小二の男の子が無事発見され海外メディアも報道。
そんな中早速躾についてどこまで許されるか。
そんな論議が始まりつつある。所謂「虐待」との線引き。
昔から親のいうことを聞かないとき「物置」に閉じ込めるなどよく聞いたし
事実あったのだろう。
私事だが、わが家でもそういう「しつけ」をやった。
やったのは母親で私は知らん顔。
早い話、父親の役割を放棄していた。
その子もいまでは二人の子の親として父親の役目を果たしているようだ。
親のいうことが正論かどうかの判断が難しい。
今回の件で報道では他人に向かい石を投げたりしていたというから親として
常識的に判断したと思う。
ただその後の行為がやりすぎたか。
今後関係機関から当時のようすが聞かれるとのこと。
しばらくは親も子も針の筵か。
同日選もなくなり２２日の「公示」で参院選がスタートする。
とは言え通常国会が閉幕したことで事実上の選挙戦は始まっている。
安倍首相は消費税増税を二年半再延期（暦上は三年以上先だが）を決意しそのことを今次参院選で
国民の信を問うと会見で述べた。
増税を先延ばしすることに異論を唱える国民はいないだろう。一部を除いて。
常識的には総選挙を行うときに「国民に信を問う」だが「国語力」にも欠けているようだ。
週一の報道番組。海外メディアの例をひいて再延期の理由がはっきりしない、と。
海外メディアは「アベノミクス」の失敗だと「断言」。
日本のメディアだけが何故か「遠慮」して指摘しない。
ここに日本国民の大きな「不幸」があると思う。
特に三大メディアや経済系メディアは決して深い分析をしない。
どころか、会見の中身を聞いても「こういうことを述べた」に留まり自らの分析と
それに基づいた見解を明らかにしない。
安倍首相にとって消費税増税などの経済的なことはそれほど重要ではない。
祖父の岸信介の言いつけを守りこの国の「軍国主義化」だけ。
現憲法で「認知」されていない自衛隊を「国防軍」として憲法でその存在を明確にすること。
その先駆けとして「安保法制」を実現させた。参院選で憲法改正発議に必要な三分の二の勢力を確保する。
「憲法審査会」云々を言っているが単なるパフォーマンス。
両院で三分の二を確保できれば可及的速やかに「発議」し国民投票にかける。
事実、この参院選で自民党の憲法草案を説明し理解していただくと。
とにかくじいさんがすべての首相だから。
人のいい父親は騙されて総理になれずに若死した。
祖父さんは失敗したと早い段階で悔やんだことだろう。
後を託すのは孫しかいないと。
かくして今の安倍晋三がいる。
