昨夜のNHK。
最近の異常と思える気象について解説。
このまま推移すると今世紀末、平均気温が4度上昇するとのこと。
学者先生の話では控えめに見てということのようだ。
北海道の今年は、先にも書いたが一週間で三つもの台風が上陸。
観測史上初めてとか。
甚大な被害をもたらした。
NHKで「海」というドキュメンタリーを放映していた。
最近まで録画したDVDを持っていたが廃棄してしまった。
海流は長い時間を掛けて北極海から赤道まで深層をめぐり地球の巨大な
エアコンシステムを作り上げているとか。
北極海の氷で冷やされた海水が海底深くを南下し、
赤道付近で上昇。それから海面を北上して北極海で冷やされ下降。
その後南下、上昇、北上を繰り返す。
こうして地球の温度を一定に保っている。
この番組では、もし北極海の氷が解けると下降する海水が減り
システムが停止する、とまで解説していた。
この時の「危惧」が今まさにその時になっているのでは。
昨夜の番組でもアラスカの永久凍土が溶けだし、中に含まれるメタンガスが空気中に放出されていると。
北極海の氷も昔に比べて相当減っている。
永久凍土も、海の氷も一度溶けだすと元に戻ることはないと。
温暖化速度を遅くすることはできても止めるのは至難らしい。
人間が狭い建物の冷房システムをふんだんに使い涼しい顔をしているうちに
地球と言うよって立つ足元を危うくしている。
海面上昇で水没する国もあると聞く。
いつの日か快適に暮らす場所が地球上のごく限られた場所しかなくなるかも。
人口は増加の一途だという。
それにしても昨夜の番組、MCが有働さんではチョット軽くて緊迫感に欠けたな。