精いっぱい

でもとても好きです


スピリッツたち

2012年09月23日 | お酒

映画「最強のふたり」を観たのは、実は観ようと思った次の日で

前日も観に行こうとしたんだけど、映画館付近に着いたのが上映1時間ほど前で
流石に待ち切れず、ご近所にあるベイダーなマスターのお店に飲みに行ってました

飲んだのはいつものギムレットとアースカラーのジン

前回、行った時はマスターが「禁酒してる」と言ってカタクナに飲まないので
飲めなかったハードリカー、今度は飲めました
禁酒期間、2週間で終了したそうな

ジンにウォッカにテキーラ
とってもダイスキなスピリッツたち

寂しがり屋でもないくせに、ひとりで飲むのが嫌なのは、なんなんでしょーね


最強のふたり

2012年09月22日 | 映画

ちょっと前にZIP-FMで紹介されてた映画、「最強のふたり」観て来ました

めっさ簡単に書いちゃうと「車いす生活を送る富豪と、彼の介護をするスラム出身の黒人青年の絆の物語」

パラグライダーの事故で首から下が不随になった大富豪が募集した介護人に応募した失業中の黒人青年。
失業保険を貰う為、不採用の通知が欲しかっただけの黒人青年。
彼の歯にモノ着せぬ対応が気に入った大富豪が採用したことから二人の関わりが始まる。

実話を元に作られたお話で、ハリウッドリメイクも決定してるフランス映画です
フランスっぽいなーって思ったのは黒人青年。
アメリカのスラムとフランスのスラムってこんなにイメージ違うんですかね
フランスの方の歴史的背景がさっぱりわからないのでなんとも言えないんですが
なんて言うか、とても上品です
アメリカ映画だと今でも人種差別が拭い去れず根強く残ってるのが多いけど
フランス映画だとそういうの、アメリカ映画ほど感じない。

映画全体は、緑の若草に柔らかい風が吹くような暖かくて優しい感じでした

生まれつきでない障害を突然に背負うことになった人間と
生まれつき恵まれない底辺から生きることになった人間。

でもどちらも妬み・嫉み・恨みといった、人が生きてく上で生む(膿む)毒を持っていない。

達観しているわけでもなく、諦観しているわけでもなく。
傷ついていないわけでもない。

それなのに、自分の状況を辛辣なユーモアにすらできるのはお国柄なんでしょうか。

どちらも決して崩れず、甘えず、任せながら寄りかからず。
それは、実話でなければ、人の願望が生んだ夢物語だと思ってしまうほど。

それでも、大富豪は彼以外の、自分を腫れもののように扱う介護人に対しては
子供のように怒り、自分に触れさせるのを厭うシーンもあり。

それを見ると、人としての尊厳や人格への思いの大切さ、というより・・・・
滅多に出会うことのない奇跡のふたりが出会ったのではないかと思う。

そういった意味で、これは障害者に対する介護人へのバイブルにはならない。
結局は「人」であり、人と人とが合わさった時の形だと思う。

ぴったりくる形が多い人もいれば、とても少ない人もいる。
何度も出会える人もいれば、一生出会えない人もいる。

私も一生にひとりでいいから、人としての毒を生まず、甘えず、
相手を思いやり続けられる、そんな人に出会えたらいいなぁと思いました


バイオハザード5

2012年09月17日 | 映画

封切り後すぐの土曜日、早速見て来ました

ダイスキなアリスに久しぶりに会える~~~~~

そんなわけでワクワクしながら観に行ったんですが、結果は・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・


なんて言うか

ゲーム世界との統合をより強めようとしてるのかわかんないけど。
映画としての面白さはどんどん劣化してる

前作の妙な大斧持った化け物も、いきなり出てきて浮いてたけどさ。
それでもそれ以外はまだゾンビなバイオしてたのに。

今回は、3Dに閉じ込めた非現実な空間ばっかでリアルが欠け過ぎ
ゲームはゲーム、映画は映画の世界観でいいじゃんね。
どーしてもゲーム混ぜたかったら、フルアニメーションの3Dでやればいい。
かなり高度な技術力、持ってんだからさ。

話の中身は、舞台を変えただけで、今までの寄せ集めと焼き回しって感じで
新しさも面白さも全然なかった。

仮想現実だってアニメの方がきちんとした理由と深い世界観持ってるの、多いよ。
それをちゃんと3時間以内でまとめてるものだってある。
中途半端な繋ぎで使うにはヌル過ぎる。

こんな駄作、いくつまで作るつもりなんだろう