何冊か読むうちはまってきた。
図書館にあるのを観光の古い順に借りて読むことにした。
作者が言っていたが、一回のみで終わらせるつもりが出版社から「人気があるので」と言われ二作目を。
その後、続々出版社から依頼が来て、初めに登場した女性の扱いをどうするか悩んだ。
結局、「寅さん」みたいな感じにしてしまった。十年経っても33歳の「他称探偵」が続いた。
話はいたって単純だが地方の伝承や土地の紹介があって楽しく読める。
当然殺人事件が起きるのだが、ドロドロした描写はないから、そのあたりもいい。