今日のハンブルクはどんよりと暗く、時々雨。
霧も出ていて、時々霧笛が聞こえます。
このような日は買い物に行く気がしないですね。
春、木々が芽を吹き、花が咲いていると、
買い物に行くのもルンルンなのですが。
週末にビールがなくなるのは寂しい、いや耐えられないので、
気力を振り絞って買い物に行きます。
そうそう、キヨスクを除いたドイツの商店の営業時間は、
ここ10年来長くなり、朝7時~22時まで許可されています。
しかし日曜、祝日は、キヨスクと特別な例外を除いて許可されて
いないため、土曜日に買い物を済ませておかなければなりません。
レストランは開いていますけれども。
今日はヴァイツェンビール(ヴァイスビール)の話です。
これは南ドイツに多いですね。
ヴァイツェンビールは、他のビールが大麦の麦芽から
醸造されるのに対し、小麦の麦芽から醸造されるのです。
好みは千差万別なので、ニュートラルなことを言いますと、
少し酸っぱく、そしてさっぱりしています。
僕は南ドイツに行くとこのビールを飲みますが、
自宅にいる時はめったに飲みません。
フランチスカーナーヴァイスビールです
左がドゥンケル(こげ茶色)、右が普通のヴァイスビールです。
エアディンガーヴァイスビール 価格も見えますね
0,5リットルで85セント、90円くらいですか。
ドイツは何しろビールの価格が安いので、僕のような
ビールファンにはうれしいですね
ミュンヘンで、ビアホール、あるいはビアガーデンで
ビールを頼むと、特別に言わない限り、フォルビール、
あるいはエキスポートと言われるタイプのビールが
出てきます。
これはピルゼナータイプと違い、すっきりしていて
飲みやすいですね。切れ味のいいビールを飲みたい人
には物足りないかもしれませんが、南ドイツで
ピルゼナービールを注文する人は まずいません。
それにこのビールはて全く苦くないので、
女性にもOKです。
ミュンヘンには“マース”という分量の単位があり、
1マース=1リットルです。
ミュンヘン、暖かい夏のビアガーデンでは、
女性が南ドイツの民族衣装を着て、
マースビアジョッキを運びます。
これは南ドイツだからこそですね。
ではミュンヘンのビールだけではなく、少し寄り道を。
ニンフェンブルク宮殿です。
歴史的なことは残念ながらわかりません。
皆様ご存知の、ノイシュヴァンシュタイン城です。
撮影者がよくないので、ご勘弁を
これはバイエルン州シュヴァーベン地区にあり、
バイエルン王ルードヴィッヒ2世によって建てられました。
ではミュンヘンをあとにして、
ケーストリッツで醸造されている黒ビール。
文豪ゲーテは黒ビールの愛好者だったようです。
これは好みの問題ですが、僕個人としては、やはり
ピルゼナービールが好きですね
北ドイツ フレンスブルクのビールです
見ておわかりになると思いますが、普通の
栓は使われていません。
これは裏側から撮影しました
わかりにくいかもしれませんが、ビンの両側にある
リングのようなものを、ビンを掴み、両方の親指で
押すと、ポン という気持ちのいい音がして開きます。
この栓の便利な点は、注いだ後で再び栓を出来ることですが、
まあすぐ飲み終わっちゃいますからね。
フェルティンス 飲みやすいビールです
ビットブルガービール
価格も見えます。0,5リットルで75セント
ケーニッヒピルゼナー 1/3リットルビンです
イェーファーピルゼナー 通のビールです
このビールは切れ味のよさが売り物で、
女性向とは言いかねます。
最後にこのビール ベックスです
ブレーメンで醸造されていて、ドイツ中にいきわたっています。
ラベル中央にカギの紋章がありますが、
これはブレーメンの紋章です。
余談ですが、ハンブルクの紋章は港の門で、
世界の港、ハンブルクを象徴していますが、
ブレーメン人は、でもブレーメンが鍵を握っている、
と言ってはばかりません。
ブレーメンとハンブルクは、昔対抗意識があったので。
最後は少し駆け足でのビール紹介になってしまいました。
今日もジージのブログを訪問いただき、
ありがとうございました。
どうぞお気軽にコメントください。
では次回まで
ビールのお話、読み応え有りますね~
ラベルもカッコよくておしゃれです
私的にはハンブルクのブナの木の樽で醸造しているビール、興味があります
ラベルもびんの形も素敵だし、何よりその香りを嗅いでみたくなりました
ラベルをスクラップしたジージさんの心境、わかります~
私もやりそうです
それにしてもドイツのビールの種類の多さに驚きました
瓶ビールが主流ですね 缶はあまりないのでしょうか・・・エコロジーなんですかね
そうそう、日本酒の話、久保田は私も好きです
いつも呑むのは千寿ですね~
ウチのマイブーム酒は今は「黒龍」大吟醸
おいしいですよ~帰国する機会があったら是非お試しください
ブナの木の樽で醸造しているビール、ドゥックシュタインは本当においしいのですが、
何より価格が問題だし、飲む分量も問題で、それに
売っている店が限られてしまうのです。
通は、缶ビールをおいしくない、と言うのですが、あの5リットル樽も一応缶ですしね(笑)
缶も普及していますよ。
日本酒にも目がないのですが、黒龍 大吟醸というのは知りませんでした。
今度日本に帰った時に探して見たいと思います。
外国のお城って、日本とは違って庭などの整備がきっちりとされているし敷地がすごく広いので、まぶしいほど美しいです。
ビールのラベルを見ているだけで、外国に行っている気分になりますね。
どれもかっこいいです。
苦くないビール、飲んでみたいです。
あと、きれいなお姉さんの民族衣装姿が見たいです。
すごくかわいいのでしょうね。
僕の写真をほめていただき、ありがとうございます。
でも被写体がいいですから
ドイツには時々お城が売りに出ていますが、お一つどうですか?
宮殿もいいですね。ニンフェンブルク宮殿や、ハノーファーにある、
ヘレンハウゼン宮殿もきれいです。
ここはハノーファー公の居住地で、作曲家、ヘンデルが宮廷学士でした。
宮殿も時々売りに出てますよ~~
北ドイツのビールは比較的苦いですが、南ドイツのビールはスッとノドを通ります。
民族衣装を着たお姉さんを見たければ、ミュンヘンのオクトーバーフェストにどうぞ。
この時は、その年最初のビールが飲めますから。
でも僕はまだ行った事がないんですよね
ドイツに35年も住んでいて、ビール好きなのに
来年行こうかな
いつも、コメントありがとうございます
チィも落ち着いて、元気です。
ビールには色々
種類があるのは凄いですね
あんまり飲めないので違いは分かりませんが
日本のは苦いか、苦くないかだし、200円前後と高いですよね、すごく安いですね
ジュースより安いですね、びっくりです
チィちゃんが落ち着いてよかったですね。
これもチィぽっぽさんとりーちゃんのがんばりの賜物だと思います。
日本のビールは高いので、僕は一時帰国するとほとんどチューハイですね。
イタリアやフランスでコーラを飲むと、赤ワインより高いんです
国それぞれですよね。
ドイツでビールが安いのはいいのですが、夜になって、
コンピューターに向かっていると、いつの間にか飲みすぎてしまいます。
半分アル中かな
間違いました、ゴメンなさい